2024.01.05

創造する人の時代

今までの経験値は大事にしつつ、
積極的に新しいものにも取り組む。
そして、簡単には諦めない。
少し先を見て、ユーザーを見据えて、作っていく。

そうだよね、わかってる、って内容ではあったけど、
最後はやっぱり熱量の問題だよなってなって、
体力をつけないといけないなと、改めて思った。

集中力を持続するための体力。

2024.01.05, 01:10 /
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2022.11.26

ひとりぼっちじゃない

『ひとりぼっちじゃない』
著: 伊藤ちひろ

井口さんが映画で主演を務めるということで、原作を読んでみた。
脚本は当て書きだというから、どんな本か気になったのだ。

歯科医師ススメの日記という形式で、彼の心の奥が書き並べられている。
他人の日記を読んでいるような後ろめたさを感じながらも、
剥き出しの感情や、時に反省したり自分を鼓舞したりするところに惹き込まれる。

しかし、最初は読み進めてもページ数がさほど進まないという状態で、
この本はもしかしてとてつもなく長い本だったのか・・・?と思ってしまうペースだった。
Kindleだったので、全体量を把握していなかっただけではあるのだけど。

川西、宮子さん、ヨウちゃんという3人の女性にいろいろな感情を抱いていて、
不器用ではあると思うけど、真っ直ぐに生きていて、
少なくとも私にとっては、狂気でもホラーでもなかった。

だから、読み終わってから、映画の予告映像を見て、
だいぶ狂気の方向に振っているのを見て、
これは読む人によって感想がかなりの幅があったりする本なのだろうかと思った。

私もここに日記を書いているタチなので、共感できる部分は多いのかもしれない。

私の場合は、秘密の日記ではなくて、9割以上は公開設定のままにしているので、
そこまで剥き出しの感情を剥き出しのままに書いたりしないし、
そもそも個人名を書いたりすることはないので、深さが全然違うけど。

私の場合は、公開する文章として意識しながら書くことで、整理している部分はある。
あとは単純に記憶の記録という意味が強いけど、
そちらの意味では非公開のほうが事細かに書くことができるから、弱いかもな。

ともあれ、すごい共感する部分は多かったし、
読んでいて脳内ではススメ先生が井口さんの声と姿になっていたので、
なかなか興味深く楽しく読むことができた本だった。

映画も見に行くと思うけど、違った印象になるのかな。。


2022.11.26, 09:02 /
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2022.07.16

上機嫌の作法

Twitterで見かけて、それはまさに私に必要な本!! と読んでみた。

不機嫌なのはバカ、上機嫌なのは知性がある。
体を動かして、声を出して、上機嫌になれる状態を作れば、成果は上がる。

そう、わかってる。
わかってるんだよ、たぶん。

カラオケで声を出すことだって、実践してる。

あと自分にできそうなのは、繰り返してトレーニングする以外には、
自分が上機嫌になっている状態を書き出して、
その状態を自覚して、再現できるようにしていくことか。

著者の斎藤先生は、大人数と話せば上機嫌になるらしいが、
私は 2,3人が MAX だろうな。
あとは増えれば増えるほどダメだ。

ま、そういう人それぞれってところを理解した上で、自分に合う方法を探すべきってことか。
引き続き、頑張るしかない。

『上機嫌の作法』
著: 齋藤 孝


2022.07.16, 20:33 /
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2021.01.24

NO RULES 世界一「自由」な会社、NETFLIX

会社で読んどくべき本として挙げられていたので、読んだ。
以前にも今の会社かどうか忘れたけど、どこかで聞いたことがあって、
気になってる本ではあった。

読んでみて、思ったほどの衝撃のある本ではなかった。

能力密度という単語については、
私が目指しているものを言葉にしてくれてありがとうと思った。

率直さについては、私がI社で学んだことと変わりなかった。

そんな感じだったので、8割はふーんという感じで、
特に新しい情報がなかったのだが、最後の異文化理解がおもしろかった。

日本とネットフリックスのグラフが完全に逆に向いていて、
あー、私は日本企業に合わないなーなんて思ったり。

シンガポール、フランス、オランダなど、
まだ仕事で関わったことのない文化を知ることができて、タメになった。

あとは、Netflixの会社の業務内容がわかって、へーと思った。
今はコンテンツの企画とか運営とかやってるから、
クリエイティビティが大事な会社なんだな。

その前提がわかってないと、下手に自分の会社でマネしようとして、
なんか違うなーとなりかねないと思った。

今日は雪にはならなかったけど寒かったし、
昨日ボルダリングに行っちゃったから特にやることがなく、
長い話だったけど、6時間くらいかけて一気に読んだのだった。

NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX (日本経済新聞出版) 
リード・ヘイスティングス (著), エリン・メイヤー (著), 土方奈美 (翻訳)
 

2021.01.24, 18:29 /
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2020.05.05

山の世界

登山に関連する人々の本を、最近立て続けに読んでいた。
名前は聞いたことがあるけど良く知らない、谷口けいさんの本を皮切りに、
宮田八郎さんの本を読み、そこから山小屋や救助に携わる方々の本を読み・・・。

今は新型コロナのせいで、具体的に山に行く計画を立てられないけれど、
また山に行くときには、しっかりと心して行動したい。
太陽のかけら ピオレドール・クライマー 谷口けいの青春の輝き Kindle版
穂高小屋番レスキュー日記 Kindle版
黒部源流山小屋暮らし Kindle版
空飛ぶ山岳救助隊 ヘリ・レスキューに命を懸けた男、篠原秋彦 (ヤマケイ文庫) Kindle版
ヤマケイ文庫 長野県警 レスキュー最前線 Kindle版

2020.05.05, 10:14 /
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2019.12.22

新 企業の研究者をめざす皆さんへ

新 企業の研究者をめざす皆さんへ
丸山宏

続編(リニューアル版?)が出たということで、購入。

Kindleしか買わない主義にしているが、丸山さんの本は別。
私の人生に大きく関わっているからだ。

今日届いて、一気に読んだ。

懐かしい方々の名前が出てきたし、懐かしいこともたくさん書かれていた。
私の社会人のベース。

辛かったことも、書いてあった。
思い出して、泣けてきた。

もう研究者じゃないけど、別の意味で大事な本ってことになるかな。



2019.12.22, 20:15 /
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2018.12.04

0才から100才まで学び続けなくてはならない時代

0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書
著: 落合陽一

落合氏の話は断片的には聞いたことがあったけど、まとめてガッツリ読むのは初めてだ。
論理的な思考と、アートの思考を両方持つこととか、共感できることが多い。

考え方が偏っていなくていい。

若者代表みたいな立場で紹介されていることが多いから、もっとデジタル寄りな人かと思ってた。
ちゃんと感覚を重要視しているからこそ、彼の研究やアートがあるわけだ。

暗記じゃなくて本質が大事ってところは当然ながら、
自分の考えや自分の言葉を探すことの重要性、その訓練が日本で普通に生活していると足りないことなど、
いろんな視点から見た考え方が書かれていて参考になる。

さらっと読めて、よかった。

基本的に全部Agreeなんだけど、それはそれでいいのか悩んでしまう。
そう思うなら、もっと自分で発信しないとって思ったり、自分で言語化しないといけないなと思う。

 


2018.12.04, 22:58 /
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2018.11.20

ティール組織 ― マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

ティール組織 ― マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現
フレデリック・ラルー (著), 嘉村賢州 (著), 鈴木立哉 (翻訳)

進化型組織と書いて、ティール組織と読む。
ってことで、今よくある組織と違った、進化型の組織について書かれた本。

これといった定義があるわけではないが、組織の目的に向かって個々が判断しながら進むもの。
命令で動くわけでもなく、役割分担が決まっているわけでもなく、
個々人が自分のできることを、どう活かしたら組織が目的に近づけるかを考える。

その組織の目的も、お金とか規模拡大とかじゃない。
よりよい品物を作るとか届けるとか、よりよいサービスを提供するとか、中身の精神的なものに近い。

目的がちゃんとあって、自分に何か貢献できる能力があるなら、これはうまく行くと思えてしまう。
ただ、これは自分一人の問題じゃなく、組織の皆が同じように各自で行動を決めていくのだ。

そう考えると、サボる人がいるとか、偉そうにしてて何もしないやつがいるとか、そういうことが気になりそうだ。
それもまたわかっていることであって、その対策として、評価も全員で行うということになっていく。
もしくは自分で自分を評価し、それを他の人たちがレビューする。

そうやってピアレビューをすることで、監視の目となる。

厳密な定義のあるやり方ではないが、基本的にはこういう考え方で、うまく行ってる組織がある。
その事例を紹介しているパートが中盤に出てくる。
やり方は1つじゃない、ということもわかる。

こうして読み進めている中で、過去の組織を思い出した。
1つ前にいた職場は、順応型(アンバー)なのに、進化型になりたがってホラクラシーとか言ってたな。
ボトムアップで何か進めようとすると、トップダウンで全否定する、その繰り返しだった。

さらにその前は、完全に順応型、その前は達成型か多元型、その前は達成型、その前も達成型か多元型、かな。
今はきっと達成型の会社が圧倒的に多く、古い体質だと順応型のTHE日本って感じの組織で、
新しい感じだと多元型だったり進化型だったりというイメージだ。

こうして整理して考えてみたことはなかったが、自分が組織に興味を持っているし、
仕事をする上でもかなり重要なポイントとなっていることに気づけた。

600ページ近くある長い本だったが、読み終えることができてよかった。

 


2018.11.20, 21:15 /
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2018.06.17

仕事は楽しいかね

仕事は楽しいかね?
デイル・ドーテン (著), 野津智子 (翻訳)

試してみることに失敗はない。
昨日より今日がよくなるように、いろいろ試してみるべきで、
いろいろやってみると、偶然から新しいことが生まれたりもする。

仕事は楽しいかね?2
デイル・ドーテン (著), 野津智子 (翻訳)

良い部下、良い上司とは、互いに高め合える関係。
指示すればいい、言うことを聞いていればいい、ということではなく、
何を与えられるか、何を得られるかを考えて動こう。

仕事は楽しいかね?≪最終講義≫
デイル・ドーデン (著), 中村 佐千江 (翻訳)

優秀な人とは、最高を超える力を出せる人のこと。
自分の力で片付けようとせず、周りの力をうまく引き出し、能力を高められる人。

—-

3部を一気読みして、目から鱗ということはなく、納得のほうが大きい。

それらのことを、自分が楽しくないと思っているときに発揮できるかがポイントのような気がする。
ノッてるときはきっとできる人が多いだろうけど、ノせる側にならないといけない。

ポジティブな気持ちになれる本だったので、読んでよかった。

 


2018.06.17, 19:15 /
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2018.01.02

モチベーション革命

モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書
尾原和啓 (著)

乾けない世代、と書かれている、いわゆるミレニアル世代。
生まれた時から物は十分にあって、何かを得るためにガムシャラに働くことはない。
なんか意味のあることをしたくて、そういう働き方をしたい。

ものすごい実感が湧く。
私も年齢的には境目だろうけど、断然こっちの乾けない世代。

プライベートゼロでガムシャラに働くことに意味を見出せない。

そんな世代が、どうやって生きていけばいいか、何を仕事にしたらいいか、
どうやって働いていけばいいか、どういうチームを組んだらいいか。

昔は同じような人たちが集まればよかったが、
今はそれぞれの個性を知った上で、組み合わせれば最強という状態を作ることが大事。
個性はあるものとして、それを生かす道をちゃんと探そう、というメッセージ。

また、新しいこと、クリエイティブなことをするためには、失敗を受け止めてくれる仲間が必要。

お互い様の精神。

これは前職で、失敗したら全力で責めるという若者たちを見ていただけに、やっぱり必要なのはこっちだよなと改めて思った。
なんでも自分のものがある時代だからこそ、自分は自分、他人は他人になっちゃって、許容する心がなかったりするのかな。

さらっと読める本ではあったけど、わかるわかると読み進められる。
だからといって、今すぐ自分の生活に生きるかというと、それは難しいわけだが。

何か猛烈にやりたいことがある人には良い時代。
それがない人にとっては、なかなか難しい時代である。

 


2018.01.02, 10:30 /
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