5/5: 砂漠から街へ
楽しかった砂漠とはお別れ。
今度はジャンケンをして、パジェロになった。
予想どおり全然揺れなかったので、眠くなった。
モハも乗ってたけど、聞いてたとおりドライバーさんと
そんなに仲良くないようで(?)、静かだった。
途中からパジェロの上に行っちゃって、
ビデオを回していたっぽい。
っつーか、車の上に人が乗ったまま運転を続けるって・・・。
途中、砂漠の中のカフェに寄る。
ホントに周りに何にもないところにポツンと。
みんなやたらとぐったりしていた気がする。
コーラとか飲んで、少し元気になった。
トータル3時間くらいして、出発とは別の地点に到着。
モハメドと再会し元のバンで移動。
途中のレストランでランチだったが、
みんなここでもグッタリしていた。
私はお腹を壊したようで、違う意味でグッタリしていた^^;
旅の前からお腹の調子は悪かったので、再発かぃ・・・と残念。
食べ物は美味しいのだよ。
途中でサフランで有名な処に寄って、
サフランティーをいただいたり。
そしてまたロングドライブでタルーダントに向かう。
途中、車窓からはアルガンツリーが見えた。
アルガンの実の油分から、美容オイルや調味料ができる。
その実が美味しくて、ヤギが木に登って食べるという。
だからその光景を探したけど、
このときは1ヶ所で見かけただけだった。
タルーダントの街は小さいけどキレイ。
ディナーまで1時間ほど休憩時間があったので、
さっとシャワーを浴びて、さっぱりした!
もう暗くなってきた街を歩き、レストランに向かう。
モハとおしゃべりしてて、もう旅が後半なんだなって切なくなった。
広場の横っちょのレストラン。
ビールやワインは紙でくるまれて見えないようにしてあった。
公の場所で飲むのはやっぱりダメなのかもしれない。
ビールに合う食事を選んだので、
なかなかハッピーなディナーだった^^
夕食後、高級ホテルのバーに行ってみる。
もうだいぶ遅い時間だったので、閉店間際。
何を頼もうにも無いと言われ、
結局ビールしか注文できなかったけど、食後の散歩は良い感じ。
それでもホテルに帰ってから、
またビール飲んだんだよね、たしか。
プチモロッコ会
オフィスで集まるよ!って聞いたので、
急遽、写真をDVDに焼いて、行ってきた。
スタッフのイクと、
他にも3人のメンバーと会えた。
写真を見たり見せたりしながら、
あそこであれしたよね~みたいに懐かしむ。
自分の写真を見ていても既に相当懐かしいが、
他の人の写真を見ると、さらに懐かしい。
大きなハイライトが用意された旅ではなかったかもしれないが、
いつも何か楽しいことがあって、笑ってた。
夕方から、そのまま3人で飲みに行く。
メンバーの話をしたり、モハの話をしたり、
人それぞれ見ているものが違うので、おもしろい。
楽しいことは、まだこれからも、ある。
まだまだ続け、モロッコ熱!
最後の初恋
友人に頼まれ、海辺のホテルを数日間だけ預かるエイドリアン。
そこにやってきたのは孤独な医師ポール。
閑散期なため、客は彼一人。
お互いに悩みを抱えているからこそ、
非日常的な場面で心が激しく動いたのかもしれない。
そんな旅先での恋愛である。
若者の恋愛とは違って、なんだかゆっくりしている。
その中で育まれているものは真剣。
だが、旅先での恋愛には別れがある。
本来であれば、また会える。
会おうと本気で思っていれば、会えるはずである。
それだけを楽しみにして、
自分の人生を充実したものにしてきたのに・・・
切ない。