2010.05.22

ラースと、その彼女

彼女がいなくて、人ともあまり関わらない青年ラース。
ある日会社の同僚からリアルドールの存在を教えられて購入。
なぜかリアルドールを彼女と思い込み、デートを重ねる。
 
リアルドール、本当は性的な玩具なわけだけど、
それをそう扱わないところが、ますます妙。

妄想の世界に入り込んでしまったラースを、
町の人々が優しく受け入れる。

もちろん、キモイ。

だがそれを精神的な病気だと認めて、
彼が治るまで、付き合ってあげようというのが優しい。

なんで妄想の世界に入っていってしまったのか、
その辺は結局のところ、よくわからない。

ただ、見守るということを描いた映画である。
 


2010.05.22, 20:13 / ☆☆☆
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2010.05.21

5/4: 砂丘と星空

キャンプサイトに到着。

さてトイレでも行くか・・・と思ったら、
すでに近くのデューンに登ってるメンバーがいた!

簡易トイレは、個室ほどに仕切ってあるだけで、
地面はそのまま砂地なので、臭い。

要は隠れられる場所まで待てない人向けかな。
結局ここは最初の1回しか使わなかったな。

んで、遅れまいとデューンを登る。
たぶんだけど、「デューン」は「砂丘」のことね。

砂が崩れるので登りにくい。

思ったよりも砂である。

硬い地面に砂が積もっているのではなくて、
きっと全てが砂なのである。

足を踏み込むと、砂が崩れて沈む。

となると・・・

沈む前に足を前に出す!

なんて漫画みたいな発想しか出てこない^^;

息を切らしててっぺんにたどり着いたら、
思い描いていた通りの砂漠が広がっていた!

そのまま、夕陽が沈むまで、みんなで並んで佇んでいた。

夕食はモロカンサラダとタジン。


 
そこからはダラダラとまったりタイム。

モハやドライバーさんたちはアフリカンドラムで大騒ぎ。

私は占い待ちをしながら、
寝っころがって満天の星空を眺め、流れ星を探した。

地平線の近くまで星が見え、
流れ星もたくさん見えた。

たぶん10回くらい見えたのだけど、
とうとう願い事を唱えることはできなかった。

きっと、ずーっと心に願い続けながら、
あの星空を見あげていれば、流れたかもしれない。

何を考えていたのか思い出せない。

楽しそうな歌声を聞きながらも、
ほとんど無心だったのかもしれない。
 
 
途中で少しだけ唄い踊る集団に呼ばれた。
少しだけ行ったけど、途中からじゃノリがわからず。

ちょっと疲れていたし、ゆっくりしたかったので、
やっぱり流れ星を探しつづけた。

幸せな時間だった。
 
 
占いを少しやってもらって、
残ってるメンバーでおしゃべり。

そしてサンライズを見るため、2時頃に就寝。

風が気持ち良かったので、
毛布を持ち出して、外で寝た。

戻ってきたメンバーも、どうやらみんな外で寝たらしい。

サンライズは6時半ごろだと言っていた。

だから、5時に起きようということになった。
 


2010.05.21, 23:51 / 2010.04-2010.05: モロッコ
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2010.05.21

眠気

3時前に待ち疲れて寝て、6時にパッと起きた。
そしたら、その少し前に待ってたものが来てたので、
そこから1,2時間ほど続きをしたのだった。

モロッコから帰ってきてから、すぐ平日だったし、
なんだか忙しくて帰る時間が遅くなってた。

そのくせ、昼間は眠いのに、
夜になるにつれて元気になってた。

だから、ここんとこムリヤリ寝るようにしてた。

でも、昨晩と今朝と遊んでたので、
今日はとっても眠かった。

ようやく、ちゃんと眠くなってから眠れる気がする。
 


2010.05.21, 22:58 / 日々所感
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2010.05.21

5/4: 砂漠

ラクダから降りると、そこは来たところとは違う場所。
とうとう、砂漠キャンプに向けて出発なのだ!
 
4WDに分乗し、いざサハラ砂漠!

パジェロが1台と、ランドローバーが2台。
これで砂漠を突き進む!

デモクラシーと言ってモハが用意してくれたクジを引き、
わたしはランドローバーのほうになった。

乗ってみて、なんでそうしたのか、わかった。
ランドローバー、イスが外れていたりして大変だった。

天井に手をつき、横の手すりにつかまり、
なんとか体勢を保つ感じ(笑)

でもそれも、デコボコ道をあえて進んで、
その揺れを楽しんじゃおう!というアトラクション♪

車酔いなんて言ってる暇もないほど、揺れまくり。

揺れるっつーか、跳ねまくり。

楽しかった~!

途中で他の2台と出会ったり、別れたりしたけど、
パジェロのほうは揺れも少なく快適そうだった。

そのまま1,2時間進み、
途中、井戸のところで少し休憩。

井戸といえば、『アラビアのロレンス』では
殺し合いになるほど大事なもの。

きっと現代ではそんなことないんだろうけど、
見た目は映画と一緒だったぞ・・・・


 
そこからまた砂漠をひた走る。

最初は岩や草や、いろいろあったけど、
あたり一面が砂になったりすると、
ここで迷ったら確実に死ぬ・・・というところだった。

よくこんなところ運転できるな。

モハ曰く、砂漠ガイドの資格も持ってるらしい。
こんなところでも目印があるんだろうな。

そして、キャンプ地に到着。


 
(まだ続く)


2010.05.21, 00:53 / 2010.04-2010.05: モロッコ
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2010.05.21

ベルベル語

無口なせいか、上達しないから、
語学は得意ではない。

でも、興味はある。

大学のとき、アラビア語を履修したこともあった。
1週間に1コマだったし、その後使うこともなかったので、
きれいさっぱり忘れたけど。

モロッコに行ってきて、ベルベルに興味を持った。
文字がアルファベットに対応しかけてて、
見た目もかわいらしかった。

モハが教えてくれた挨拶は、
こうだったと記憶しているのだけど、正しいのだろうか。。

– How are you? マンザギン?
– Fine. ラバス
– And you? イキエ ラバス?
– Fine. ラバス

自信ないけど、ちょっと勉強してみよう。

というわけで、買っちゃった。

ベルベル人とベルベル語文法―民族・文化・言語 知られざるベルベル人の全貌


2010.05.20

5/4: ラクダ

サハラ砂漠に向かう日。
とうとう旅の折り返し地点である。

終盤みたいな盛り上がりだよね(笑)
なんて言ってたけど、
本当に後半に入ってしまうと、徐々に切なくなる。

高級ホテルとはここでお別れ。

さてここから、1泊2日の砂漠キャンプに向かう。
このツアーの目玉と言ってもいいだろう。

と、その前に。

タムグルートの図書館に寄る。

開館時間まで、その近くの建物(何だっけ?)を見学。
白いところはラクダの骨だったりする装飾。

図書館では、写真は撮れないのだけど、
いろんな文字で手書きの本が納められていた。

この辺は陶器も有名とのこと。

スパイス入れのミニタジン、
なかなか可愛かったんで欲しかったけど、
冷静に考えて、うちにそれを置くスペースがないので諦めた。。


 
それからまたバンに乗り込み、砂漠へ。

途中で急ブレーキ!

イグアナ君が道路に出てたらしく、
轢いちゃってないか、ちゃんと確認しに降りてた。
さすがだ。

途中でお店に寄って、ピクニックランチ。
レストランとどっちにする?って選べたけど、
前のオアシスのときのランチ用に買ったパンが余ってたからね。


 
食事をしている横には、もうラクダがスタンバイ。
食べながらも、気になってしょうがない(笑)

みんなで昨日買ったターバンを巻いて、
こっちもスタンバイ。

大荷物はバンに預けて、モハメドが運んでってくれて、
ラクダに乗って砂漠を散歩。

4人ずつ、3列になって歩く。
先頭で人が引いているので、ゆっくり歌いながら。


 
映画『アラビアのロレンス』で見たように、
ラクダの上であぐらをかくように座りたかった。

やってみたけど、落ちたらシャレにならんから、
少しやってみては元に戻って・・・ってしてた。

ふと見たら、モハは余裕の横座り。
やってみたいなーと思ったけど、諦めた。

最初は岩砂漠っぽかったけど、
やっと周りが砂の風景になったところで休憩。

そして引き返す。

(↑怪獣のようなスゴイ声で鳴く)

後半はだいぶ慣れたと思ったけど、
モンゴルの乗馬のような一体感までいかないし、
もうちょっとラクダさんと仲良くなりたかったな~と物足りない。

1時間半くらい乗ってたらしいので、
だいぶ長いような気もするけど、もっと乗りたかった。

いろいろ座りなおしてたけど、
やっぱりお尻は痛かった。

ラクダさん、おつかれっす。
 
(後半へ続く)


2010.05.20, 00:22 / 2010.04-2010.05: モロッコ
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2010.05.20

セキュリティ

仕事の種類が増えたというか、
今まで+α的にやってたものの重みが増し、
それ相応に時間を取られるようになっている。

研究対象として見るのと、
運用目線で見るのと、全然違うなと思う。

何がって、責任感・・・。

新しい技術に手を出すってのは、
それ相応に危険なことでもある。

だから研究レベルのものが
製品になっていくのは難しいんだな。
 
だって、普通の製品を使ってたって、
全然安心できないもん。。
 


2010.05.20, 00:05 / 仕事とか
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2010.05.19

5/3: オアシスへ

どんなに騒いだ翌日も、朝は爽快。

すっごい良い天気だったから、
少し離れて見たアイト・ベン・ハッドゥは、キレイ。

ここも楽しみにしていたポイントだったから、
晴れてくれて、全景をキレイに見れて、嬉しかった。

そんな感じで、写真タイムがあったり、
モリウッドを通過したり。
# 映画が盛んなのでハリウッドならぬモリウッド(笑)

小さいけどキレイな街で、
スーパーでパンを買って、チキンの丸焼きを3つも買って、
モハはメロンを買ってくれたりして・・・

オアシスでピクニック!

小さな日陰にみんなで入って、
チキンがメッチャ美味しかったので貪るように食べた。
食器がないので手づかみ(笑)

手づかみだったから、写真ないっす。
 
移動の途中で、ハートの形の台地があったりして、
恋愛に効くよ!みたいな感じで言われたので、
みんな必死に写真を撮る。

残念ながら窓から一番遠い席に座ってたので、
ちゃんと撮れなかった~。。

そして次は、ターバン屋さん。

明日は砂漠!ということでテンション上がってたのか、
そりゃーもう買うでしょ!みたいな雰囲気(笑)

私はあんまり買い物が好きではないが、
砂漠と言ったらコレかな、と結構早い段階で買う気。

みんなが何枚も試着する中、
私は即決だったので、そのあと長い間ボーっとしてた。

きっとこの旅で、最長の買い物時間だったんじゃないかな?
みんな買い物が好きなんだな、と知った。

100DHのところを、メンバーが90DHに交渉してくれた。
だいたい1000円くらいかな。
 
買い物で疲れたのか、そこからの移動でまた寝て、
写真タイムで起こされてみたら、
暑さでグッタリとしてた。

これから先この暑さが続くとなるとヤバい・・・と心配した。

でも、暑かったのはあそこだけだったのか、
街に着いたらそれほどでもなく。

着いたのは、ザコラの街。

砂漠の入り口だ。

なんか予約がうまくいってなかったらしく、
予定してたホテルに入れず、
高級ホテルにチェンジ!

大丈夫か?と心配するほどに、セレブな感じ。
こんな服で大丈夫か?と思った。

でもホテルに長居することなく、
早速、ローカルガイドと一緒にオアシス散策。

オアシスと言っても、
ピクニックをした場所とは全然違って、
ちゃんとした街だった。

用水路が敷いてあって、電気も通っていて、
人も住んでいて、設備は整っていた。

オアシスと言えど、いろいろあるんだな。

その後、銀アクセサリーを作ってる工房に行って、
もう予想はしていたけど、
やっぱりお買い物を楽しむ皆さんなのであった。

夕食は小さいゲストハウスみたいなところ。
モロカンサラダとタジンという定番料理をいただく。

料理が出てくるのが遅かったので、
食べ終わった頃には、24時を回っていたんじゃないかな。

帰るのが遅かろうと、夜は飲み。
でも、バーのあるホテルだから、部屋飲みしかできない。

で、男性陣の部屋(といっても1つしかないが)を
飲み部屋に使わせてくれた。

お酒もバスタブで冷やしておいてくれたし、
毎日毎日・・・ありがとう。

そして、確かこの日かな、
なぜか、仮装して遊んだ(笑)

なぜか、仮装セットを10個も持ってきたメンバーがいて、
いろんなものを着て写真を撮って・・・

自分では写真を撮ってないので、
載せられないけどね。。

小瓶のビールをたくさん買い込んでいたので、
重いものは早めに・・・ということで、飲みまくった。

栓抜きがなかったので、
私がテーブルの端っこを使って開けたら、
思いのほか上手くいったので、この日はずっと栓抜き係。

これからだいぶ後のことだが、
モハがライターを使って、さらっと開けてるのを見て、
かなり悔しかった・・・^^;
 


2010.05.19

敬語

今の会社では、
仕事のときは「さん」づけ敬語・・・ってのが無い。
あだ名とかタメ口とかメチャクチャ。

だけど私は、あの文化は良いと思ってるので、
前職同様、「さん」づけ敬語。
たとえ相手のほうが年下でも入社が遅くても。

今まで敬語だった人が、
突然、間違えたようにタメ口になると、
なんだか勝った気がする(=^・^=)v

そんなことを楽しんでたりもする。
 


2010.05.19, 00:24 / 日々所感
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2010.05.18

5/2: アイト・ベン・ハッドゥ

朝食はクレープみたいなのと、いろんなジャム。
こういうのが多かったけど、けっこう好きな感じ。

突然モハが、みんなに花をプレゼントしてくれて、
やることが違うなぁ~と(笑)
ちゃんと男性陣にもあげるところがGOOD


 
来た時と違う道を通って、戻る。

山に張り付いたような村は、遠くから見ても味があり、
そしてやっぱり川や花が爽やかだった。

世界遺産のアイト・ベン・ハッドゥへ向けて、
山道をくねくねと、車で5時間移動。

途中で酔って気持ち悪くなり、寝る。

レストランでのランチで少し復活。
ここのストロベリーシェイクは、なぜか後味が柿の種だった(笑)

酔うのでまた車では寝ていたが、
途中の休憩では歌って踊って、楽しい気持ちになれた。

次に起きたら、砂漠に近い風景に変わっていた。

宿に到着し、アイト・ベン・ハッドゥを見学。
モハが突然民族衣装にチェンジして、
さらにカッコよくなってた(笑)

今はもう住んでる人は、ほとんどいない。
逆に、時が止まったようなこの街に、
まだ住んでる人がいることに驚くべきか。

そこのおうちでミントティーをいただく。

曇ってたから、
景色はあんまりキレイに見えなかったかな。

てっぺんでコソコソと、イクのお誕生会のために、
Happy birthday to you をローカルの言葉で覚える。
字と音がうまく合わず、難しかった^^;

みんなゆっくりしてて降りてこなかったので、
モハのリクエストで「行くよ!」という日本語を教えた。

このときは手にカンペを書いていたが、
その後、完璧にマスターしていたな。

帰る途中で見えたらいいなって思ってたけど、
夕焼けのタイミングは逃した。

もうすっかり暗くなっちゃってたけど、
夕食の前に時間があったので、屋上でビール!

夕食は、個室みたいなところで、雰囲気あり。

なかなか美味しかった!

すっかり眠そうなイクが寝ちゃう前に(?)
サプライズで、イクの誕生会!

ケーキは、誕生日を知ってたメンバーが、
モハに頼んで用意してもらってたんだって。

GOOD JOB!!

そのあとは、
アラビアンドラムと歌とダンスで大騒ぎ。

宿の従業員さんたちも、
みんな一緒になって騒いでた(笑)

さんざん騒いだあと、
もう24時で他のお客さんに迷惑だから静かに・・・ってことで、
ドラムと歌はなくなったが、
今さらかぃ!って誰もが思ったことだろう(笑)

仮装グッズを持ってきたメンバーがいたり、
なんつーか、濃いよね。