2021.11.21

妙義山

4時過ぎに目が覚めて、アラームを消した。
5時前くらいから準備を始めて、荷物をまとめて、5時半に朝食。
同じ時間だったのは、大グループのほうだった。

朝食も美味しくて、しっかり食べた。
本当に良い旅館だったな。
チェックアウトでは、市が出している券を使って、安くなるようにしてくれた。
あと、ここまで行って危険だと思ったら引き返してくださいという注意もしてくれた。

日が登ってすぐのはずだったけど、ちょいちょい人はいた。
やっぱり車で来る人が多いんだな。

登山口でもうヘルメットはつけていたが、最初はストック使えるかなって出してた。
でも、最初っから急登で、邪魔になりそうだったので、
ソフトシェルを脱ぐタイミングで、ストックもしまった。

ストックがなくなって、足への負担が大きくなった。
一眼レフは諦めるのが正解だったかなって、ちょっと考えた。

木や岩にルートが書いてあって、迷うことはない。
岩にある鎖も、使わなくてもいけるところもある。
この先どうなんだろうなって思いながら、まずは急登に耐える。

ちょっと広くなって、大の字への分岐。
荷物をデポしてる人がいたけど、めんどくさいのでそのまま行く。
前の人は荷物もない割に、登り方が危なっかしくて、こういう人が事故るんだろうかと。。

大の字を出たところで、イタチっぽい動物が道で死んでて、不思議。。
隠れて死なないんだ・・・というのと、もしかしてエキノコックス?とか思ってしまった。

この先の辻という文字が書いてあるところから先は、岩と鎖が多数。
楽しくなってくる。

奥の院のところとか、長い鎖ではちょっと渋滞してた。
そんなに難しくないはずなんだけど、今日最初の鎖場だから、ちょっと緊張。
基本的には岩は滑りにくい素材で、掴むところもホールドみたいに出っ張ってて親切。

ビビリ岩とか背ビレ岩とか大のぞきとか、鎖場は楽しかったな。
ちゃんと自分の鎖を使い終わったら後ろの人に声をかけて、
後ろの人も声をかけられるまではちゃんと待機してるし、マナー良くて気持ちよかった。

そういうゾーンが終わると、ただの急登。
天狗岩、相馬岳のあたりは、段差の大きい急登なだけで、めちゃくちゃ疲れた。
もうここで終わりにしたいって気分になった。

そして、山頂も特別感はなく、錆びた看板があるだけだった。
まだ時間は早かったけど、かなり疲れてたので、そこで昼食と休憩にした。

その後は予定通り堀切まで。
そこまでの道も、鎖で急降下するのかと期待していたのに、
確かにそういう場面もあったけど、それ以外の急登を下るところのほうが多くて疲れた。

堀切まで着いて、ここからはストック使えるかなって出した。
でも、少し降って、あ、これ無理だってわかって、途中でストックをしまった。
鎖もなく、岩を降りる必要があったので、楽しくもあったけど、緊張もした。

登ってくる人には2人すれ違っただけで、ほとんど人はいなかった。
下りは何組かに抜かしてもらった。

中間道まで出たら、あとはもう普通の登山道。
ヘルメットをしまって、ストックを出して、一息ついた。

お腹も空いてきたけど、それよりトイレに行きたくて、先を急いだ。

ハイキングコースのようなものかと思ってたけど、思ったよりアップダウンがあり、
まだまだ疲れる道が続くのかーと、ちょっとガッカリ。

もう足も疲れていたので、ゆっくり歩く。
第二見晴では、ちょっと上らないといけなかったので、迷ったけど、
もう二度と来ないかもしれないと思ったら、行っておかないとと思って、登った。

短い鎖がついていて、ハイキング気分な登山の方々は、怖がってた。
鎖を使わないでも登れるところなんだけど、使わないといけないと思い込んでる。
こういう方々は確かに、上級コースとなってるところには行かないほうがいい。

そんなことを考えながら、やっぱりトイレに行きたくて、休憩は短く。
なかなかアップダウンのある道が続いていて、最後の最後でようやく平ら気味。

妙義神社のトイレにたどり着いて、一安心。

道の駅で買い物するかなーと思ったけど、まずは気になってたソフトクリーム。
それを食べて、登山靴を脱いで、ザックに入れて(入った!)、
少し楽になってからお土産を見たけど、荷物重くなるなーって買えず。

ひしや旅館さんに挨拶して帰ろうかなーと思ったけど、
フロントにいなかったので、おそらく忙しくしてるんだろうなと、諦めた。

帰りもまた、松井田駅まで歩いた。
もう知ってる道なので、新しさもない。

帰りも、高崎駅からグリーン車を使って2時間、
呪術廻戦のアニメ版を見たり、King Gnuを聴いたり、お菓子食べたり。

妙義山、よいとこだったな。




2021.11.21, 22:12 / ハイキング登山
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