2024.09.16
涸沢1日目:雨
渋谷からのバスは、登山の格好をしていない人がほとんどで驚いた。
早朝に到着して日帰りなのかホテル泊なのか。
日本語でない方も多かった。
渋谷と同じくらいの人数が二子玉川から乗ってきた。
私の隣は空席のままだった。
ラッキー。
ちょっと心配したけど、消灯後は静かになってくれた。
ジャケットを被って光を遮り、ひたすら寝るように努力した。
全く眠れていない気がするけど、動いてないし目も休めていたので、少しは回復しただろう。
定刻通りに上高地バスターミナルに到着。
雨が降った直後なのか、地面が濡れていた。
朝食をとったり、準備をした。
バスに長時間乗ったわりに、膝は普通だった。
バスの中でも伸ばせていたからだろう。
どんよりとした天気だったので、すぐに雨が降ると予想して、レインジャケットを着てスタート。
崖崩れかなんかがあったようで、明神までの道は片方が閉鎖され、強制的に岳沢湿原を通る。
どんよりした天気なので、湿原が幻想的で良かった。
膝の調子を常に気にしながら歩いた。
違和感はずっとあり、明神でもうストレッチした。
この違和感が爆発するかしないか、怖かった。
雨はしばらく降らなさそうだったので、明神でレインジャケットを脱いだ。
汗だくにはなっていなかったのは、涼しいからかな。
湿度はおそらくけっこう高かったのではないかと思う。
膝は、徳沢でも同じくらいの違和感。
横尾でも同じくらい。
なので、予定通り涸沢まで行くことにした。
パラパラと雨が降ったり止んだりするようになったので、ザックにレインカバーをして、レインジャケットをすぐ出せるようにした。
膝に衝撃を与えないように気をつけてはいたが、それも慣れてきて、それよりもすれ違う人の多さに辟易した。
大げさでなく数百人はすれ違っただろう。
後半は挨拶もめんどくさくて、キャンパーっぽい人にはしてなかった。
3連休とはいえ、1泊2日で帰る人が多かったのかな。
本谷橋を越えて、あとはずっとそれなりの斜度の道。
ここは不思議と膝の違和感も感じず、ゆっくりだけどペースを崩さず歩けた。
ただ感覚が麻痺してただけかもしれないけど。
11時ごろ、涸沢まであと1時間くらいという時に、雨が降ってきた。
本格的に降りそうだったので、レインジャケットを来た。
ジッパーは開けてたけど、髪はびっしょり。
涸沢ヒュッテに到着。
でも雨がしっかり降ってたので、すぐにテントを張る気になれず、おでんとコーラで休憩。
屋根のある席は埋まってたので立食い。
一応受付にテントの受付どこですかーって聞いてみて、前と同じくテント場にあるようだった。
前の人が天気を聞いていて、この先しばらく雨って言われてたので、雨の中でテントを張った。
一昨年やってもらった撥水加工がすごく効いてて気持ちよかった。
吸水タオルを持ってきてたので、テントに入っちゃった水滴を簡単に拭けて、これまた気持ちよかった。
今回の一番役に立った物だな。
髪を拭いて復活を願い、お菓子を食べたり、ボケーっとしたり、体を拭いたり、水滴を拭いたり。
雨音が弱まったタイミングで外に出て、涸沢ヒュッテと涸沢小屋で山小屋Wifiを試してみたけど、接続のためのアクセスポイントがそもそも出てなくてダメだった。
ち、使えないのかよ。
(後で確認したらそもそも対象外の小屋だった…濡れ衣ゴメン)
電波が繋がった時に、家族に到着してるってメッセージは入れたので、まぁ良し。
雨、なかなか止まないなぁ。
明日テントが重いのはイヤなので、夜でもいいから止んで欲しいな。
16時半ごろ、夕食。
完全メシカレーに、鶏ささみパックとじゃがりこを少し入れた。
デザートはフルーツ缶詰のパウチ版。
荷物を軽くするため、持ってきたものはたくさん食べるようにしてて、順調に減ってる。
さて、まだ寝るには早いが、どうしよう。
ネットもないしな。