2023.04.15

ガンバロウ

MUSICAの雑誌で常田さんのロングインタビューがあって、
30歳を機に、新人の気持ちで取り組んでいこうという決意を語ってらっしゃった。
自分の居場所から出たくないけど、そうも言ってらんないなと。

私は、、、今まさにもう居場所から出るのがめんどくさくてイヤになってる状態。
そりゃ30歳なんて13年前に過ぎてるわけだから、
エネルギーが全然違うわけだけど、でも、ダメだなっていうのは思った。

出たくないことに対してじゃなくて、
そこまでエネルギーを注ぐものを未だに見つけられていないことが悲しい。

W●RK の MV も解禁になり、
予想通り、めちゃくちゃカッコよかった。
音源だけのときより、さらにその音楽が好きになった。
KICKBACK のときと同じパターンだ。

どちらの曲も、楽しんでやって、結果として良いものができたと言っていた。
だから楽しむことが大事だというのもわかったと。
それについては、私ももう気づいている。

だけど、問題は、楽しめるものを見つけられていないこと。
もう遅いかもしれないけど、今後の人生では今が一番若いわけで。

だから、ガンバロウ、なのだ。


2023.04.15, 23:00 / 日々所感
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2023.04.15

サイド バイ サイド 隣にいる人

霊感のようなもので生き霊のようなものが見える不思議青年ミヤマ。
山奥のおうちで、恋人か夫婦かわからない詩織と美々の母娘と過ごす。
自分に憑いている人の正体を美々がYouTubeで見つけ、会いに行ったことで、
さらに元カノ・莉子とも一緒に暮らすことになる。

前に見た『ひとりぼっちじゃない』と同じく、
伊藤ちひろ監督・脚本・原案、行定勲企画・プロデュース。
そして、ちょっとだけ King Gnu 井口理も出ている。

ダボっとした白い服を着た、坂口健太郎の見た目そのままな感じがした。
ふわっとしていて、つかみどころのない映画。

ひとりぼっちじゃないの蓉子と、ミヤマが重なる。
とりあえず何でも受けて入れていくタイプの優しい(ある意味怖い)人。

見える人が生き霊である可能性があるのなら、
想いが強ければ生き霊として飛んでいけてしまうのであれば、
自分の傍にいる人間は、本物なのか生き霊なのか。

お互いにそれで幸せなら、本物だって何だって、関係ないかも。
そんなことを思わせてくれたのが、唯一わかったこと。
それだけで、『ひとりぼっちじゃない』よりはとっつきやすい映画だと思う。

結局あの力は何なのか、美々は誰の子なのか、莉子の子は誰の子なのか、
そもそもなんで莉子はああなってたのか、いまいちわからなかった。

でも、もうそんなことどうでもいいよって、縁側でまどろんでいれば気にならないのかな。
なんか柔らかい日差しと長野(だよね、たぶん)の自然が、
細かいことはどうでもよくしてくれる。

井口さんはほんと少しだけだった。

サイド バイ サイド 隣にいる人
https://happinet-phantom.com/sidebyside/

2023.04.15, 18:37 / ☆☆☆
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