8/10: アルーシャへ
8月10日、タンザニアのアルーシャまで移動する日。
到着してすぐ移動なので、飛行機ではたくさん寝たつもり。
予定通りに6時過ぎにナイロビ到着。
火事のあった建物や仮設テントの写真を撮る人がたくさんいて、まるで観光名所。
バスで移動して仮設テントで入国審査。
すごい混んでるように見えたけど、列の10番目くらいで入国できた。
中国人に割り込みされたけど、2人だけで済んだ。
黄熱病の予防接種を受けていなかったので心配したけど、何も聞かれず、
むしろ入国書類すら見てないじゃないか?と思うくらい審査もすんなりだった。
ビザを取得していなかった場合は空港で取得することになるが、それも同じ受付でやっていたようだ。
それが終わるとテントの外に出て、コンテナから出される荷物を受け取る。
仁川で振り替えてもらったのが、無事に着いてホッとした。
外は出迎えの人がたくさんいた。
ホテルまでの送迎も頼んでおいたので探したら、すぐに “g adventure” を見つけることができた。
駐車場が大混雑で出るのに時間がかかったが、ホテルに到着したのが8時くらい。
先に到着していたメンバー2人と合流し、他の人の動向を聞く。
予定の飛行機が飛ばなくて遅れて来るメンバーは、
ナイロビ空港に1人、キリマンジャロ空港に2人、ダル・エス・サラーム空港に2人だ。
予定通りの飛行機で到着できちゃった身としては、皆さんの頑張りに感服。
もう出発時刻だったのでホテルには入らず、そのまま6人で出発。
アルーシャまでの8時間ドライブだ。
日本車の中古車のようで、ドアの開閉のときに、
「ドアが閉まります、ご注意ください」と日本語でアナウンスが流れるのがおもしろかった。
(ホントそこらじゅう日本の中古車だらけだった)
一度トイレ休憩を挟み、11時頃にタンザニアとの国境である Namanga に着き、まずはケニアを出国。
そして車で少し移動して、今度はタンザニア入国。
タンザニアはビザを取ってなかったので不安だったが、50ドルを払って、両手の指紋を取られただけだった。
黄熱病の予防接種については、ここでも何も言われなかった。
そしてまたひたすら走る。
たまに木にボールみたいな草の塊が付いてるのは、鳥の巣かな。
最初はしゃべってたけど、だんだんと眠くなり、隣は爆睡。
ダチョウが見えたけど、写真を撮れなくて、幻だったかなと思い始めたり。
みんなが寝出した頃に、高級ホテルに入り、タンザニアシリングへ両替。
ツアーだと、けっこうUSD がそのまま使えてしまったりするので、100ドルだけ両替した。
なのに155000シリングという大きな数字になってしまい、分かりにくい。
とりあえず 1000シリングが 100円と思っておけばいいかな、と。
ホントは 1550 シリングが 100円なんだけど、パッと計算できないので^^;
元々予定してたロッジが満室だったということで、別のロッジに変更。
今日はここで一泊だ。
14時過ぎだったが、まだお昼を食べてなかったので、まずはレストランでランチ。
軽いものでいいやと思って、スープと春巻きを頼んだ。
でも、注文してから出てくるまで30分くらいかかってた。
食べ終わって16時ごろになり、完全フリータイム。
治安が悪そうなのが不安なので、街歩きをしていいものか迷う。
結局、街までロッジの車を2時間チャーター。
アルーシャ市街を回ってもらうことにした。
車から見ている分には、危険そうには見えなかった。
でも、高級ホテルや企業には高い鉄柵があり、銃を持った警備員がいるので、安全じゃないのだろう。
お土産になるものがあるかな?と、スーパーにも寄ってもらう。
ここで、物価の高さに驚いた!
日本の感覚とあまり変わらない、というか、日本より高いものもある・・・
よくよくスーパーにいる人たちを観察すると、みなさん良い服を着てる。
ドレスやタキシードで着飾った子どもたちがいるところを見ると、おしゃれして来るところなんだな、とわかった。
そして、今度はお土産屋さんがたくさん集まったところに連れて行ってもらった。
ここには観光客がたくさんいて、ちょっとホッとした。
もう時間が迫ってきたので、最後にアイスクリーム屋さんに寄ってもらった。
持ち帰りにして、車で食べようということにしたら、ジュースのカップに入ってきた^^;
確かにこれならこぼさないが、、コーンじゃないんだ・・・
ちなみにシングルで3000シリング、200円くらい。
やっぱり嗜好品は日本レベルの物価だな。
ロッジに戻ったのが18時過ぎだったが、まだお腹が空いてない。
今日、あと3人合流するのだが、21時頃になるということで、夕食はそのときに集合しようということになった。
それまでシャワーや昼寝でまったりして、本気で寝そうになって危なかった。
時間になってレストランに行ってみると、すでに1人到着していた!
これまでの話を聞きながら、夕食を注文。
そして、夕食が出てくるのを待っていたら、あと2人も到着!
夕食を食べながら、やっぱりこれまでの話を聞く。
ちょっと早い時間だったけど、みんな到着後で疲れていたので、すぐに解散。
22時過ぎに寝たんだったんじゃないかな。
ルームメイトと、いつもこのくらいに寝てる~って話をした気がする。
蚊帳をして、熟睡。
8/11: サファリ開始!
8月11日、セレンゲッティ国立公園までドライブする日。
ぐっすり眠れたみたいで、6時半頃に目が覚めた。
それまで一度も目を覚まさなかった。
荷物を片付けて朝食のレストランに行ったら、すでにみんないた。
朝食はジュース、パン、フルーツなど、私の好きなものが多い。
どこに行っても、たいてい朝食は嬉しい。
8時ごろ、車が2台やってきた。
昨日ここまで来た車とは違って、g adventures の名が入ったサファリカー!かっこいい。
TOYOTA の Rand Cruiser だ。
車の後ろの隙間に荷物を積む。
荷物のサイズ制限があったのは、ここに入るようにということだったんだな。
まだ7人しかいないのに、7人乗りの車2台に分乗。
荷物スペースもまだまだ余裕がある。
なんと中には、バッテリー充電ができるようにとコンセントが付いてた!
心置きなく写真を撮ってもらおうという心遣い、素晴らしい。
出発してすぐ、商店に寄って買い出しタイム。
4日間のキャンプ中のジュースやお酒、お菓子を買うなら今しかないということ。
あんまりお酒を飲む人はいなくて、何人かが1日1本の計算で買ってた。
私はキリマンジャロ・ビール、ファンタ、コーラを1本ずつにしてみた。
(結局、寒かったし常に満腹だったので、コーラは飲まなくて持ち帰ってきたけど・・・)
街には人が溢れかえっていた。
日曜の朝ということで、教会に行った人の帰りの時間らしい。
・・・この辺はキリスト教なのか。
周りにはコーヒー農園がいっぱい。
そういえばキリマンジャロが近いということは、キリマンジャロコーヒーが有名?
途中の道路はちゃんと舗装されていて良い道だったのだが、
工事のためにガタガタ道へ迂回しなきゃいけないことが何度もあった。
ドライバーさんたちは、それをアフリカン・マッサージと言っていた^^
だんだんと周りの建物が減り、マサイの家が見えるようになってくる。
小さい丸い家が数軒まとまっている。
もともとは今日マサイ族を訪問する予定だったのだが、まだ合流してないメンバーがいるので、
アルーシャへ戻る日に訪問するように変更したとのことだった。
ときどき集落を通ると、お土産屋さんやバナナ売りがたくさん。
もう1台の車がバナナを買っていたようで、こちらもスピードを落としたら、バナナ攻撃。
Lake Manyara National Park のゲートがあった。
今日はここを通過し、さらに Ngorongoro Conservation Area も通過し、Serengeti National Park に行く。
途中、バオバブの木があるところで写真タイム。
お土産屋さんに寄ってくれたりもしたが、高いし、さすがに序盤だし、買わず。
人気があるのか、木彫りの動物がほとんどだった。
ちなみに、お土産屋さんではUSドルが普通に使えるっぽい。
そして Ngorongoro Conservation Area に入る。
ここはマサイ族が中で生活しているので、National Park ではなくて Conservation Area なのだそうだ。
ンゴロンゴロ・クレーターが見渡せる場所で、写真タイム。
黒い点々に見えるのがバッファローの群れだと言われて、慌てて一眼レフを取りに車に戻る。
でも、300mm のレンズ(←父親から拝借)で見ても、点々にしか見えなかった。
近くの広場でランチタイム。
ゆで卵の黄身が白かった。
餌のトウモロコシが白いからということだが、ホントかな?
食べ物を鳥に取られないように気をつけて、って言われたので、
近くに寄って来た鳥を警戒してみたのだが、食べ物を奪うのはこいつじゃないらしい。
食べ終わって出発したら、シマウマがいてテンション上がる!
マサイの牛やロバはたくさん見てきたけど、やっぱシマウマは違う。
どうでもいいことだけど、シマウマに、乗馬みたいに乗る人いないのかなーって思ってしまった。。
ダチョウもいっぱいいた。
英語では Ostrich っていうことを初めて知る^^;
茶色いのがメスで、黒白なのがオスということだ。
オスのほうがカッコいいな。
今日はここが目的地ではないこともあってか、
途中、インパラやガゼルがいても、たくさんいるからってことで停まってくれなかった。
でも、さすがにキリンは停まってくれた。
やっぱり最初に見る動物たちはテンションがあがる^^
Serengeti National Park の入り口のところで写真タイム。
顔にペイントをしたマサイの子どもたちが、チップ目的で写真のために待機していた。
わたしは撮らなかったけど・・・。
ここでようやくガゼルを撮影。
国立公園の手続きの間に散歩タイム。
レインボーアガマというカラフルなトカゲがいた。
大きな鳥の巣がいっぱいある木があって、鳥もたくさんいた。
スターリンという青い鳥は、ホントたくさんいる。
街中でもけっこう見かけた。
また出発して、たくさん動物を見ながら進む。
ライオンがいると言われて、テンションが上がったが、ゴロゴロして猫みたい^^
夕方になり、空の光がキレイ。
キャンプサイトに着き、トイレの場所など一通り説明してもらって、休憩。
夕食は最初にパンとスープが出てきて、お腹いっぱいになってしまった。
メインディッシュは少なめにしてもらったけど、お腹が痛いくらい満腹。
キャンプファイヤーは他のグループが使っていたので、今日はなし。
もしくはそこに混ぜてもらってもいいんじゃない?ということだったけど、そこまでの元気はなく。
寝袋は持参ということだったけど、すっごく分厚くて暖かいやつがついてた。
しかも私のは新品っぽかった^^
マットはふかふかだし、枕までついてるし、至れり尽くせり。
せっかくの新品っぽかったので、その暖かい寝袋で寝たら、暑かった^^;
8/12: セレンゲッティ国立公園
8月12日、一日中ずっとセレンゲッティ国立公園にいる日。
気球に乗る人たちは早朝 5:20 に行ってしまった。
乗らないのは私を含めて 3人だけ。
気球自体はカッパドキアで乗ったことがあるので良い経験なのはわかってたが、高かったのでやめた。
上からよりも、近くで動物を見たいってのもある。
お見送りをしてからは目が覚めてしまったので、少しテントでゴロゴロ。
そして、6時頃にサンライズを見ようと外に出てみる。
たしかナイロビでホテルまで送迎してくれたドライバーさんが、6時って言ってた気がしたのだ。
うっすら明るくなってるんだけど、なかなか太陽が出てこない。
あんまり出たり入ったりするのも、うるさいだろうなと思って、ずっと外で待ってみる。
鳥がたくさん鳴いていて、爽やかな朝である。
気球はもう飛んでるんだろうなーとか思ってたが、全く姿は見えなかった。
結局太陽が出たのは6時50分過ぎ。
この写真が 6時58分。
気球の人たちは朝食付きなので、今日は3人で朝食。
大きいテーブルの端っこでまったり。
食事が出てくるのも、いつもより遅かったような・・・
そして、8時ごろから3人でゲームドライブ!
気球よりもすごい動物を見つけてやるー!と意気込む^^
イボイノシシを初めて見たり、間近でキリンを見たり。
ハイラックス?マングース?
模様がキレイなマサイキリン。
角が立派なオスのインパラ。
カモの親子。
アフリカハゲコウ。
初めて見る動物・鳥がたくさんいて、テンション上がる。
でも、いちばんテンション上がったのが、カバの大群かな~!
このカバたちは気球からも見えたらしい。
ディクディクのカップル(?)も可愛かった。
あとは、ゾウの群れもテンション上がったなー。
サバンナモンキーが車に近づいてきたので、乗り込んでくるまで待ってみよう、と。
入ってきたら、慌てないで静かにしててねって言われたけど、ドキドキ。
静かに待ってたら、サファリカーの天井から車に入ってきて、食べ物を奪おうとしてた。
やっぱり近くに来るとけっこう怖かった。
そして、ビッグ5 の1つであるバッファローもいた!
ハイエナも近くでしっかり。
ここまでが気球の裏で 3人で見た動物たち。
こうして見ると、けっこう見てる^^
そして気球の人が帰ってくる場所に迎えに行ったら、そこにはハイラックスがいっぱいいた。
合流してから、ハイエナやイボイノシシを見て、しばらくすると渋滞。
渋滞ということは、人気者の誰かがいるということ。
ここではなんと、木の上にヒョウ(レオパード)がいるとのこと!
ヒョウは滅多に見られないと聞いていたので、嬉しい!
でも、どこにいるのか全然わからない。
木が分かれて左に向かって伸びてるほう枝の、さらに枝分かれしてるところと教えてもらったが、わからず。
もう一台の車の人に聞いたら、木の瘤に見えるのがそうらしいと教えてくれて、やっとわかった。
しばらくすると、確かに動く。
これを最初に見つけた人、すごいなー・・・
模様はなんとなく見えたかなーという程度だったけど、写真で見たらちゃんと写ってた^^
その後、ライオンまで見ることができた。
ダラダラと寝てるメスライオンたち。
さっきのヒョウの場所(かな?)に戻ってみたら、狩りを終えて、草むらにいるという。
そのうち獲物をくわえて木に登るから、それを待ってみようと観察開始。
じーっと長らく見ていたら、サササッと木に登って、消えてった!
写真には撮れず!
登ったあとの木で、どこにいるのかよくわからなかったが、写真には写ってた。
んー、視力が足りないなぁ・・・
キャンプサイトに戻って、ランチタイム。
夕方にまたゲームドライブに行くけど、それまでは休憩とのこと。
みんなでトランプして過ごした。
ババ抜きや大富豪をして、大富豪では勝ち続けたあと転落した^^;
16時ごろ、最後の合流メンバー2人が到着!
自己紹介とかしてから、夕方のゲームドライブに出発!
こうしてイスに上がって顔を出してると、視界が広くて動物をちゃんと探せてイイ。
(ホントはイスの上に立つなっていうステッカーが貼ってあったけど・・・)
チーターらしきものを見たりして、イイ感じ。
クロコダイルがコケか藻に埋もれてたり。
だんだんと日が傾いてきて、光がイイ感じだったので、ゾウとのコラボ。
今日は大満足。
18時半ごろ、日が沈んだ。
停電したりしていたけど、夕食にはパスタを山盛り食べて、やっぱり満腹。
ようやく合流が全て終わったので、みんなで自己紹介タイム。
3人がツアー参加を断念したのは残念だけど、でも、来る人はみんな揃ったなーと感慨深い。
やっぱりキャンプファイヤーは先客がいて、おとなしく就寝。
たくさんの動物を見ることができて、大満足だった。
この日だけで400枚くらい写真を撮っていた。
BIG5で見てないのは、サイ。
これはセレンゲッティにはいないということだったので、明日以降に期待。
あとは、雄ライオンを見たいなー。
8/13: ンゴロンゴロ保全地域
8月13日、ンゴロンゴロ保全地域に移動する日。
昨日到着したうちの一人が気球に行ったが、その時間には起きられず。
(というか同じテントの人が起きたのには気付いたが、もう見送りが終わったと思い込んでまた寝た^^;)
外が明るくなる6時過ぎくらいまで寝てた気がする。
移動の日なので荷物を全部片付けなきゃいけなくて、朝はちょっとだけ忙しい。
まぁほぼ荷物はバックパックから出さない派なので、寝袋をしまうとかその程度だけど。
準備を済ませてから、朝食に行った。
テントや寝袋などは g adventures のスタッフがあとで片付けてくれる。
荷物だけ撤収して、車に積んで、8時ごろ出発。
今日は違うドライバーさんのほうに乗ってみよう、と、初めてエマのほうに乗った。
そしたら、こっちの車は、まずは空港に荷物のピックアップ。
(ロストバゲージしたメンバーの荷物が届いたらしい)
キャンプサイト近くの野原が、焼き畑みたいに焼かれているのが気になっていた。
教えてくれたのは、草を焼くことで草の高さを低くしないと、草食動物が他のエリアへ移動してしまうということ。
見晴らしが良い場所じゃないと、草食動物は安心して過ごせないのだ。
あとは、ハエとか蛇が増えすぎるのを防ぐために焼くという意味もあるらしい。
そして次は、気球に行った人のピックアップ。
なかなか帰ってこなくて、30分くらい待機してる間に、もう1台の車はサファリ中。
乗る車を間違えたかな・・・と思ってしまったが、どうせ半分のメンバーはこっちなのでしょうがない。
でも、前にお迎えに来たときには見かけなかったやつがいた。
マングース?なんだろう?
あとは地味目な鳥さんを眺めたり。
合流できてから、ようやくサファリ開始!
このときすでに10時!
もう1台の車に会ったとき何を見たか聞いたら、雄ライオンを見たと・・・
なぬ!
でもそんなに近くじゃなかったらしく、ぜひこっちの車でも見たい!と思った。
歩いてるカバを見ることができた^^
いつも水の中で背中しか見えないから全身が見えるのは貴重。
ローラという鳥、なんか可愛い名前だ。
Lilac-breasted Roller。
日本名はライラックニシブッポウソウということになってる。
変な実のなってる木に猿がいた。
この木は、ソーセージツリーというらしい。
猿は水分補給のためにソーセージの部分を食べるらしい。
でも、果実は苦いらしい。
このソーセージ、マサイ族は乾燥させて水筒に使ってたな。
18頭だっけ?
ゾウの大群がいて嬉しい。
昨日気球に行ってた人たちにとっては最初のバッファロー?
ハートビーストだっけ?
角がハート型だからって言ってた気がするな。
ライオンがいて、雄ライオンじゃないのか・・・と思ったら、なんとハンティング真っ最中!
2頭の雌ライオンが、1匹のガゼルを狙っている。
まずは1頭が、ガゼルに気付かれないように動き、ガゼルの向こう側に回りこんだ。
そして、じっとひそんでいるのか、姿が見えなくなった。
緊迫した空気のまま、静かに、しばらく待つ。
もう1頭が動き始める。
この子は調査のために首輪をつけられているらしい。
まだガゼルは気付いていないようだった。
風が少し強くなり、ガゼルが風上。
今ならイケるんじゃないか?と思って待つけど、なかなか動きが見えない。
でも音を立ててはいけないので、しゃべりもせず、静かに待つ。
緊迫した空気が続き、ときどきシャッターを切る音が聞こえるのみ。
すると、最初に向こうに回りこんだやつが飛び出してきた!
でもちょっと距離が遠い・・・・!
残念ながら、ガゼルを捕らえることはできなかった。
幸運なガゼルが逃げ切ったというべきか。
いい感じに距離をつめていた2頭目は、呆然と立ち尽くす。
失敗したライオンは、あーあといった表情であくび。
緊迫した空気で、楽しかった。
そんなこんなでハンティングの様子を、じーっと30分近く眺めていた。
少し移動したら、別のライオンがハンティングを終えたところだった。
確かに12時過ぎとお昼時だったけど、別にお昼にあわせてハンティングはしないか・・・。
そしてまた少し移動したら、前を走るもう1台の車が雄ライオンを発見した!
ドライバーのリチャードがかなり近くまで車を寄せてる!
でもここは近すぎるため、他の車にも譲らないといけないということで、長時間の停車はできず。
写真は急いで撮って、すぐに車を移動させてた。
いやー、もうテンション上がった!
雄ライオンを見たいなーって言ってた日に、こんなに近くで会えるなんて!
ドライバーさんたちも含め、当然みんなテンション高かった^^
あとはまたのんびりしてる雌ライオンとか、今日はライオンDAY。
変な頭の鳥。
Secretary Bird かな。
ランチはソーセージツリーの下で。
野生動物には近づいてはいけないルールということだったので、
おそらく回りに動物がいない場所を選んでいるんだと思う。
そして、ンゴロンゴロ・クレーターの見えるあの場所へ戻る。
最初に見たときよりは、ちょっと身近に感じる。
もう17時近くで、影が長かった。
今度のキャンプサイトは、前よりもさらにテントの数が多い。
そしてなんと、ホットシャワーがあるとのこと!!
トイレも前よりもキレイで、近い。
遅くなると、もしお湯が出なくなったときに寒いからということで、急いでシャワーに行く。
でも、3つあるシャワーは空きが1つしかなく、
準備が早かったメンバーが、(ロストバゲージで)タオルがないからと2人で1つのシャワールームを使用するという。
同じテントの人にそういう状況だったことを説明して、もう一度見に行ったらちょうど空いた!
1人、別のグループの人が並んでいたが、なぜか入らない。
入らないの?って聞いたら、そこは水しか出なかったから・・・とのこと。
一緒に行ったメンバーと蛇口が逆なんじゃない?という話を(日本語で)して、確認したら青いほうからお湯が出た。
ラッキーということで、そのまま二人で使わせてもらった^^
サファリ中にたくさん砂を浴びてたから、シャンプーは泡立たない。
キャンプ中にシャワーを浴びられるなんて思ってなかったから、
持ってたシャンプーは少なくて、なくなっちゃうんじゃないかって心配だった。
スッキリ爽快になって、夕食。
寒いので、ダウンジャケットを着込む。
今度の食事会場はたくさんのグループが使っていて、人がびっしり。
他のグループの食事なんかも見えて楽しい。
どのグループもコックさんが工夫を凝らしているようだ。
パンプキンスープは大人気。
私も大好きなので、おかわりしちゃった^^
今日は場所がいっぱいあるので、うちら専用のキャンプファイアーを作ってくれた。
やっと、キリマンジャロ・ビールの出番だ。
少し雨が降って、レインウェアを着込んだ。
もうこれ以上重ねて着るものはないんだけど、ホント寒い。
少ししたら雨はやんでくれて、エマがキツイお酒をくれたり、いろいろお話したり、楽しかった。
寒かったので、あんまり長くはいられなかったけど、
うちらが寝たあとはスタッフさんたちが楽しんでいたみたい。
せっかく持ってきたので、今度は自分の寝袋で寝てみた。
裸足で入ったら、ちょっと寒かった。
もしかしたら寒くて途中で着るかも・・・と、ダウンジャケットを傍らに置いて寝た。
8/14: ンゴロンゴロ・クレーター
8月14日、ンゴロンゴロ・クレーターの中に降りていく日。
やっぱり寒かったので、途中で起きてしまったときにダウンジャケットを寝袋に入れた。
サンライズを見ようと、起きる予定だった時間の少し前にテントを出てみる。
すでに何人かのメンバーが外に出ていて、クレーターのほうに朝日が昇るのを眺める。
朝食を終えて、ゲームドライブに出発する準備をし、車のところに行く。
これまで見たことがなかったけど、サポートしてくれてるスタッフの車を発見。たぶん。
テントとか食事とか、きっとこれに積んでるんだろうなーって。
出発して、クレーターの中に向かって降りていく。
今日はしばらくトイレタイムがないというのが難点。
朝食後すぐに出発なので、絶対に2,3時間したらトイレに行きたくなる・・・
途中の道は、舞い上がった土が木々に付着したのだろう、木が茶色くなっていた。
そして、クレーターに入る前、また広大な景色。
広角の写真はIXYで撮っていたので、IXYを取り出そうとポケットに手を入れたら、ない。
あれ?車かな?と思って、車に戻って自分のいた席やイスの下を見るが、見つからない!
カメラ、なくした?
まだ今日出発してから最初に降りた場所なので、落としたにしても、可能性のある場所は少ない。
キャンプサイトか、車か、今いる場所か。
キャンプサイトだったら今探しても出てこないし、戻ってから探してみるしかない。
車は一応探してみて、見つからなかった。
車を降りてから落としている場合は今見つけないとダメ。
なので、メンバーたちにカメラ落としたかもしれないから見かけたら拾って、って伝えた。
一眼レフがあるから、サファリ中の写真は大丈夫なんだけど、サブカメラとはいえ、ないのは悲しい。
この後もずっと気になってしょうがなかった。
途中の道で、山の斜面にゾウを発見。
こんな坂道でも大丈夫なんだ・・・
初めてヌーを見た。
物語の中に出てきそうな不思議なビジュアル。
ヌーの群れ。
シマウマの群れ。
広々としていて木がなく、これまでとは違った雰囲気。
クレーターの中には、木がないのでキリンはいないらしい。
そして、テンションが上がったのがフラミンゴ!
見られるとは思っていなかったが、まだ移動していない群れがいたらしい。
クラウンクレイン。冠鶴。
サイがいる!と言われて、興奮気味に探した。
でも遠すぎて、岩にしか見えなかった。
ノーカウント。
雄ダチョウ。
バッファローの群れ。
Kori Bustard、アフリカオオノガン。
鳥の名前は覚えられない^^;
ライオンたちが寝てた。
起きないかなーって待ってたら、まず雌ライオンが起きた。
そして、雄ライオンも起きてくれた!真ん前で!
間近で起きてくれて、ありがたい。
少し移動して、またライオンのハンティング場面!
すっごく遠かったけど、ライオンがこそこそと歩いてる場面だったので、わかった。
ターゲットは右側にポツンといるシマウマ。
ライオンが隠れながら距離を詰めていく。
しかし、途中で隠れていたときに、他のシマウマが合流して群れになってしまった。
これはもう動かないかなーということで、移動することになった。
ハンティング見学に夢中になっていたら、車のすぐ後ろにハイエナがいてビックリした。
ちょっとトイレ休憩をとってもらってる間の景色が良かった。
カバが草原を歩いているのが、ぽつんぽつんと見えた。
小さいな池のところで、いろんな動物が水を飲みに来ていた。
ハイエナの親子とか。
そして、ようやく、黒サイ!
よく見えるようにって近い道へ回ってくれて、今度はちゃんと角が見えた!!
BIG5 を制覇!すごい!
カバがいっぱいいる池のところで、ランチ。
ここは車を止めて降りていい場所らしく、たくさん車が止まっていて、トイレもある。
ホロホロチョウがいっぱいいた。
車から降りていいといっても、自由に歩いていいわけではなく、このエリアから出ちゃいけない。
ふらーっとシマウマ方面へ歩いて行ってしまったメンバーがいて、慌てて呼び戻す場面があって、焦った。
ランチ後も、ゲームドライブ続行。
もう明日はここから出て行くんだ、キャンプ終わりなんだ、と思うと、感慨深かった。
ハイエナの親子。
バッファローの群れ。
何か食べてるイボイノシシたち。
これで今日のゲームドライブは終了。
ビッグファイブを制覇できて、大満足!
キャンプサイトに戻って、カメラの捜索。
テントに最後に水を取りに行ったときにポケットから滑り落ちたかな?という予想だったが、テントにはなかった。
みんな食堂とかトイレとか探しに行ってくれ、ありがたかった。
そして、あったー!という声!!
車の中にあったらしい^^;
車の一番後ろの端っこにあったとのこと。
落ちた後、ガタガタ道を走るうちに滑って移動しまくったんだね。
お騒がせしました。
探してくださった皆さま、ありがとうございました。
壊れてもいなかったし、よかったよかった。
ツアーの書類を書き、サンセットを見に行く。
あっという間に沈んでしまった。
夕飯は山盛りのパスタ。
そして、今日もキャンプファイアー。
明日は朝にキャンプの食事や設営をやってくれたスタッフさんたちとはお別れ。
アルーシャに着いたら、ドライバーのエマとリチャードともお別れ。
あぁ終わっちゃう・・・と思いながらのキャンプファイアー。
昨晩、というか早朝に星を撮ったメンバーがいて、あまりに綺麗な写真だったので、
今度は星を観察したい人は朝4時起き!ということになり、けっこう早くに解散しちゃった^^;
8/15: マサイ族
8月15日、ンゴロンゴロを出て、マサイ族に会い、アルーシャに戻る日。
星の写真を撮りたい人は朝4時に起きようということになっていた。
広角レンズを持ってきてないし、三脚も持ってきてないけど、一応起きた。
(持ってきてる人が多くてビックリ)
まずは一眼レフで試してみたけど、30秒シャッターを開けていても全く撮れず。
さすがに望遠レンズじゃ暗くてムリっぽい。
次にIXYで撮ってみた。
15秒しか開けられないけど、古いIXYにしては、まぁまぁ撮れたか。
4時半ごろ、再びテントに戻って少し寝る。
朝、雲がクレーターの中に流れ込んでいるのが滝のようで、おもしろかった。
朝食を食べて、コックさんたちとお別れ。
集合写真を撮ろうというときに、「マニマニ!」って掛け声がかかってた。
あとで聞いたら、単純に Money って言ってたらしい。
あんな陽気にチップをねだるなんて^^;
そして、出発。
もう動物を見たりしないで、まっすぐ、ンゴロンゴロを出て行く。
途中でお土産屋さんにも寄ってくれる。
でも、やっぱり木彫りの動物と、動物の絵ばかり。
買う物がないので、外に出て、やたらたくさんある鳥の巣を眺めたり。
バオバブの木のところで、写真タイム。
どこからかお土産売りの青年たちがやってきて、ネックレスの販売。
お土産屋さんで買うよりも、こうした路上販売のほうが安いとわかったので、みんな真剣に買う。
(路上で買うと1個1ドルくらい)
わたしは気に入ったのがなくて買わなかったのだが、ペンちょうだいって言われたので、
まぁ写真を撮らせてもらったしいっか、と思ってボールペンを1本あげた。
町を通ったり、ガタガタ道を通ったり。
帰り道は、めずらしく音楽を流していてくれた。
Jambo Bwana のタンザニアバージョンは、楽しくて気に入った。
また草原に入っていったと思ったら、マサイ族の訪問。
ここの集落は g adventures がサポートしているらしい。
男性はジャンプで、女性は歌で歓迎してくれた。
その後は、集落を案内してくれた。
どうやらプログラムが決まっているらしく、ちゃんと全員集まって話しを聞くまで進まない^^
新築の家。
1回建てたら5年くらい使うらしい。
中は、旦那用のベッドルームと、母子用のベッドルームがあり、キッチンも家の中にある。
家の中で火を使ったら、すごく煙が溜まりそうだけど、ハエよけになったりするのかなぁ。
牛乳を、ソーセージツリーの実を乾燥させたような水筒に保存しているのも見せてくれた。
お母さんとお子さんに少々プレゼントを渡して出る。
ペンやノートのプレゼントを持ってってたが、思った以上に小さい子どもが多くて、ターゲット間違った。
この集落の女性が作ったものを外で販売しているから、ぜひ買って欲しいと言われ、フリータイム。
見てみたら、ネックレスやビーズ製品が並んでいた。
サイのネックレスがあったので1つ買おうと思って値段を聞いてみたら、20ドルと・・・。
現金が欲しいのはわかるけど、あまりの金銭感覚のなさに、ガッカリしてしまった。
その辺の教育をしたほうがいいんじゃないのかなぁ。
せめて5ドルとか言ってくれればなぁ・・・と、結局買わず。
持ってきたプレゼントを上げるため、マサイと交流。
小さい子にはものすごい量のハエがたかっていて、大丈夫かなと心配になる。
プレゼントも対象年齢の子がほぼいなかったので、結局ほとんどリーダー的な人に渡した。
あとで配っておいてくれるらしい。
あとはフルーツのど飴を持っていたので、大人に渡したら、子どもにも配ってくれた。
でも、ゴミをその辺に捨ててしまうので、ゴミが出るものはあげるべきじゃなかったかな・・・と反省。
そう考えると、自然に返らないものはあげないほうがよかったのか?って思ったりして、後悔。
きっと物をあげるよりは自立してもらったほうがいいんだろうし、微妙。
なんだか罪悪感の残る訪問となってしまった。
まぁカメラに興味を持った青年にカメラを貸してみたりする程度なら、いいと思うんだけどね。
お約束のバイクも発見。
マサイの人もバイクやケータイを使うんだよな。
そしてまたお土産屋さん。
こっちもまた似たような品揃えだった。
このあと、車でしばらく寝てしまった。
3つ目のお土産屋さんで止まったときに入るか聞かれたが、みんな起きたばかりで答えられず、行かなかった。
で、ロッジに到着。
もう一台の車は3つ目のお土産屋さんに行ったらしく、1時間くらい待つことになってしまった。
あのときお土産屋さんに行っておけばよかったと後悔。
到着してから、お礼とチップとメッセージカード。
二人のドライバーさんたちとはお別れ。
リチャードは明日の見送りにも来ると言っていたから、また明日会うか。
それにしても、二人とも良いドライバー&ガイドさんたちだったな。
今回はフライトの都合で、いろいろと余分な仕事もあっただろうに、いつも親切丁寧だった。
まだ16時くらいだったので、明るいうちにアルーシャの町を散歩。
近くのお土産屋さんだけだったら、高級住宅街の側なので歩いて行けるだろうと、みんなで歩く。
小さいお土産屋さんがたくさんある観光客向けの場所。
サイとゾウのネックレスと、動物の絵のついたコースターを買った。
暗くなる前にロッジに戻ろうとしたら、我々を呼ぶ声がした。
途中でコックさんの車に遭遇!
よく見つけてくれたなぁ^^
道路の反対側まで駆け寄ってきてくれて、可愛かった。
オフィスが近かったようで、これから荷物を片付けに行くところと言っていた。
ロッジに戻り夕食をレストランで食べ、せっかくだからセレンゲッティ・ビールを飲んでみた。
(コーラがまだ1本残っていたのに・・・^^;)
もう旅も終わりだ・・・
8/16: ナイロビ
8月16日、ナイロビに戻る、実質の最終日。
荷物を片付けてから朝食に行こうとしたら、外からエマの声。
どうやらエマも来ていたようだ。
朝食のところに行ったら、外にはリチャードもいた。
あとでわかったが、このツアーでガイドが付くのはアルーシャからアルーシャまでの間だけ。
だから見送りに来てくれたんだな、きっと。
あとはドライバーさんはいるけど、ナイロビでのガイドは付かないのだ。
来たときと同じドライバーさんがバスでやってきて、帰る。
いつも2台に分かれて乗っていたので、1台に全員が乗るのは初めて。
(行きは半分しかいなかったので・・・)
仕事が先生な人が多かったからか、幼稚園児がやるようなゲームをやった。
後ろを向くと酔いそうだったし、あんまり好きじゃなくて、ヤル気なくてゴメン。
国境を越える。
今度はケニア入国が混んでたのかな。
東アフリカ人の窓口と、その他の窓口に分かれていて、その他は長蛇の列だった。
トイレがてらお土産屋さんに寄る。
14時過ぎにナイロビのホテルに到着。
ツアーの集合ホテルだが、ホテルに入らずに出発したので泊まるのは初めて。
途中から合流したメンバーが宿泊者に入っていなかったりで混乱していたが、無事チェックイン。
会議室があったり、ビジネス目的の人も多く泊まるんだろうなという(私にとっての)豪華ホテルだ。
ホテルの人が一緒に来てくれるということだったので、ナイロビの町を歩いてみようということに。
怖い目に遭ったわけじゃないし、そういう光景を見たわけじゃないけど、
治安が悪いという情報しかないのでドキドキ。
ホテルや企業の建物には高い鉄柵があって、銃を持った警備員がいるので、治安は悪いのだろうけど。
現地の方々はいたって平和そうに歩いているのだが、全く観光客の姿がないのが異様だった。
ナイロビの中心部だから、本当はたくさんいるんだろうけど、歩かないんだな。
お昼がまだだったのだが、夕食はレストランを予約してあったので、軽めに。
トルコ料理屋さんで、ジュースとサモサ(だっけ?)。
ケニアシリングに両替してないので、USドルで支払いできてよかった。
食べ終わって、ホテルに戻ってテニスをやる組と、ショッピングに向かう組に分かれることに。
せっかくなので町歩き続行でショッピングに向かう組に入った。
案内はここで終了し、帰りはうちら日本人だけ。
集団からはぐれてしまうと怖いので、ときどき全員ちゃんといるか確認する。
はぐれた瞬間に誘拐とか、無くはなさそうだからねぇ。
目的のショッピングセンターに到着。
入り口に警備員がいて、荷物検査をしてる雰囲気だったが、スルーだった。
スーパーがあったので、お土産になるものがないか探す。
いかにもお土産っぽいチョコがあったので、会社のお土産に購入。
ここまで、会社のお土産どうしよう・・・ってのが気になってたので、よかったー。
みんなもチョコを買っていた。
だけど、支払いのときになって問題発生。
USドルが使えない!
クレジットカードも、パスポートを持っていないと受け付けないという。
セキュリティが厳しいのはいいけど、パスポートは持ち歩いてない。
万が一のときのために貴重品はホテルに置いてきていて、荷物は最小限のお金だけなのだ。
んー、一回ホテルに戻ってパスポートを取ってくるか?と悩んでいたが、
明日帰る前にまたくれば?という話になり、それなら今日はもうちょっと見ていこうよ、と店にとどまる。
しかし、一人のメンバーがATMでお金を引き出すことに成功し、スーパーの支払いをしてくれた^^
サンキュー!
あとは別の階で、ホームセンターみたいなところを眺めたりして、暗くなる前にホテルに戻る。
テニス組はテニスコートが使えなかったらしく、トランプをやっていた。
18:45に集合し、バスで、予約しているレストランに向かう。
なのに、ホテルを出た途端、大渋滞で動けず。
一度バックして戻り、別の道に進んだが、それでもやっぱり渋滞。
途中激しく壊れたバスを見て、何か事故があったのかなー?とか思ったり。
途中もう寝るモードになっていたが、ようやく到着したのは20:40。
レストランに来るのに2時間もかかったのか・・・
テレビで見たことのあるレストラン!
いろんな種類の肉が、豪快に運ばれてくるのだ。
牛肉、鶏肉、豚肉、レバー、ダチョウの肉、クロコダイルの肉、ラム、ソーセージ。
どんどんお皿に入れてくれちゃうので、だんだんどれがどの肉だかわからなくなるくらい^^;
一通り食べてたところでお腹いっぱいになり、ギブアップ。
もっともっと食べる人もいっぱいいるんだろうな。
どれもなかなか美味しかった。
でも特徴は?って聞かれるとわからない・・・
デザートは別腹^^
これも予約していたコースに含まれるらしい。
最後にスタッフよーこにメッセージカードを渡して、おしまい。
ホント今回は大変だったからねぇ・・・感謝!
集合写真なんか撮ったりして、またバスで帰る。
来るときは2時間かかったが、ホントはどのくらいの距離なのか?ということで測定。
10分程度でホテルに到着・・・・・
なんてヒドイ渋滞だったんだ!
ホテルに戻ってシャワーを浴び、23時ごろに寝る。
この旅の中で、いちばん遅い就寝時間。
8/17: 帰国
8月17日、韓国経由で日本へ帰る日。
朝7時半に出発ということで、6時半ごろに朝食かなーってことを前日に話していたら、
みんな早くに起きてきてくれたみたい。
朝食会場でみんなに会うことができた。
みんなは今日ナイロビ国立公園とか行くんだろうな。
日本でまた会おうねーってことで、バイバイ。
渋滞もなく、コゲコゲ空港に到着。
案内に従って、チェックインカウンターに向かう。
ちゃんと建物の中のようだ。
同じ飛行機に乗ると思われる韓国人がたくさんいた。
チェックインもさほど並ばずスムーズ。
別の部屋でに出国のパスポートコントロールがあって、そこからまたこのフロアに戻ってきて、別の出口へ。
・・・ということは、パスポートコントロールを受けずに出口にも行けちゃう?
あ、出口で確認してたかな。
で、外に出て道路を渡ると、搭乗ゲートというか搭乗待ちのテント。
ちゃんとDUTY FREEがあって、ビックリした。
下も地面そのままじゃなくて、ちゃんと石が敷いてある。
長く使う気満々。
ちゃんと食べ物や飲み物も売ってる。
なんとなく、学祭のノリを感じる。
テントはものすごく大きくて、よく壊れないなと感心するサイズ。
時間になるとアナウンスされて、テントの前にくるバスに乗る。
バスで飛行機の前に到着して、飛行機に乗る。
階段の下でチケットのチェックをしていたので、搭乗券をちぎってもらう。
他の人はけっこう既にちぎられてる人が多かったが、どこでやってたんだろう?
映画をたくさん見て、少し寝て、早朝の韓国に到着。
仁川空港に到着して、金浦空港まで移動しなければならない。
でも、行きにそこの移動をした人たちが先導してくれたので、付いていくだけ^^
金浦空港で1人別れ、3人で日本まで帰国。
もう距離も短いので寝て過ごす。
そして羽田空港でバイバイ。
またすぐ会うんだろうけど、これで完全に終わった・・・と、少し空虚な気持ちになった。
ケニア・タンザニア
もう半月が経ち、すっかり遠い過去のように感じられる。
8/9: 飛べ
8/10: アルーシャへ
8/11: サファリ開始!
8/12: セレンゲッティ国立公園
8/13: ンゴロンゴロ保全地域
8/14: ンゴロンゴロ・クレーター
8/15: マサイ族
8/16: ナイロビ
8/17: 帰国
静かに野生動物を眺めたり、アフリカの空気を感じる時間がたくさんあり、良かった。