最初の人間
フランス在住の小説家コルムリは、アルジェリアで生まれ育った。
貧しいが頭の良いコルムリは、少年時代も先生に助けられて中学に進むことができた。
大人になってアルジェリアに戻ったが、フランス対アルジェリアの構図があり、コルムリは微妙な立場だった。
コルムリが少年時代を回想するというお話。
アルベール・カミュの自伝的小説(未完の遺作)ということで、コルムリがカミュ。
祖母の厳しいしつけに怯えつつ、優しい母に見守られて生きてきたコルムリ。
幼い頃に戦争で亡くした父のことは、伝え聞くばかりで覚えていない。
アフリカ北部(モロッコ・アルジェリア・チュニジア)っていろいろ混じりあっていて難しい。
元々の現地民がいたところにアラブ人がやってきて、さらにフランスがやってきた地。
全てが敵というわけでもなく、経済の発展に寄与した力もある。
アルジェリアとフランスが仲良く平和に・・・と願うコルムリだが、
イスラムの同級生からは敵対視されてしまう。
どうでもいいことなんだけど、大人のコルムリが舘ひろしに見えてしょうがない^^;
天園ハイキング
来週のトレッキングに新しいシューズで行けるかどうか、試し履き。
慣れてて短いコースということで、鎌倉の天園ハイキングコース。
曇ってて寒くて、薄手のダウンを着ていく。
けど、建長寺の奥の階段でもう汗だくで、長袖Tシャツ1枚に。
写真を撮るために何度か立ち止まっただけで、早めのペース。
少し右足の親指の付け根が当たるなーという程度で、これは大丈夫かな?と。
でも時々、あれ?痺れてる?と思うときもあった。
それよりは爪先側で靴底が大きくカーブしてるほうが慣れてなくて気になった。
若々しい緑色が気持ちいい。
1時間15分で瑞泉寺に到着。
建長寺から瑞泉寺まで2時間半と案内が出てるので半分のタイム。
休憩しなかったし、おしゃべりもないのでこんなもんか。
ここからは普通の舗装された道路なので、シューズを少し緩めてみた。
そしたら急激に親指の付け根が痛みだした。
痛みにやっと気付いたのかもしれない。
鶴岡八幡宮についたときには、痛くて痛くて座りたくて。
でも、13時から流鏑馬神事ということで歩行規制。
お参りだけして、撤収。
ゆっくりしか歩けないので、小町通りをゆっくり眺めながら歩き、おしまい。
山道を歩いてる間は平気だったと思うんだけど、気のせいか。
電車で確認したら、親指の付け根が靴の上部に当たってるみたい。
確か調整してくれるって言ってたので、今度また好日山荘に持ってこう。
来週は前のシューズにしよう。
そして普通のスニーカーも持ってこう。
平塚
妹と甥っ子が実家に行くということで、
やっともらった今の会社の名刺を親に渡そうと、実家。
こんなに寒くなるとは予想外。
最初は無言だった甥っ子も、しばらくしたらいつものヤンチャに。
ブロックで一緒に遊んでくれてよかった。
どうやら私は親の立場じゃなくて、一緒に遊ぶ人と認識されてるな。
iPad のパスワードを解除し、Youtube を開いて、お気に入りの動画を見せてくれた。
4歳でここまでやるのか・・・現代っ子、恐るべし。
それにしても、寒い。
ボルダリング
土曜が雨で日曜が曇りだと思ってたのに、今日が晴れで明日が雨?
なんかいろいろ予定が狂っていく気がする・・・
今日明日の予定を入れ替えるべきだったけど、もう遅いか。
で、せっかく晴れてたので自転車で品川ロッキー。
けっこう空いててよかったけど、改めて来てみて、やっぱり飽きた。
緩い斜度の赤まではできるんだよなー。
その上のレベルが緩い壁にあればいいのに、ないんだよなー。
傾斜がある壁は上級者が溜まっててやりづらいんだよなー。
というわけで、次回は別のジムに行く。
しばらく洗ってなかったので、シューズを洗ってしまった。
いつ乾くことやら。
スマイル、アゲイン
元サッカー選手のジョージは、離婚して久しぶりに息子ルイスと会い、交流を深めようとする。
元妻ステイシーの頼みでルイスの通う少年サッカーチームのコーチをしたら、奥様方に猛烈な色仕掛けをくらう。
しかしステイシーのことを諦めきれず、彼女の再婚を考え直してもらおうと動き出す。
奥様たちの肉食っぷりに呆れつつ、元有名人って大変だなーと思う。
ジョージ、かっこいいしね。
別の女性と遊ぶでもなく、過去を引きずって生きているのが切ない。
ステイシーのほうも、この人しかいないと思った人なのに決意して別れて、
忘れるために別の人生へ進もうとしていたところ、忘れられない人が現れる。
そりゃそっちを選ぶよなーと思いつつ、タイミング次第でもある。
ルイス君が何でも母親に話しちゃう素直で正直な子で、かわいらしい。
いい家族だと思う。
再婚相手のマットからしてみれば、悲しいことこの上なしだけど。
ジョージのことを忘れさせることができなかっただけで、彼は何も悪くないからね。
寒い
長袖のTシャツを買おうと思って探しても、すでに夏服だらけ。
アウターでどうにかするしかないなと思ったところで、この寒さ。
今日は半袖+長袖+長袖でも寒かった。
早く暖かくならないかなー。
代謝
花粉、やっぱり来てる。
でも春になったということで、それはそれでよし。
気温も上がって、朝の通勤時には汗をかく。
電車の中ってなんであんなにモワッとしてるのかね。
すぐ汗をかくし、代謝は悪くなさそうなのに、なんで太るんだろう。
今週末もしっかり運動するぞ。
と思ったそばから、天気はイマイチなんだけどね。
図で考えるとすべてまとまる
著: 村井瑞枝
タイトルや表紙で期待をしすぎたかもしれない。
大事なことは何も書いてなかった。
最初に図で考えるとわかりやすい例としていくつかお題が挙げられているのだが、論理的じゃなく。
お題の中に 1時間という制約が書いてないと 5分という解は出ないのに、
そんなのが当たり前のように書いてあったりして、戻って読み直したが記述不足。
電話番号や名前は覚えにくいでしょ?だから図だとわかりやすいんだ!と書いておいて、
電話番号を図ってどうやるの?と思って読んでたら、全くそのつながりが書いてなかったり。
著者本人はわかってるつもりなんだろうけど、論理的飛躍が多い。
そして、後半はマトリックス図など、図の形式の説明がずらーっとあって基本に戻る。
初めてプレゼン資料を作るなら読んでタメになるかもしれないけど、それ以上の情報はなかった。
花粉おわり
土曜の夜の分から無かったので、薬を飲んでない。
日曜日はけっこう目が痒くてボーっとしていたけど、今日はもう大丈夫。
アレグラ、2週間分を2回買ったから、まるまる1ヶ月も飲み続けたんだな。
よし、今季の花粉症はこれで終わり!
偽りなき者
勤めていた小学校が廃校になり、幼稚園の先生となったルーカス。
物静かで優しい彼は、子ども達にも大人気だった。
しかしそれが仇となり、親友の娘に悪い作り話をされて、冤罪で変質者と決め付けられてしまう。
怖かった。
どこに行っても知り合いというような小さい町での出来事。
幼稚園児の作り話をみんなが信じ、大の大人の言うことを誰も信じない。
勝手に決め付けられ、バイ菌扱いどころか殺されかけてしまう。
ルーカスが強く主張しないので、信じてしまったという点もあると思う。
釈放されたなら無罪が認められたと声を大にすればいいのに、コソコソする。
それがますます犯罪者扱いされる要因になったと思うけど・・・。
幼稚園の園長が女性だったというのも、歪んだ性愛への嫌悪を増長させたかもしれない。
この人が何も調べずに決め付けたせいでこんなことになったわけで、こいつリーダーの素質なし!
で、それが町中に広まり、町中が敵になってしまう怖さ。
クララのほうも、嘘をついたのは最初の一回だけなのに、誘導尋問をされて頷いてしまう。
自分でも訳の分からないことになってしまったと不安がる。
周りの大人はクララの言うことにも聞く耳を持たず、ルーカスを殴っていく。
もう訳が分からない。
証人がいないということが、こんなに難しい状況になってしまうのか。
1年後になる前にどうやって町の人たちが変わっていったのかを見たかった。
そこがないから、逆に町の人々の変わりようが怖い。