8/13: ンゴロンゴロ保全地域
8月13日、ンゴロンゴロ保全地域に移動する日。
昨日到着したうちの一人が気球に行ったが、その時間には起きられず。
(というか同じテントの人が起きたのには気付いたが、もう見送りが終わったと思い込んでまた寝た^^;)
外が明るくなる6時過ぎくらいまで寝てた気がする。
移動の日なので荷物を全部片付けなきゃいけなくて、朝はちょっとだけ忙しい。
まぁほぼ荷物はバックパックから出さない派なので、寝袋をしまうとかその程度だけど。
準備を済ませてから、朝食に行った。
テントや寝袋などは g adventures のスタッフがあとで片付けてくれる。
荷物だけ撤収して、車に積んで、8時ごろ出発。
今日は違うドライバーさんのほうに乗ってみよう、と、初めてエマのほうに乗った。
そしたら、こっちの車は、まずは空港に荷物のピックアップ。
(ロストバゲージしたメンバーの荷物が届いたらしい)
キャンプサイト近くの野原が、焼き畑みたいに焼かれているのが気になっていた。
教えてくれたのは、草を焼くことで草の高さを低くしないと、草食動物が他のエリアへ移動してしまうということ。
見晴らしが良い場所じゃないと、草食動物は安心して過ごせないのだ。
あとは、ハエとか蛇が増えすぎるのを防ぐために焼くという意味もあるらしい。
そして次は、気球に行った人のピックアップ。
なかなか帰ってこなくて、30分くらい待機してる間に、もう1台の車はサファリ中。
乗る車を間違えたかな・・・と思ってしまったが、どうせ半分のメンバーはこっちなのでしょうがない。
でも、前にお迎えに来たときには見かけなかったやつがいた。
マングース?なんだろう?
あとは地味目な鳥さんを眺めたり。
合流できてから、ようやくサファリ開始!
このときすでに10時!
もう1台の車に会ったとき何を見たか聞いたら、雄ライオンを見たと・・・
なぬ!
でもそんなに近くじゃなかったらしく、ぜひこっちの車でも見たい!と思った。
歩いてるカバを見ることができた^^
いつも水の中で背中しか見えないから全身が見えるのは貴重。
ローラという鳥、なんか可愛い名前だ。
Lilac-breasted Roller。
日本名はライラックニシブッポウソウということになってる。
変な実のなってる木に猿がいた。
この木は、ソーセージツリーというらしい。
猿は水分補給のためにソーセージの部分を食べるらしい。
でも、果実は苦いらしい。
このソーセージ、マサイ族は乾燥させて水筒に使ってたな。
18頭だっけ?
ゾウの大群がいて嬉しい。
昨日気球に行ってた人たちにとっては最初のバッファロー?
ハートビーストだっけ?
角がハート型だからって言ってた気がするな。
ライオンがいて、雄ライオンじゃないのか・・・と思ったら、なんとハンティング真っ最中!
2頭の雌ライオンが、1匹のガゼルを狙っている。
まずは1頭が、ガゼルに気付かれないように動き、ガゼルの向こう側に回りこんだ。
そして、じっとひそんでいるのか、姿が見えなくなった。
緊迫した空気のまま、静かに、しばらく待つ。
もう1頭が動き始める。
この子は調査のために首輪をつけられているらしい。
まだガゼルは気付いていないようだった。
風が少し強くなり、ガゼルが風上。
今ならイケるんじゃないか?と思って待つけど、なかなか動きが見えない。
でも音を立ててはいけないので、しゃべりもせず、静かに待つ。
緊迫した空気が続き、ときどきシャッターを切る音が聞こえるのみ。
すると、最初に向こうに回りこんだやつが飛び出してきた!
でもちょっと距離が遠い・・・・!
残念ながら、ガゼルを捕らえることはできなかった。
幸運なガゼルが逃げ切ったというべきか。
いい感じに距離をつめていた2頭目は、呆然と立ち尽くす。
失敗したライオンは、あーあといった表情であくび。
緊迫した空気で、楽しかった。
そんなこんなでハンティングの様子を、じーっと30分近く眺めていた。
少し移動したら、別のライオンがハンティングを終えたところだった。
確かに12時過ぎとお昼時だったけど、別にお昼にあわせてハンティングはしないか・・・。
そしてまた少し移動したら、前を走るもう1台の車が雄ライオンを発見した!
ドライバーのリチャードがかなり近くまで車を寄せてる!
でもここは近すぎるため、他の車にも譲らないといけないということで、長時間の停車はできず。
写真は急いで撮って、すぐに車を移動させてた。
いやー、もうテンション上がった!
雄ライオンを見たいなーって言ってた日に、こんなに近くで会えるなんて!
ドライバーさんたちも含め、当然みんなテンション高かった^^
あとはまたのんびりしてる雌ライオンとか、今日はライオンDAY。
変な頭の鳥。
Secretary Bird かな。
ランチはソーセージツリーの下で。
野生動物には近づいてはいけないルールということだったので、
おそらく回りに動物がいない場所を選んでいるんだと思う。
そして、ンゴロンゴロ・クレーターの見えるあの場所へ戻る。
最初に見たときよりは、ちょっと身近に感じる。
もう17時近くで、影が長かった。
今度のキャンプサイトは、前よりもさらにテントの数が多い。
そしてなんと、ホットシャワーがあるとのこと!!
トイレも前よりもキレイで、近い。
遅くなると、もしお湯が出なくなったときに寒いからということで、急いでシャワーに行く。
でも、3つあるシャワーは空きが1つしかなく、
準備が早かったメンバーが、(ロストバゲージで)タオルがないからと2人で1つのシャワールームを使用するという。
同じテントの人にそういう状況だったことを説明して、もう一度見に行ったらちょうど空いた!
1人、別のグループの人が並んでいたが、なぜか入らない。
入らないの?って聞いたら、そこは水しか出なかったから・・・とのこと。
一緒に行ったメンバーと蛇口が逆なんじゃない?という話を(日本語で)して、確認したら青いほうからお湯が出た。
ラッキーということで、そのまま二人で使わせてもらった^^
サファリ中にたくさん砂を浴びてたから、シャンプーは泡立たない。
キャンプ中にシャワーを浴びられるなんて思ってなかったから、
持ってたシャンプーは少なくて、なくなっちゃうんじゃないかって心配だった。
スッキリ爽快になって、夕食。
寒いので、ダウンジャケットを着込む。
今度の食事会場はたくさんのグループが使っていて、人がびっしり。
他のグループの食事なんかも見えて楽しい。
どのグループもコックさんが工夫を凝らしているようだ。
パンプキンスープは大人気。
私も大好きなので、おかわりしちゃった^^
今日は場所がいっぱいあるので、うちら専用のキャンプファイアーを作ってくれた。
やっと、キリマンジャロ・ビールの出番だ。
少し雨が降って、レインウェアを着込んだ。
もうこれ以上重ねて着るものはないんだけど、ホント寒い。
少ししたら雨はやんでくれて、エマがキツイお酒をくれたり、いろいろお話したり、楽しかった。
寒かったので、あんまり長くはいられなかったけど、
うちらが寝たあとはスタッフさんたちが楽しんでいたみたい。
せっかく持ってきたので、今度は自分の寝袋で寝てみた。
裸足で入ったら、ちょっと寒かった。
もしかしたら寒くて途中で着るかも・・・と、ダウンジャケットを傍らに置いて寝た。
流しそうめん
1社目のときからお世話になってる方主催の、恒例の流しそうめんパーティー。
先週旅行から帰ってきたら既にボランティアの募集をしていたようで、
少々出遅れたけど、今年もテーブル準備とゴミ担当。
16時を過ぎて、どんどん知らない方々がやってくる。
年を経るにつれて、I社じゃない違う会社の方の割合が増えてきた気がするが、
もう自分も違う会社にいるのだから、どこに勤めていたって関係ない^^
今日はゲリラ豪雨が来ないか心配だった。
真上にしばらく真っ黒い雲があったが、実際に雨が降ったのはほんの一瞬だけで済んだ。
先週からの風邪は治っていたが、まだお腹を壊してるので油モノ(焼き肉)は食べられず、
でも、その分そうめんをいただいたし、フルーツやマシュマロサンドなども美味しかった。
あとは同期くんが入れてきてくれたコーヒーと、ハーゲンダッツにエスプレッソをかけたやつも美味しかった。
同期くんたちと話したり、私がいた頃近くにいた方たちと話したり、
名前は知ってるけど話したことのなかった方と話したり、
こういうときじゃないと会えない方々が多いので、なかなか楽しかった。
機会があれば、また今度もぜひ参加させていただきたい^^
ありがとうございました。
ムーンライズ・キングダム
昔々のとある島、そこにボーイスカウトがキャンプに来ていた。
しかし、一人の少年が脱退を宣言して脱走。
彼は文通をしていたガールフレンドと駆け落ちをしたのだった。
少年少女向けの冒険小説のような、ふわりとした雰囲気。
頭は良いけど変わった男の子と、親から問題児扱いされてる女の子。
脱走したところから始まり、逃避行中に彼らに何があったのかが明かされていく。
でも、そこまで共感できなかったのは、私が大人になってしまったからだろうか・・・^^;
少年少女と言われる年頃に、ちょっと背伸びしつつも先を考えずに進めるのって、羨ましくもある。
私は全く背伸びもせずに先を考えてばかりだった気がするからな・・・。