タクシーとシャトルバス
1月7日
深夜の飛行機でエジプトを去る。
ホテルに戻って荷物とパスポートを受け取ったのが17時半。
空港に行くには早すぎることはわかっていたけど、
お金はないし、時間をつぶす場所もないので、空港へ行っちゃう。
タクシーはアラビア語Onlyのが2台ほど続き、やっと英語がわかるドライバーが来た。
50LE(約1000円)で空港まで行ってくれると言っていたのに
空港入場チケットを買ったからあと10ドルよこせとか言ってくる。
話が違うじゃん!とか言っても全然聞いてくれない。
財布の有り金全部、52LE+5ドルを渡して、カラの財布を見せたら許してくれた。
カラなのを見て、すまねぇって顔しやがった!むかつく~。
ちなみに、地球の歩き方には入場料5LEと書いてある。
値上がりしていても10LEだろう。
10倍も請求しやがって・・ むかつく~。
しかも、ターミナルが違った。。。
ターミナル番号は私もわかってなかったから、ドライバーのせいじゃないんだけど。
タクシーが到着したのはターミナル2。
Informationで聞いてみたところ、アエロフロート航空はターミナル1だそうだ。
FREEのシャトルバスがそこから出てるよって教えてくれたのだが
バスのドライバーに聞くと、このバスじゃない、と言われる。
たしかにバスには、ターミナル2行き、駐車場行き、としか書いてない。
何回、誰に聞いても、「そこで待て」としか言われず。
30分待ってもターミナル1と書かれたバスは来なかったので、少し歩く。
ギリギリの時間に来なくてよかった・・・と思いつつ
ものすごく孤独。
「タクシー?」と声をかけてきたおじさんに、
ターミナル1に行くバスに乗りたいと言ったら、バスの運転手さんと話してくれた。
そこでバスの運転手さんがバーッと何か話してくれたが
全部アラビア語だったので、思いっきりポカーンとしていたら
無線を持ったおじさんに私を預けてくれた。ありがとう。
その後もバスが出るまでの間、
どこから来たの?日本?ナカタがいるところだ!どのチームが好き?ジダンすごいよな!
みたいな感じの話をしてくれて、
やっと孤独から解放されて、親切が嬉しくて泣きそうになった。
ターミナル1行きのバス(というか何も書いてない普通のバン)がやってきて
それに乗せてくれて、やっとターミナル1に到着。
ありがとう。
そんなこんながあったけど、やっぱり深夜まではだいぶ時間がある。
チェックインしちゃえ!と思ったのに、早すぎて通してくれない。
23時にまた来いと言われ、たびたび確認しに行きつつも通してもらえず、
3時間ほど日記を書いたり、ボーっとしたり、コンタクト外したりして過ごした。
23時にやっとチェックイン。
1:15に搭乗ゲートだったので、CNNを見たりしてたら、すぐに時間は過ぎてくれた。
搭乗してから、すぐ寝てしまい、起きたらヒザの上にロシアの入国カード。
オレンジジュースを飲みながら入国カードを書いて
寝たり起きたりを繰り返しながら、夕食がわりの夜食(機内食)をいただく。
起きたらもう着陸。4時間ほとんど寝てた。
今度は拍手は起きなかった。