パラグライダー
宴の時間に、遊び部屋で幹事くんに聞いたら、
参加者は1年目と3年目の9人とのこと。
そんなにいるとは思ってなかったので、嬉しい。
4時間しか寝てないけど、朝食を早めに切り上げ、伊豆多賀へ移動。
送迎してもらって、パラフィールド。
簡単にビデオ講習を受け、すぐ裏の坂でいきなり飛ぶ。
教官(と勝手に呼んでた(笑))がグライダーや紐をセットしてくれて、
風に合わせて、グライダーを風に浮かべ、走る!
走ると、足が地面から離れるが、ちゃんと浮くまで足は走る。
左右の手に持った紐を、言われるがまま操作。
おそらく初めて飛んでみて、浮いてる感覚が不思議だった。
まだ高度が低いせいか、怖さは全くなかった。
飛んだあとは、パラグライダーをしぼめて、自分で持って坂を登る。
これがなかなか重く、いちばん大変で力のいる作業だった。
みんなが何回か飛んでから、教官が、
特別に、もっと高いところから長いコースを飛ばせてくれると言う。
大賛成。
パラグライダーのたたみかたを教わって、たたんでから
別のグライダーとハーネスに変えて、
一人一つ無線機を首から下げて、車で少し移動。
上に着いたら霧が深かったのでしばらく待つ。
山の急勾配のところからスタートして、すぐ下がなくなる。
さっきの場所よりも格段に高い。
落ちたら死ぬなぁと思った。
霧が晴れ、教官が風を読み、良きところでスタート。
すぐに何十メートルも上空にいる自分。
やっぱり不思議な感覚だった。
うわぁ、飛んでる~!と思うばかり。
なんかうまく表現できないけど、ただ新しい感覚が、やばいっす!
落ちたらヤバそうだったので、無線の指示に集中。
着陸地点が見えたとき、安心した。
そして同時に、緊張した。
うまく着陸できなかったが、転ぶ程度で済んだ。
お昼ご飯に、ハヤシライスとサラダ、採れたてワカメを頂いて、
午後もまた高くて長いコース。
風が強くなっていて、不時着したメンバーもいた。。
そのあとだったので、緊張した。
その頃には薮に落ちたりする人が多く、
一度落ちるともう怖くない、とか言ってたが。。
また教官が風を読み、何度も風にあおられ、なんとかスタート。
1回目のときより到着が早かった。
もう風が強いので、あとはまた最初の短いコース。
今度はスタートをあまり手伝ってもらえなくて、
うまくスタートできず、あまり長く飛べなかった。
何回もパラグライダーをたたんでいるので、
みんなかなり上手くたためるようになっていた。
テントのたたみかたに似ていたのだが、
そうして見ても、みんなたたむの上手い。
結局、薮に突入しなかったのは私含め2人だけで、
ちょっと仲間ハズレな感じ~。
藪部もちょっとうらやましかったり。
不時着しても、薮につっこんでも、それをネタにするくらい楽しい空気。
こういう楽しい人たちがいる職場にいられること、
一緒に遊んでくれること、幸せなことだ。
熱海の宿にいたのが遠い昔に思えるほど、濃い時間だった。
朝からずっと新人さんたちと一緒にいて、
だいぶ普通に話せるようになったし(今さら)、よかったよかった。
またアウトドアを会社に広めたい。