8月16日、初ダイビング・プール
朝7時半、ダイビングでお世話になる、
BLUE WORLD COLLECTION の車が迎えにくる。
車というのは、こっちのメインの交通手段であろう、乗合車。
ジプニーというらしい。
かつてアメリカ軍が置いていった車を、
たくさんの人が乗れるように改造したらしい。
軽トラの後部が、遊園地を巡回するバスみたいに、横向き2列向かい合わせ。
車でスタッフの方に「今日講習を受けるのは一人だけ」と言われる。
他に乗ってた人は、講習2日目、体験ダイビング、ファンダイビング。
着いて書類を書かされてる間に気付いたが、
どうやら体験ダイビングと同じインストラクターだ。
やった~!!
ひとりじゃない!
体験ダイビングなのは、関西から来た顔そっくりな姉妹。
若いけど、けっこうしっかりしてて、トークもしてくれ、
今日が楽しかったのは、彼女たちのおかげ。
知らぬ間に台風直撃は免れたらしいが、海が荒れてる。
浅瀬の練習はムリだから、プールで練習スタート!
いきなりウェットスーツを着て、器材を装着して、プール。
マスククリアやレギュレータ・リカバリーなど、一つ一つ見本を見て、実践。
まだレギュレータで呼吸することに慣れず、たまに苦しくて、もがきたくなる。
意識的に大きく深呼吸して、落ち着く。
少し休んで、今度は3mの深いプール。
一人ずつ、インストラクターと一緒に下まで降りる。
耳抜きが必要。
意識的に耳抜きをしないといけない状況は初めて。
やってみて、右耳が抜けない…。
何度かやり直して、痛みが弱まったから大丈夫か?と思いつつ、不安。
プールの底をグルグル回る練習。
砂で視界が1mもなく、自分がどこにいるのかわからず、怖い。
しかも身体が浮いてきてしまい、また戻ろうとすると、右耳が痛い。
浮上の合図が聞こえたかどうかも不安になり、一度水面に顔を出す。
誰もいないので、また水中へ。
このときは、なんでこんなツラいことしてるんだろう…と泣きたい気分。。
お昼休憩。
ランチをお願いしたら、超和食の日本で見ても高そうな弁当。
なかなか美味しくいただいたが、それがセブでの初食事だった(^^;
彼女たちと話しながら、何度も耳抜きの練習。
左はすぐできるのだが、その後かなり頑張れば右もできる気がした。
つづく
8月15日、到着
セブ空港に到着。
荷物を無事に引き取り、少し両替をして、現地係員の方に会う。
車で移動中に、水、治安、経済の話を聞く。
日本にけっこう住んでいたらしく、日本語うまい。
ホテルはレートが悪いということで、コンビニみたいな店でさらに両替。
ついでに水も買う。
1ペソが3円弱くらい。
ガイドブックよりも円安かな。
ホテルでチェックインして、
明日のダイビングショップに電話するが、留守番。
不安だから少し早起きしよう。
部屋は実に質素。
ホットシャワーだから良いところなのかな。
セブのマクタン島、若者がたくさんいて、
車がにぎやかに走り、お金にうるさそうで、いかにも観光客はカモ。
まだ全くゆったりした気持ちになれない。