2010.12.05

11/15: 故郷

Day3: Fes → Midelt

目的地である故郷タトゥイーンへは、ミデルトから向かう。

この場所は、ガイドブックには絶対載ってないだろう。
地名の綴りも、地図と現地で使ってるのとで、違うらしい。

全く観光地ではない。

そういうローカルな場所に行けることが嬉しい。
 

ミデルトはリンゴの町らしい。

ミデルトの町でのホテルは、カスバというもの。
カスバとは、四隅に塔がある城塞のこと。

とっても大きくて豪華で、リヤド風に吹き抜けがあり、ステキ。
こんなところに泊まっちゃっていいのかな?と心配になるくらいだ。

荷物だけ置き、いつもの車で少しドライブ。
ホント何もないのどかなところで少し待ち、小型トラックに乗り換える。

その荷台に立って、周りの景色を堪能しながら、
モハの生まれ故郷であるタトゥイーンへ向かう。

車で小川を渡ったり、トラックの荷台ってのが、
1つのアトラクションのようで楽しかった!

小高い丘から村の全貌を眺めた。
黄葉がとてもきれいで素敵な景色だ。

モハがあれが新しい僕の家だと教えてくれ、すごいなーと。

実家にあがらせてもらい、ミントティーをいただく。
エジプトでお邪魔したような伝統的な家。

弟妹は全員いなかったけど、
妹さんが2人とお母さん、あと小さい男の子キャメルくん。

モハは建築中の自分の家を見に行くということで、
お母さんたちと部屋に取り残された。

モハの年齢などを聞いてみたりしたが、
ご家族はスペイン語とフランス語なので難しかった。
(ベルベル語とアラビア語がメインなんだろうけど、うちらに合わせて、かな)

歌を歌ってくれ始めたので、手拍子をしていたら、
お母さんのとなりに招かれたので、家族にはさまれて手拍子。

貴重な経験だ。
カメラより手拍子を優先して良かった^^

アウスキミニーハウハウの歌では笑った。

前回の旅でもよく出てきたこの言葉、
結局この言葉がなんなのかわからないけど、
モハがよく歌ってる歌はご家族も知ってるようだった。

しばらくして、妹さんにつれられてモハの新居へ。
レンガ造りで他の家とは違う。

村を後にし、また小型トラックの荷台で帰る。

すごい寒かったが、夕焼けに照らされた台地が美しく、
あー、アフリカなんだなって、少し思った。

素敵な時間だった。
 


2010.12.05, 12:29 / 2010.11: モロッコ

2 Responses to “11/15: 故郷”

  1. トモエ より:

    いつのまにか、なかめぐの日記が始まってた~。
    モハの実家の町の景色、いいね~素敵だ♪
    やっぱり眉毛繋がってた?。(笑)
    ・・・そういえば・・・なかめぐ、アラビア語の練習の成果は?お母さんに話してみた??

  2. なかめぐ より:

    > ・・・そういえば・・・なかめぐ、アラビア語の練習の成果は?お母さんに話してみた??

    あ、そこに気付いちゃう?(笑)
    さすがに挨拶以外はとっさに出てくるものではなく、、、
    引き続き、勉強します。。

    眉毛はねー、全員に会えなかったので結局わからないのだよ。
    お会いできた方々は繋がってなかった。