2013.04.29

グレートジャーニー 人類の旅

グレートジャーニー 人類の旅』を見るため、上野の国立科学博物館に行ってきた。
こういうところはGWに混んでるのか空いてるのかわからず、ドキドキだった。

上野駅周辺はいつもの休日のような混み具合だったが、この博物館は特に混んでなかった。
チケットも全く並ばずに買うことができた。

中に入ると、最初に足跡のレプリカがある。
これが、人類発祥の地における親子の足跡ということだ。

グレートジャーニーとは、20万年前に人間が生まれてから、6万年前に地球上に散らばる軌跡を、
探検家の関野吉晴が実際に移動しながら追ったもの。

その中で出会った部族の生活や、極寒の地の生活、砂漠での生活などが描かれているのがメイン。
それぞれの地で人間が家族をもって生活している。

アマゾンの熱帯雨林、アンデスの高地、北極、モンゴルなどの乾燥地帯、という順で紹介されるが、
それぞれに、その地域特有の食事について、その料理方法が書かれているのがおもしろかった。

テレビでも紹介されていたように、アマゾンの干し首、世界最古のミイラであるチリのチンチョロミイラなど、
他では見たことがない珍しいものも展示されているが、あくまで多様な世界を紹介する一部という位置づけ。

人類の拡散したルートを逆に辿るというのは、その場で根拠を見つけながら進んだということなのだろうか?
もしくは、あらかじめ大まかにわかっているルートを辿って、さらなる情報を集めたのだろうか?
その辺は著書等を読めばわかるのかもしれないが、見ていて疑問だった。

展示の最後は関野吉晴からのメッセージをパネルで読んで、シアターで見て、次は第2会場。

第2会場では岡村隆史が猿人のモデルをやったという、アファール猿人の復元がある。
さすが岡村という感じもありつつ、特に顔が似ているわけでもなく、ホント筋肉のモデルだったんだなと。

人類最大の発明は家族である、ということが強く主張され、未婚の身には痛い。
でも、世界のどの地でも、形態の差はあれ、家族で生活するのが基本単位になってるというのはおもしろい。
哺乳類だからそういう傾向なのかもしれないけど、産んだらサヨナラという動物だっているもんね。


2013.04.29, 16:27 / お出かけ
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