2011.08.03
ラテン
ラテンに学ぶ 幸せな生き方
著: 八木啓代
お金がなくても、なぜ幸せでいられるか。
という言葉に出くわしたら、違和感を感じるべきなんだな。
お金と幸せは全然比例するものじゃない。
人との関わり合いを避ける現代の日本とは違って、
家族や友人、他人までも近くで関わり合っている世界がある。
いろいろと分け合わなければいけなかったりするけど、
その分、つらいときも共感してくれる人がいる。
悪いところを見つけて叱るのではなく、良いところを見つけて褒める。
断然そのほうが嬉しいし、楽しい気分で過ごしていられる。
政治が不安定だったり、資源に乏しい土地だったりして、
自分だけの力ではどうしようもないことも多い。
そういうときに、しょうがないことはしょうがないと捉えて、それ以上に悲観せず、
人生を楽しく生きられるように考えることができたらいいのだ。
根っこがネガティブな私は、こういう考え方に憧れる。
何も考えない楽観視でなくて、現実を知った上でのポジティブ。
将来のために・・・と働き続けて過労死ギリギリの人生を送るか、
今必要なお金を稼ぎつつ、その時々を楽しく生きるか。
圧倒的に、ラテンの魂に憧れる。