2014.07.27
ルノワール 陽だまりの裸婦
ルノワールの妻に言われて、モデルになりに屋敷にやってきたアンドレ(デデ)。
ルノワールは病気で身体があまり動かないが、筆を手にくくりつけて裸婦像を描いていた。
デデは裸婦モデルとして、毎日モデルとして通うことになる。
ルノワールの晩年を描いた映画。
裸婦像を描く日々。
屋敷で働くお手伝いさんたちも、かつてはモデルをやっていたらしい。
フランスの自然豊かな田舎の屋敷で、毎日女性たちに囲まれて絵を描くルノワール。
戦争が起きていることなんて、全く感じさせない平和なのんびりした空気。
ルノワールの3人の息子も、長男次男が家を出て行き、寂しい日々を過ごしていた。
負傷を理由に戦争から帰ってきた息子ジャンが、デデに惹かれる。
戦争から帰ってきて、毎日裸の女性がいたらそりゃなぁ・・・とも思うけど。
デデは気が強くて、ちょっとめんどくさい人だろうなという印象。
デデは女優になる夢を諦めず、ルノワール家のお金で映画を撮ろうと、ジャンに持ちかける。
それが実現して、ジャンは映画監督になったというから、すごいものだけど、
家のお金が目当てだったりするのが見えると、虚しくてツライよなぁ。
フランス映画らしく、ふんわりとした映画であり、ちょっと眠い。
監督:ジル・ブルドス
出演者:ミシェル・ブーケ、 クリスタ・テレ、 ヴァンサン・ロティエ、 トマ・ドレ
収録時間:111分
レンタル開始日:2014-06-03