2008.12.28

準備しよ

行こうって決めたのは随分前のような気がする。
10月頭に航空券を探していた。

なんでラオスかっていうと、
東南アジアの国々の中で行ったことがない国であって、
時間の流れが平和そうな気がしたから。

たぶん理由はそれくらいだと思う。

その頃と今とでは、自分の置かれている状況は全然違う。
その原因となった世界の状況も当然、全然違う。

燃油サーチャージも高かったし(だから東南アジアを選んだ)、
こんなに円高になるとは予想していなかった。

そんなこんなで、航空券とホテルだけは確保していたが、
その他はまだ全然準備していない。

ホントにこの時期に行ってよいものか、迷いはあった。
というか、こんなことになるなら、日程ももうちょっと考えたのだが…。

でも、休めるときに休んでおくべきだという言葉をいただき、
日程の調整も実際にしてもらえているので、
ありがたく受け入れることにした。

いつもよりはインターネット接続を意識した旅になると思うけど、
まぁそのくらいならお安いご用だろう、きっと。
 
出発は今週末。

こうして書いて、意外に迫っていることに驚いた。
年末気分があまりにもなさすぎなことが原因だろう。

ってことで、そろそろ準備を始めようと思う。
 


Posted 2008.12.28, 14:39 by meg and filed in 2009.01: ラオス
2009.01.01

準備

ベトナム航空の機内持込み荷物
– 7kg以内
– 荷物の縦・横・高さの長さの合計が115cm以内(縦36cm×横56cm×高さ23cm)

ボルネオに行ったときよりも、少なくて済みそう。
トレッキングの予定がなく、気候は近いから当然か。

35Lバックパックと、斜め下げカバン。
小さいデイパックもカバンの中に入ってる。

たぶん大丈夫だと思うのだけど、
やっぱりいつもどおり、不安は不安。

ゆっくり写真を撮れればそれでよいので、
そんなに準備はいらなくて正しいんだと思うけど。
 


Posted 2009.01.01, 20:46 by meg and filed in 2009.01: ラオス
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2009.01.03

出発

とりあえず、ちゃんと起きた。
もちろん目覚ましを使ってるけど。

ベトナム航空ハノイ経由でルアンプラバンへ行き、
ラオス航空でビエンチャンへ移動し、
ベトナム航空ホーチミン経由で帰ってくる予定。

9日まで更新しない可能性があるけど、
そういうことで。

 


Posted 2009.01.03, 05:25 by meg and filed in 2009.01: ラオス
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2009.01.09

帰宅

日本、寒い。
飛行機遅れまくったけど、到着時間は変わらず、先ほど帰宅。
電車もダイヤが乱れてるってことで、ごちゃごちゃ。

んー、一言で感想を言ってしまうと、
心が平穏じゃないときには、あまり旅を楽しめない^^;
ってことかな・・・ 残念。
 
 
ラオス、戦争中のフランスの影響が濃く残ってた。
フランスパンと、室内犬のような犬たち。

ルアンパバーンは欧米の観光客がメチャ多くてビックリした。
町自体が世界遺産ってことで、雰囲気がとても良い感じの観光の町。

ビエンチャンは都会すぎて、逆にビックリ。
ちょっと郊外に行ったところのブッダパークが思いがけず楽しかった。
 


Posted 2009.01.09, 11:53 by meg and filed in 2009.01: ラオス
2009.01.10

写真

写真はこちら

写真で伝わらないことを補足すると、
とにかく気持ちの良い気候。

11~2月がベストシーズンらしい。
ラオスの乾季である。

カラッとした空気で、汗をかくほど暑くもなく、
日本の5, 6月くらいなのかな。
超気持ちよかった。

何が一番良かった?って言われたら、まず気候。

ただ、ルアンプラバンの午前中は曇ってて寒くて、
フリースを着ていてちょうどいいくらいだった。
さすがに高地だから、かな。
 


Posted 2009.01.10, 13:05 by meg and filed in 2009.01: ラオス
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2009.01.11

世界遺産都市 ルアンパバーン

ラオスに行って何があるの?と、いろんな人に聞かれた。

何を見ようという明確な目的があるわけではなく、
空気を感じられれば、それでよかった。

世界遺産都市ルアンパバーン、
きっとそこに行けば求めるものがあると思っていた。

ラオスのちょうど真ん中に位置する山岳地帯。
ここが最初の、そしてメインの目的地だ。
 
宿はネットで予約していた Merry Guest House。
ゲストハウスとはいえ、ホテルみたい。
エアコン、ファン、シャワーもあり、キレイで良いところだった。

飛行機で隣だったおじさんとお別れして、空港からタクシーで6ドル。
すでに暗い時間だったけど、町を歩いてる人は多かった。

ゲストハウスが立ち並ぶ小さな通りに到着。
フロントにいた女性が英語がわかる人を呼んできてくれた。

ちゃんと予約できていたようで、すんなりチェックイン。
まだ寝るには早かったので、少し散歩。

とはいえ、まだ夜に出歩くのは危ないので、ゲストハウス周辺をうろうろ。

着陸時に気温が19℃と言っていた。
長袖を着ていたので、暑くもなく、寒くもなく、ちょうどいい。

星がすごいキレイに見えて、平和。
すでにここの空気を、だいぶ気に入っていた。

試しにIXYで1秒だけ撮ってみたら、オリオン座が撮れた^^ (左)
 


Posted 2009.01.11, 21:22 by meg and filed in 2009.01: ラオス
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2009.01.12

ルアンパバーン、寺院巡り

ルアンパバーンには丸々2日間、滞在。
そんなに広い町ではない。

メコン川とナムカーン川という2つの川が交わる。
その両方の河岸が栄えているのだ。

その昔、ラオスはビエンチャン王国とルアンパバーン王国で、
ルアンパバーンのほうが古い都だったらしい。
その中心が国立博物館になっている。

あと、ラオスはフランスの植民地で、その後も内戦が続き、
ラオス人民民主共和国成立は1975年と、比較的最近。
ということで、フランスの色が所々に見られる。
 
2km四方くらいの範囲にいろいろあるので、ぐるっと全て歩いて回った。

午前中は曇っていて長袖必須だけど、
午後になると日陰が欲しくなるくらい強烈な太陽が登場。

ワットビスンナラート: ゲストハウスのすぐ近くで観光客も少ない。

ワットタートルアン:

ワットパバートタイ:
ガイドブックでこの寝仏を見て、さぞ大きいものと想像していたら、
意外に小さくて、しかも室内にピッタリサイズだったのが妙(笑)

ワットマイ:

プーシー: ルアンパバーンを一望できる小高い山。

裏に行くと、ブッダがいろんなことをしていて、ちょっとおもしろい。
さらに裏に行くと、ブッダの足跡とかある。

ワットシェントーン: 黄金の霊柩車がなかなかのもの。

 
屋根の形、黄金、仏塔。
これらがラオス寺院の特徴なのだろう。

そして多くのお坊さんがいる。
本を読んでいたり、建築(?)してたり、歩いてたり。

なかなかフレンドリーに(英語で)話しかけてきたりして、
きっと身近な存在なんだろうな、と思う。
 
ガーっと見て回ったけど、だいたい観光客が少なくて、
ホントにここは有名なところだろうか?と思ってしまうくらい。

でも午後に、大通りの近くの寺院に行くと、観光客がいっぱい。

欧米のバックパッカー集団と、老夫婦が多い。
あと、意外に中年男性の一人旅っぽい人が多い。

日本人はほとんどいない。
飛行機で隣だったおじさん以外、家族を2組ほど見ただけだった。
 


Posted 2009.01.12, 19:50 by meg and filed in 2009.01: ラオス
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2009.01.16

ルアンパバーン、ボートの旅

1日目に寺院巡りをしたので、
2日目はボートでちょっと出かけた。

パークウ洞窟というちょっと良さげなところがあったのだが、
ボートに1人で乗ると貸切になってしまい、330000キープ(40ドル)。

それはちょっとなぁ…ということで、
対岸のお寺と洞窟まで行ってみることにした。
50000キープ(約6ドル)。

ガイドブックには載っていないお寺。
観光っぽい雰囲気はなく、寂しげなような、厳粛なような。
たぶんこれが本来の寺院の姿なんだろうな。

少々写真を撮って、さて洞窟はどこだ?? と思ったら、
ガイド付きで来ている人が行ったので付いていく。
その彼らにお坊さんも2人一緒に行って、案内していた。

どうやら洞窟は鍵が閉められていて、
お坊さんなしでは中に入れないようだった。

その洞窟以外にもいろいろ見せてくれようと、しばし歩く。

誰もいない、たくさん壊れている寺院、雰囲気がある。
親切なお坊さんと偶然居合わせた方々のおかげで、楽しめた。

 
戻って、まだ時間はたっぷりあったので、
今度はまた別のボートツアー、150000キープ(約18ドル)。

焼き物の村と、織物・紙の村に行ってみる。

焼き物の村、たしかにキレイなんだけど、特に買うわけではない。
すぐにすることはなくなってしまった。

でもせっかく来たので、ちょっと裏手に回ってみたら、
子ども達が遊んでいて、かまってくれた。

ホントはお菓子が欲しかったみたいだけど、
(お菓子の空き袋をもってきて、コレ!ってしてたので^^)
残念ながら水以外は持ってなかった。

何かを書くジェスチャーをしてたので、紙とボールペンを渡したら、
何か書いてくれたけど、ラオス語は読めない。。
お菓子と書いていたのか、名前だったのか、それとも・・・。

でも、コレ頂戴!ってジェスチャーをしてきたので、
そのまま紙とペンを配って、いろいろ書いてみせてもらった。
お菓子よりはきっとこの子たちの役に立つだろう。

 
次は、織物と紙の村。
どちらも作っているところを見ていると売ってくるので、
ちょっと距離を置いて、離れて見る。

ボートでちょこちょこと移動して、
ひとりじゃない時間ができたのが嬉しかった。


Posted 2009.01.16, 16:38 by meg and filed in 2009.01: ラオス
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2009.01.22

ルアンパバーン、朝市・夜市・マーケット

1日目に寺院巡り、2日目にボートの旅。
その他はずっと町をぶらぶらしていた。

夜市については、地球の歩き方に載っていたし、
モン(モン族?)のマーケットは寺院巡りの途中で見かけてから、
お昼のサンドイッチやシェイクを食べる休憩所にしていた。

朝市については、あっちに行ってから知った。
ルアンパバーンへ来るときの飛行機で、隣の席だった日本人の方と
偶然町で会ったときに教えてもらったのだ。

偶然っていっても、そんなに大きくない町だし、
日本人はあんまりいないので、一日一回くらい遭遇してた(笑)
 
朝市は生活に必要な食糧が中心、
モンのマーケットは軽食とお土産類で、
そして夜市は主にお土産屋さんが道路を埋め尽くす。
 
 
<朝市>
7~10時だっけな、大通りからちょっと入った通りでやってる。
教えてもらってから早速翌日に行ってみた。
生活が見えるのでおもしろい。

ラオスって、何でも食べるのかも、と思ってしまう。
生きたまま売ってたりするので、ビックリする。

タライに入った生きた蛙たち:

卵、何故かパックから出して積み上げ、たまに割れたのを取り除いてた:

お肉屋さんは普通かな:

たこ焼きみたいな、甘いお菓子:

占い?(よく見かけた):

モルモットっぽい小動物(Before-After):

鳥(鑑賞用に見えるが、これも食べるようだ):

米もたくさん:

 
<モンのマーケット>
フルーツのシェイク、果物を選ぶとその場でシェイクを作ってくれる。
氷を使っていたので衛生面で心配だったけど、体調に異変なし。

フルーツだけじゃなくて、オレオシェイクなんてものも。
オレオ3,4枚と、ココアたくさん、ミルクたくさん、砂糖、氷でシェイク。
興味本位で頼んだら、味見しながら一所懸命作ってくれた。
(当たり前だけど)アイスココアみたいな味だった。

これらシェイクは大きなカップで約1ドル。

サンドイッチは、基本フランスパン。
けっこう大きいパンに、野菜や肉を詰め込んで、ずっしり。
身体の大きな欧米の方々ですら、食べきれなさそうで頑張ってた(写真後ろ)。
具が何であれ、これも約1ドルだった気がする。

食べ物以外は、Tシャツや布バッグなど。
自分用にTシャツを買いたかったけど、デザインがいまいちだったので、
ここでは買わなかった。(買えばよかった)

 
<夜市>
17時ごろから道路が封鎖されて、テントが並ぶ。
明確に封鎖されてるわけじゃないけど、
きっとなるようになってるんだろう。

完全に観光客向けだと思われる。
ビエンチャンにはこんなにお土産がなかったので、
ルアンパバーンで買っておけばよかったと、少々後悔。

もう一歩奥に入ると、食べ物屋さんも並ぶ。
こっちは地元の方々も利用するみたい。

 
なかなか観光客向けな部分が多かったけど、
そんなに人がいるわけでもないので、落ち着いた雰囲気。

活気があるし、人と関われるし、
ひとりでゲストハウスでボーっとしてるより楽しい。
朝と夜にこういう市場があってくれて嬉しかった。
 


Posted 2009.01.22, 14:47 by meg and filed in 2009.01: ラオス
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2009.01.24

ルアンパバーン、ゲストハウス

どこにでも、良い人も悪い人もいる。
ルアンパバーンで関わった大人は少ないけど、
平和な雰囲気に合って、良い人ばかりだった。

ゲストハウスのオーナーの方々、
あんまりたくさん一緒にいたわけじゃないけど、
ここに泊ってよおかったと思わせてくれた。

私は、朝食のあとはすぐに散策に行ってしまうし、
夕食のあとに帰ってくるから、ほとんど寝るだけの場所。

だけど、いつも声をかけてくれて、
朝食のときに、買ってきたばかりと思われる果物を、1つくれたり。
(干し柿みたいだった)

最終日は、今日チェックアウト?何時に空港?と聞いてきて、
タクシーに乗せてくれることに。

50000キープ(約6ドル)、空港から来たときと同じくらい。
町でトゥクトゥクを拾うのと同じくらいでもあるので、
お言葉に甘えてタクシーを使わせてもらうことに。

ゆっくり準備して、11時ちょい前、
オーナーさんの車で空港へ向かった。

その道中、いろいろ話してくれた。

あんまり日本人は来ないけど、
前に来た日本人は、バーを開きたいと言っていた、とか、

街で有り金全部とパスポートを盗まれた人が助けを求めてきて、
盗難届などの書類を書いたり、タダで泊まらせてあげたとか、
その人がもう一度来て、お金を返してくれたとか。

(まぁつまり、盗むほうの人もいるわけだな・・・)

ルアンパバーンでは、日本人経営の店がまだないから、
やるなら手伝うよって言っていて、
日本人に対して、良い感情を持っているようだった。

(そういうことを言われると、そういう道もあるよなーとか、
 考えてしまうけど、今は日本に住みたい・・・)

送ってくれたあと、タクシー代を受け取らず、
にこやかに、爽やかに去っていった。

ちなみに、泊まった場所は、
Merry Guest House No.1 というナムカーン川沿いの宿。
すぐ近くに No.2 もあって、どちらも同じオーナーさんみたい。

他に泊ってないから比較はできないけど、お勧め。
 


Posted 2009.01.24, 17:09 by meg and filed in 2009.01: ラオス
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