2017.05.06

マカオ

フェリーでマカオに行くことにしていた。
そのわりに、フェリーのチケットも取ってないし、どこを廻ろうかも決めてない状態。

フェリーの始発が7時半っぽかったので、尖沙咀のフェリーターミナルに向かう。
途中、Kowloon Park を通り抜けたのだが、普通にフラミンゴとかいて無料なのがスゴい。

中港城というところがフェリー乗り場で、チケットも売ってる。
ただ、時すでに遅し、マカオ行きのエコノミークラスは12:30まで売り切れ。
Superクラスなら空いてるけどどうする?っていう選択肢。

値段は倍になっちゃうけど、別の国に行くことを考えたら、2000円アップは許容。
予約してなかったのが悪いし、午前中を気持ち良く潰せる気はしなかった。

幸いクレジットカードを受け付けてくれたので、ついでに帰りのチケットも購入。
こっちはわりと空きがあったようで、17時半のエコノミー。

ここからはもう、スーパークラスですから( ̄^ ̄)って胸を張る。

ちょっと時間があったので、朝食にパンを買い、搭乗ゲートへ。

スーパークラス用のチェックインカウンターでチケットに座席番号を貼ってもらい、
出国の手続きはあったんだかどうだか、パスポートを機械に通して終わり。
荷物検査はなかった。

時間があったので、パンを食べて待つ。

時間になって、搭乗。
スーパークラスは2階の席で、ちょっとフカフカの良いシート。
窓はそんなにキレイじゃなくて、写真はダメな感じ。

周りの席はガラガラだった。

出発してすぐに、なんと機内食!(船内食?)
あると知ってたら、パン買わなかったのになぁ、、しかも似たパンがあるし。
フルーツとパン2つと水の軽食だったけど、フルーツとか嬉しかった。

wifiもあったりして、ガイドブックを見たり、のんびり過ごす。

世界遺産巡りをしようとは決めてたけど、それ以上のことは決めてなかった。
ガイドブックに、オープントップの周遊バス乗り放題があると知り、イイかもなと思った。

例によって頑張って歩けば廻れそうではあったが、
地図上に太い道路が多くて、車じゃなきゃ無理なのかな?と思ったりして不安だったのだ。

マカオに到着して、スーパークラスは先に降りるので優越感。
入国審査も、パスポートを機械に通して終わりだった気がする。

出口を出たら、地図を配るオバサンがいて、地図は単なる餌で、バスの勧誘だった。
聞いたらオープントップの周遊バスだっていうから、ラッキーでそのまま購入。
現金だと150で、クレジットカードだと180だというから、現金支払い。

しばらくしてけっこう乗客も増えたところで時間になり、バスは出発。
周りの写真を撮れるし、風があるから涼しいし、アトラクションっぽくて楽しい。
マカオタワーとか、像とか、いろいろ見れる。

世界遺産巡りのスタート、A-ma templeで降りる。
ここは岩がガツンと存在感あって、好きな感じのところだった。

そこから北上しながら、途中の世界遺産を見る。
土曜だけど学校があるのか、制服の子どもがたくさん歩いてた。

セナド広場辺りまで来たら、観光客がものすごくたくさん。
ショッピングとかカフェもその辺に集まってるのかな。

この頃になると、暑くて暑くて、ちょっと体調が悪くなってきてた。
とりあえず冷たいものを飲まなきゃと、ジュースを買ったり。

香港ドルはそのまま使えるという情報だけで来たが、コインの10ドルは使えないらしい。
何なら受け付けてくれるかわからないので、財布を広げて取ってもらった。
1ドルとかは選んでたので、ホント10ドルコインがイヤなだけだったみたいだ。

なかなか回復しないけど、涼しいところで座れる場所もない。
冷房が効いてるところはゆっくり見学。

モンテの砦は、道がちょっと分かりにくかったが、教会とかより遺産っぽくてよかった。
そこからまた聖アントニオ教会への道も分かりにくかった。

ちょっと離れたところにあるギア要塞は行かないことにして、
それ以外のところを廻りきったら、リスボアホテルのバス停で、拾ってもらおうと思った。

バスの時間は決まってるので、少々早歩きで向かう。
間に合った~と思ってホテルの前で待ってたら、遠くの道路でバスが停まり、出発した。

なんと!あっちがバス停!?

確かに最初乗ってるときにもホテルの前には行かなかった気がするな~。。
手を振ったら気づいてくれて、もう一度バス停に来てくれた。

ありがたや。

なんだけど、バス停の表示もなくて、パンフレットにはホテルって書いてあるんだから、
そこから遠いところをバス停にしちゃダメでしょー。
パンフレットにバス停の場所も書けばいいのに。

無事に乗れたので、あとはフェリーターミナルまで連れてってくれる。
時間的にはもう一周乗っててもよかったので、迷う。

周遊バスの後半は、橋を渡って別の島のタイパというところ。
巨大なホテルがたくさんで、ラスベガスっぽいところだ。
繊細さはなく、普通の豪華ホテルを縦横3倍にしました!みたいな大味の建物が多い。

このバスに乗ってなかったら見なかっただろうから、乗った甲斐があった。

その辺の乗客の乗り降りにけっこう時間をとられ、私のせいもあって、
時間は20分くらい押してしまってた。
もう十分見たし、ターミナルで食事でもして時間を待とうって決めた。

ターミナルに着いて降りる人は少なかったので、皆さんまだまだ遊ぶんだな。

ターミナルで一応購入した船がちゃんと出そうか、掲示を確認。
そして、レストラン。

15時半という中途半端な時間だからか、ガラ空き。
そんなに食欲がなく、餃子とデザート。

食べ終わって16時過ぎになったが、まだ時間があったので外を散策。
といっても暑いし、遠くまでは行きたくないし、で、カジノをチラ見で終わり。

16時半くらいになり、そろそろチェックインしちゃおうと入る。
やっぱり荷物検査はないし、パスポートのチェックも超態度悪い人がテキトーに見るだけ。

ゲートまで行ったら、1つ前のフェリーがまだ出てなかった。
そっちとは別の列で待ってたら、なんと、座席番号シールを貼られ、搭乗できる風。

乗れっていうから、次の便だけどいいの?って聞いたら、いいから乗れって。
どうやら空きがあったら、乗せちゃうみたいね。

今度はエコノミー。
食事は付いてなくて、メニューを見せられただけ。

窓側でもなかったので、寝てた。

尖沙咀に着いたときには少し咳は出るものの、暑さによるダルさはなくなってた。
身体中が汗でベタベタなので、早くシャワーを浴びたかった。
でも今日が最後の夜なので、寄り道して帰る。

電車で太子駅まで行き、昨日見られなかった金魚ストリートを見て、
女人街の一本隣の西洋菜南街が地図上で赤くなってたので、通ってみた。

カラオケストリートとでもいうのか、カラオケを流して、おじさんオバサンが歌ってた。
誰でも歌うという訳じゃなくて、ストリートライブのカラオケ版みたいな。
日本の曲も、虎舞竜とか歌謡曲とかが、あっちの言語で歌われてた。

夕食がまだだったけど、昼食が遅かったせいかお腹は空いてなく。
気持ちが向いたのが、タロ芋とミルクのジュース。
選択肢が多すぎて選びきれなかったけど、美味しかったのでよかった。

甘くて冷たいものばかり欲しくなっちゃうの、良くないねー。

さて、明日は午後に空港まで移動なので、それまで何しようかな。
もう両替はしないで、手持ちのお金だけでやりくりしたい。


2017.05.06, 23:45 / 2017.05: 香港
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2017.05.06

香港島

昨日はホテル周辺をぶらつくだけで終わったので、今日から本格的に観光。
そもそも香港もイイかもなって思ったキッカケは超密集マンション。
その映像に心を動かされたのだ。

なので、今回の旅の目的でもあるそこへ、今日は行くと決めていた。

その他は、寺院も見ておこうかな~、ピークトラムも乗っておこうかな~、
中環あたりがアートな感じらしいので見ておこうかな~という感じ。

そして今日のプランは、
1. 黄大仙駅までMTRで行って、黄大仙寺院
2. 鰂魚涌(クォーリーベイ)駅までMTRで行って、超密集マンションを探す
3. 尖沙咀駅までMTRで行って、昨日行き忘れた重慶大厦に入り、レートの良い両替をする
4. 上環駅までMTRで行って、文武廟寺院
5. 歩いて、ピークトラムでビクトリアピークに行き、香港を上から眺める

今日の朝に決めたプランだから、さすがに大体その通りには進んだけど、
クォーリーベイでトレイルを発見して、歩いてみたりってのが追加になったりした。
こういうフレキシブルさは一人旅ならでは、か。

もう電車に乗るのも、乗り換えるのも、全然問題ない。
ただ、今日はガッツリ通勤ラッシュと重なってしまったようで、何だか申し訳ない。

黄大仙寺院は、駅ビルの名前が同じような名前になってたので、ちょっと衝撃。
寺院自体は、派手な色合いの仏教寺院という想像を超えはしなかった。
寺巡り自体がなんか久しぶりな気がした。

クォーリーベイは、外に出ようとしたら駅直結のビルに入ってしまい、方向わからず。
SIMを買ってないので調べることもままならず、勘で歩き出す。
もし想定しているのと反対の駅に着いちゃったら、戻ればいい。

もちろんお目当てのマンションを探しながら歩くが、古いマンションはどれも味がある。
もし見つからなくても、それはそれでいいんじゃないかという気にもなってた。

方向は合ってたようで太古駅まで来てしまった。
ガイドブックには、クォーリーベイ駅と太古駅の間の南側という程度しか書いてない。
観光地じゃなくて普通に住んでる方もいる場所だから、仕方ない。

でも、方角がわかったので、もうちょっと念入りに見つつ、クォーリーベイ駅方面に歩く。

古くて大きなマンションを見かけたら、近づいてみるという地味な作戦。
でも、2つめに怪しいと思ったところが正解だった。

道路側は商店が並んでるだけだが、奥まで行って振り向いたら、それだった。
ちょっと感動。

曇り空の白さで逆光になってしまい、どうにも写真がカッコ良く撮れない。
自分の腕のなさを呪う。

でも、大満足。

さて移動しようかな~と思ってたら、自然散策路みたいな看板と遭遇。

今日はプラン通りに行くと暇なのはわかってたので、行ってみることに。
少し進んだところに地図付きの看板があり、6km 3時間のコースと書かれている。

ちょっとマジなやつかも?と不安になり、水のボトルを買いに戻った。

さて行ってみると、完全な舗装道で、ときどき車も通る。
歩いてる人も意外に多くて、地元の年配の方々が健康維持のために登ってる感じ。
あと韓国人だか中国人だか香港人だかわからないけど、観光客っぽい人もチラホラ。

登山というものではなく、坂道を延々と登るものだった。

基本的には単調な道だけど、2回ほど視界が開けて、高層ビル群を見ることができた。

体力的には大丈夫だったけど、汗だくになってしまった。
洗濯しなきゃ。

あとでカメラの記録で調べるけど、往復で3時間はかかってないくらいだと思う。
もっと先にも道は続いてたけど、知らない場所に出ても困るので、引き返した。

時間的にもお昼くらいになり、尖沙咀でランチを探すのも追加。
重慶大厦はすぐに見つかり、入ってみたら、確かにレートが良い。
690というのを見つけて、また両替。
50HKD違うのはデカイ。

ランチもここでと思ったが、インド料理ばかりだったのでやめた。
近くをうろつくが、一人で入りやすそうな店がなく、とうとう見つけたのはマンゴーの店。
ランチセットみたいなのがあり、しかも安いので即決。

ジュースは美味しかった。
ご飯とおかずとデザートは、まぁまぁかな。

満足したので、文武廟寺院。
行くまでに坂だらけで、もう足が疲れきってたのでつらかった。
キャットストリート、ハリウッドストリートもチラ見して、ピークトラムを探す。

ガイドブックの地図が大事なところで切れてて、迷いかけたけど、無事看板を見つけた。

チケット購入の列がすごくてビビった。
カードにチャージしとけば良かった、と思いつつ、どうせ暇だしいっか、となる。

トラムはなかなかの勾配を登ってて、楽しかった。

上に着いて、真っ先に展望台。

湿気のせいかモヤがかかったような感じではあったけど、
昨晩の場所を反対側から見るのはおもしろい。

夕焼けにも夜景にもまだまだ時間があったので、レストランで食事。
チャーハンとアイスミルクティー。
チャーハンが薄味で途中で飽きてきたというのもあるけど、ゆっくり食べた。

それでもまだまだ時間があり、頂上近辺を一周するトレイルコースを歩いてみたり。
その途中で夕焼けかな?という感じにはなったけど、曇り空で全然キレイじゃなかった。

これはもしや夜景もイマイチかな?と思いつつ、完全に暗くなる前に戻ろうと早歩き。
戻ったときは薄暗くなってたが、やっぱりちょっとイマイチな夜景だった。
湿気が多い季節はこんなもんなのかもね。

あっさり諦めて、下りのトラムに並ぶ。
これまた長蛇の列。

トラム乗車中にチラッとビルの夜景は見えたけど、夜のビルという以上のことはなかった。

帰りは、旺角駅まで行って、女人街というマーケットを通って帰ってきた。
何も惹かれるものは売ってなかった。
偽物を持って帰っちゃいけないということを考えると、買えるもの少なさそうとか思ったり。

歩きまくって疲れたけど、香港に未練はなくなった。
食と買い物の優先順位が低いと、そういうものか。

明日はマカオに行ってみるつもり。
調べなきゃ。

 


2017.05.06, 00:40 / 2017.05: 香港
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