2021.08.21
FUJIROCK配信
昨日が millennium parade、今日が King Gnu。 どちらもフルで YouTube 配信してくれて感謝。 昨日は、治安の悪そうな見た目で、いろんな音が楽しくセッションしてるのを楽しみ、 今日は知ってる曲もアレンジ効かせて、また新たに楽しませてもらった。 それに、今日は MC が良かった。 井口さんの、どういうスタンスで出演したらいいのか葛藤して、まだ答えが出てないってのも、 常田さんの、正解がないんだから難しいこと考えずに自分の大切な人たちを守ろうってのも、 どちらもその通りだと思うし、やっぱり考えてるんだよなと、ある意味安心した。 優しさと、シンプルな解、どちらも好きだ。 それにしても、やっぱり、どちらもライブすごかった。 実力があるのは大前提で、ライブならではのその場の空気と、そのときのメンバーで、 音を楽しんで演奏してる感じが、レベル高くて尊敬する。 いつかライブ、見に行きたいな。
2021.08.21
モロッコ、彼女たちの朝
臨月のサミアは仕事も家もなく、仕事を探しながら路地をさまよっていた。 家政婦として雇ってくれないかと1軒1軒回るなか、パン屋のアブラの家を訪問する。 シングルマザーのアブラは、必要ないと断るが、見捨てきれず、家に招き入れる。 シングルマザー2人の話。 夫を事故で亡くしたアブラと、未婚の母となりつつあるサミア。 婚前交渉が禁じられているモロッコでは、この2人の事情は全然違う。 でも、シングルマザーであること自体は、風当たりも強いし、人目に付く存在。 アブラは一人でしっかりせねばと、娘にも少々厳しく教育する。 サミアは、産んでからすぐに養子に出すと心に決めており、 人生を諦めているせいか、少し明るい。 そんなこんなで、ストーリーとしての展開は、とても少ない。 ただ、ひたすらモロッコを感じることはできる。 そして、ああ人が生きているんだなと感じることができる。 生きている中で、自分で選べる選択肢は少ないけど、 その中でも精一杯、目の前のことに向き合おうとしている。 少々うざったく干渉してくる人だったり、騒がしい路地だったり、 チーズを巻いたクレープみたいなパンだったり、 いろいろと懐かしかった。 アラビア語を勉強して1年8ヶ月になるが、 ほんと挨拶程度しか理解できないもんなんだなとわかって、悲しかった ^^;