ロスト・イン・トランスレーション
イライラさせる映画である。
日本語と英語が互いに伝わらない。
言語レベルじゃなくて振る舞いや文化も伝わらない。
外から見た日本というものがよくわかる。
ステレオタイプに描かれているのかと予想していたが、意外に普通の光景だった。
2003年製作にしてはちょっと古いイメージのような気もするが。
山も谷もなく、日本に来たアメリカ人の視点を延々と追っている。
台詞のない場面が多く、眠いときに見ると寝てしまう。それが2回。
おもしろいというより、参考になったという感じである。
翼のない天使
予想以上に感動してしまった。すごく良い。
神様を探す少年の成長物語、と言ってしまえばそうかもしれない。
そんなに紆余曲折があるわけでもない。
ラストに向けてどんどん少年の心が成長していくのが嬉しい。
行動は子供らしいけど、
その根拠は一応しっかりと物事を考えているところが可愛い。
子供はこうやって成長していくんだなぁと温かい気持ちになる。
少年の、周りの人を見る目が大人びている。
神様を探しつつも、周りの人間をしっかり見ていて、
そこから感じ取って吸収していって。
その全てがおじいさんへの愛情から来ているのだから、
人間の愛というのは素晴らしいものだと、
特にこの見返りを求めない愛情は素晴らしいものだと
思うのでありました。
翼をください
怖いよぅ。
私が女の集団を怖いと思う理由がここにある。
激情の程度が…。
しかも若さに溢れる高校生、度を超える。
主人公の一番最初の状態のように
おそらく私は仲間に入れない。
でも一度入ったら入ったで中毒になり抜け出せなくなることは
充分に考えられる。
内側に入ったら中毒になってしまうような、
外側では生きていけなくなるくらいの依存症。
そういう一種の偏見があるために、共感とはいかないが、
恋人を奪われるツラさはよくわかる。
それが例え同性であっても、異性であっても、
その種類は変わらないんじゃないかと思う。
人物も風景も撮り方も、なんか綺麗で美しくて、
その辺から切なさも感じられる。
でも、怖いんだって。
いや綺麗だからこそ余計に怖いんだってば。
チャーリーズ・エンジェル フルスロットル
眠いときに見たら途中で寝てしまった×2
ということで
中盤の展開がちょっと遅いのかもしれない
エンジェルたちが楽しそうで
見ていて元気になれる。
それだけで充分なのかな、この映画は。
ジョゼと虎と魚たち
障害を持っていても普通の人間
自身がどうしたいかということ以上に
周りがどう接するかということが
その人がヒトとしてどう生きていくかに
大きく影響を与えると思う
足が悪いのと記憶力が悪いのと
なんで人としての扱いを変える人がいるのだ?と思うわけ