2013.02.15

モチベーション・マネジメント

モチベーション・マネジメント 最強の組織を創り出す、戦略的「やる気」の高め方

著: 小笹芳央

またKindleで通勤時間に読んでいたのだが、非常におもしろい本だった。

昔のサラリーマンは、嫌な仕事でもつまらない仕事でも、続けていれば高給取りになれるから頑張れた。
しかし今は、給料は上がらないし、上が詰まってて昇進もできないし、
リストラの可能性はあるしってことで、働くことに対する価値観が変わってきている。

会社の中に自分にとってプラスになることがなければ、転職すればいい。
そういう理由の転職だって増えているようだ。

そんな中で、どうすれば社員のモチベーションをあげることができるのか?

前半は一般的な話で、自分が思っていることと一致し、いちいち納得しながら読んでいた。
当たり前のことかもしれないけど、それができてない現状があるわけだ。

ホント、この本をマネージャ陣は読むべきだと思う。
でも、たとえマネージャがモチベーションを下げるタイプだったとしても、
自分自身でモチベーションをコントロールできれば、だいぶ仕事しやすくなるだろう。

後半の最後のほうになると、著者の会社で実践した具体例の話。
そこまでいくと、自分の体験と重ね合わせることはできないので、ふーんって程度。
これで本当にモチベーションが上がるか?ってことを考えてしまう。

気持ちのリフレッシュ効果はあったとしても、自分に得るものがないと、モチベーションって上がらない。
でも変化よりも安定が好きな人だってたくさんいるだろうし、人それぞれだろう。

自分で自分のモチベーションをコントロールしつつ、
単なる気分の変化が原因じゃないような考えが生まれてきたら、大切にすべきってことかな。


2013.02.15, 00:12 /
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