2009.12.27

12/21: アグラ城

入口には物売りがいっぱいいて、中に入るとそこそこ観光客がいる。
やはり見所の一つなのだろう。
日本人の年配のツアーもいた。

地球の歩き方にあんまり説明は載ってなかったが、
ガイドは頼まず、ところどころ聞こえる説明と案内文だけ。
でもかつての城ということで、なかなかの迫力。

庭の広さとか、さぞ権力と財力があったんだろうと想像させる。

ただ、タージ・マハルもそうだけど、装飾に凝ったという感じはない。
というか、装飾が派手でなく、クール。

タージ・マハルは白黒のモノトーンだし、アグラ城は基本レンガ色と白。
装飾もスッキリ系でゴテゴテしてない。
そういった意味では、カッコイイけど味気ない。

そんなことを思いながらも、たぶん1時間以上ゆっくり見て回った。

(遠くにぼんやり見えるタージ・マハル)

もうお昼に近かったが、
アグラ城のさらに向こう側にあるというマーケットに行こうとした。
歩いてたら、人の多いところがあったので少し入ってみたが、
少し入っただけで違うということがわかった。

おそらくカースト制の一番下にあたる人達なのではないだろうか。
日本でいうホームレスの家みたいなのが、たぶん家として、たくさんあった。
ゴミの山の横の原っぱで暮らしているっぽかった。

こういう世界もあるんだなと思いつつ、
中に入ることを許さない雰囲気で、
そういう視線も感じたので、すぐさま退却した。

そしてマーケットっぽいほうに行ってみるも、
日用品が多くてあんまり楽しげな感じではなかったので、戻ることにした。

その途中、歩道で寝てるのか死んでるのかわからない人が
ところどころいるのが気になった。
生きてる人にもハエはたかるから、いまいち決め手はないが、
インド人は気にすることなく避けて歩いていた。


2009.12.27, 19:29 / 2009.12: インド
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