2022.12.26

蛭ヶ岳

12/25,26 の 1泊2日で、蛭ヶ岳に行ってきた。
土日だと24日の蛭ヶ岳山荘が満室で、日月なら空きがあったのと、天気がよかったので。
もっと後ろにずらすと、長期休暇のスタートがぼやけてしまうので早めに行きたかった。

松田駅で、御殿場線ではSuicaを使えないということでいろいろ言われながら支払いをして、
新松田駅前から西丹沢ビジターセンターまでバス。
ちょうど満席になるくらいの混み具合だったので、座れてよかった。

西丹沢ビジターセンターに到着して、凍える寒さだったけど、ダウンジャケットは脱ぐ。
手袋をして、寒いと思いながらしばらく歩いて、歩いていたらちょうどよくなった。
けっこう人がいたので、なんか焦ってイヤだった。

川を渡る手前の崩落箇所は、前に来たときと変わってなかった。
あと川を2回渡るうち、2回目の方は石が滑るので水に入ってしまった。
靴の中まではたぶん濡れてないのでセーフ。

ひたすら登る。
途中で富士山が見えて、青空で気分がいい。

風が吹くところでは寒くて、風がなくて陽が当たるところでは暖かかった。
途中からちょっとだけ道の脇に雪が見えたけど、歩くのに支障はなく、
チェーンスパイクは着けなかった。

檜洞丸までで、けっこう疲れた。
後半はけっこう休憩しながらだったので、山頂でもパンを1つ食べただけで出発。
あんまり長く休むと歩けなくなりそうだったし、寒かったし。

檜洞丸から一旦下ってから、また登り返す。
その下りの道が凍ってるところが多くて、けっこう怖かった。
チェーンスパイクをつけるか迷ったけど、泥と氷がちょこちょこ入れ替わるので、
そのまま慎重に進んだ。

次第に氷はなくなって、泥と土と草の道になった。
下りきったのか平坦な道になって、気持ち的に一休み。
そこからまた登って下って、また平らなところでジュース休憩してたら、鹿がいた。
あまりにも動かなくて剥製のようだったけど、こっちが動いたら少しだけ動いてくれたので剥製じゃない。

そこから崩落箇所もある痩せ尾根を過ぎたら、最後の登り。
遠くから見たよりも傾斜がゆるそうで良かった、と思ってたら、鎖場が現れた。
ザレ場と岩場のミックスだったので下りだったら危険そうだったけど、上りなので問題なし。
岩場で高度を稼げて良かった。

そこを過ぎたら、あとは階段でおしまい。
山頂に山荘もあった。

サンタコスプレ軍団がいて、あちゃーと思ったけど、写真を撮ってくれて、写真を撮ってあげて、
彼女らはこれから下山だそうな。トレランなのかな。

チェックイン。
来る途中で唯一同じ方向だった女性も、ここに宿泊だった。
速い人だった。

皆さん7時発にしてたから、7時にしといた。
17:30夕食、20:00消灯、5:30朝食。

明日は下山だから気楽なはず。また下って登ってを繰り返すのかな。
そうだったらそんな楽じゃないか。

1階の大部屋しかない、昔ながらの山荘という感じ。
水不足らしく、水はペットボトルで購入するしかないみたいだった。

部屋も男女一緒の大部屋だけど、今日は10人しかいないということで、二段ベッドみたいなところを割り当ててくれた。
ラッキー。

しばらくまったりして過ごす。
寒かったからか、鼻水がまだ出てるけど、早く止まんないかなぁ。
風邪っぽい感じはないから、暖まれば大丈夫だと思うけど。。

しばらく布団にいたら、暖かくなって、鼻水は治まった。
夕焼けを見に外に出て、戻ってきてストーブの前で無になり、
今度は夜景を見に外に出て、また戻ってきてストーブの前で無になり、そして夕食。

カレー、サラダ、缶詰フルーツなど。なかなか美味しくいただいて、お腹もいっぱいになって、また20時まで暇。

23時過ぎに起きて、2時過ぎに起きて、3時くらいからは起きてた。
それでも7時間は寝てるので、十分に眠れた部類だろう。

5時を過ぎても部屋の電気はつかず(誰かがつけないとつかないやつだったっぽい)、
ヘッドライトで身支度をして、5時半に朝食。

食べ終わって、身支度をしたり、外の景色を見に行ったりを繰り返し、
6:50頃のサンライズを見て、最後の準備をして、出発。

丹沢山までの道のりが、いちばん気持ちよかった。
景色もよくて、登りは岩場が少しあるくらいで、あとはだいたい平坦。
富士山がよく見えて、気分爽快。

丹沢山でも特に休憩しなくて大丈夫そうだったので、そのまま塔ノ岳へ。
塔ノ岳への道もまた、富士山がよく見えて、気分のいい道だった。

塔ノ岳は平日だからか、あまり人がいなくて新鮮だった。
パンを食べて、出発。
ここからはひたすら下るだけの辛い道。

すれ違う人数は少なめで、追い越される回数も少なくて、新鮮。
膝は大丈夫だった。
ライブ後の膝の不調以来、ガッツリ登山は今回が最初だったけど、無事でよかった。

それにしても、蛭ヶ岳から丹沢山までの道、塔ノ岳あたりまで、すごいいい道だったな。
もちろん、天気が最高によくて、富士山が見えてたからそう思うのはあるけど。
あそこだけだったらまた行きたいと思うくらいだ。

2022.12.26, 19:57 / ハイキング登山
蛭ヶ岳 はコメントを受け付けていません