全社MTG
12期の上期が終わったタイミングでの全社ミーティング。
半期に一度、いつも土曜日にある。
去年はミッドタウンでマネージャの話を聞いて、二次会はバーだったようだが、
今年は秋葉原のシアターで話を聞いて、二次会は貸会議室のようなところだった。
なんだか部屋のチョイスはよくわからないけど、
二次会が分煙になったので、それだけで前より良くなったと思える。
売上とかお金の話を聞いて、組織変更の話は珍しくあんまり無くて、
今まで出たミーティングの中でいちばん平和だったように思う。
もちろん、問題が山積みなことには変わりないけど。
この半年は何か作ったというよりは、パフォーマンス対策やらセキュリティ対策やら、
そういう、要するに過去を直していただけだった気がするので、
なんというか達成感みたいなものは全くない。
そして、これから半年くらいにやらなきゃいけないもので、
前に自分がやったやつの改修とか、自分がやったほうが速いものはけっこうあるのだが、
それを全部自分でやるような時間的余裕がなさそうだったりするのが、メンドクサイ。
最近しばらくそんな感じでパッとしないけど、今はそういうフェーズ。
外部に発表できるようなネタでもあればいいんだけどね。
ブラック・スワン
ニューヨークのバレエ団に所属するニナは、間違いのない完璧なバレエを踊る。
新作の「白鳥の湖」では白鳥だけでなく、男を誘惑する黒鳥を踊らなければならない。
主役を射止めたものの、誘惑的な魅力を出すことができず、プレッシャーから幻覚に苦しむ。
自分自身がうまく踊れるかどうか、というプレッシャーだけじゃない。
周囲のダンサーは皆、自分のポジションを狙ってる。
ライバル、という言葉で表現できない怖さがある。
自分の母親も元バレエダンサーで、協力的・・・なはずなんだけど、
自分が成し遂げることができなかったことを娘が達成するのが憎いのかもしれない。
単純に主役のプレッシャーだけではないのだ。
そこに、真面目すぎるほど真面目なニナが、性的な魅力を出さなければならない。
経験もなさそうな彼女に、いろいろ教え込もうとしていたのが、本当なのか幻覚なのか、
もはやそれすらわからなくなっているので、誰も信じられない。
どこが本当でどこが幻覚かわからなくなり、見ていて怖い。
バレエの映画というよりは、その周りの人間関係を描いたもの。
プレッシャーとストレスと妬みがドロドロとしていて、その怖さが黒鳥を引き立てる。
怖いけど、迫力があるけど、怖い。