4/30: カッパドキアへ
イスタンブールの空港から、カッパドキアの近くのカイセリ空港へ飛ぶ。
バスだと十数時間かかるが、飛行機なら1時間半だ。
搭乗後に寝たのだが、飛行機がなかなか飛び立たず、起きたときにまだ地上を走ってた。
1時間半のフライトなので、寝てる間に着いたのかと思った。
結局30分遅れで飛び立ったらしい。
シャトルバスを予約していたので、その辺がちょっと気になってたけど、
まぁ30分くらいだったら待っててくれるだろうと、あまり心配せず。
それより1時間半のフライトで機内食が出てくることに驚いた。
サンドイッチとサラダとデザートというランチセット。
ややお腹が空いていたので全部食べた。
(体調を優先して、無理して全部食べるのをやめているので、
昨日の機内食は半分くらい残してる気がする)
窓側の席にしてもらっていたので、ずっと外の景色を見ていた。
近いからそんなに高いところを飛んでないんだろうけど、
いくつかの町を通り過ぎたのがちゃんと見えた。
期待していた奇岩たちは見えなかったけど。
カイセリ空港に到着したら、気持ちの良い晴れ。
一気にテンションが上がった。
予約していたシャトルバスの運転手さんが、
空港の外で名前の書いた紙を掲げて待っていてくれた。
さらにテンションアップ。
多国籍ツアーと同じような感じの14人乗りのミニバス。
3組のカップルと私という寂しくなる組み合わせ。
途中、10階建てくらいの同じ形のアパートが大量にあって、
カイセリって意外と住宅地なんだなと思った。
工場が多かったところを通ったから、そこで働く人なのかな。
1時間ほどして、景色の中にとんがり三角の岩が見えてきた。
あれが噂の奇岩!とテンションMAX.
そして洞窟ホテルが見えてきて車内が湧いたところで、
予約していたCAVE HOTEL SAKSAGAN に到着し、
私が最初に降ろされた。
中に入ると、こじんまりときれいに落ち着いた雰囲気。
部屋に入ると、タオルが可愛らしくきれいに置いてあるし素敵。
窓の外には洞窟ホテル群が見える。
あっちに泊まってこっちを見るよりキレイなんじゃないかと予想。
これはあくまで予想だけど。
荷物を降ろして一休みして、再びフロントに行ったら、
オーナーのNumanさんが明日・明後日のツアーの説明をしてくれた。
日本語も勉強中らしく、けっこう日本語が交じってくる。
もう一日あればギョレメを全部まわれたのに・・・ミニマム4泊だよ!
って言われて、3泊にしてしまったことを後悔。
今日はもう遅いので、近所の散歩をして終わりにするつもりだが、
明日はぐるっと大きく周る長いGREENツアー(南西方面)、
明後日は気球とREDツアー(北側)。
その翌日はチェックアウトして別の地へ向かうのだ。
BLUEツアー(南東方面)を入れる隙間がなかったんだな。。
天気が悪かったら気球はなし、とのこと。
どうやら朝夕に雨が降る日が続いているらしいので心配だ。
モスクのミナレット(尖塔)の横をぐるっと回って登っていくと、
洞窟ホテル群のほうから景色を見渡せると教えてもらったので、
今日の残りの時間はそっちで過ごすことにした。
傘を用意してから、散歩開始。
小さい町なので迷うことなく道を見つけて登っていけた。
いたるところに洞窟を掘った家があって、ことごとくホテルで、
これらが昔からある造形物だとは思えなかった。
上まで登った頃には、空の半分が真っ暗だった。
でも、雨は降っていなかったし、空の半分が明るいのもカッコ良かった。
しばらく写真を撮って、下りて土産物屋さんをうろつき、
サンセットまでは時間があったので、レストランに入った。
壺の料理があったのが気になったけど、
まだ17時半でそこまでお腹が空いているわけじゃなかったので、(とはいえ、珍しく空腹ではあった)
チキン・シシと、アップルティー。
床の上のクッションに座るタイプのレストランで、
猫が私の膝の上に乗ってきたりして、癒された。
美味しく食事を頂いていたら、突然日本人のおっさんに、
日本から来たの?英語しゃべれる?彼が話したいってよ?って言われた。
最初に席に案内してくれた人のことだったらしいので、さっき話しましたよ、と返した。
その日本人おっさんが後ろで、お茶にでも誘えよとか英語でウエイターをけしかけてるのが聞こえた。
こういう輩が悪い噂の元凶なんじゃないだろうかと、ムカついた。
そのあとで実際にウエイターさんが誘いに来たけど断った。
日本人おっさんの件がなくても断ったけど。。
19時に近くなってきたので、夕焼けを期待して、もう一度登った。
黒い雲の位置はだいぶずれたけど、夕焼けが見えるほどではなかった。
ゆっくり食後の散歩をして、頂上でだいぶ長くいた。
いたのは、ほとんど日本人だった。
いつもだったら日本人かなと思ったら韓国人だったというパターンが多いが、
今回は逆に韓国人だろうなと思ったら日本人だったというパターンばかり。
観光客の2,3割は日本人だろう。
もう満足したので、水とか買ってホテルに戻った。
戻ったら、Numanさんと横にいた女性がおかえりって迎えてくれた。
日本人の女性が泊まっているらしい。
なんかPCで写真を見ていたので、一緒にしばらくおしゃべり。
かなり旅慣れてる感じの女性で、予約を全くせずに来て、
泊まったりツアーに参加したりしているらしい。
もう明日帰ってしまうらしいので残念。
いろいろ話してるうちにNumanさんのキャラがわかってきた。
かなりぶっちゃけて話す人で、嘘がつけなくて、
自分大好きで、ジョークも言うし、親切で仕事熱心。
TripAdviserでちゃんとホテルの評判も見てるらしい。
これはちゃんと書かなきゃな。
お母さんが作ってくれたというトルコ風ピザももらっちゃった。
まだ初日だけど、このホテルはホント最高。
スタッフも最高だし、部屋も最高。
ホント4泊にしておけばよかったわ。
パムッカレをやめて、飛行機でイスタンブールに帰れば、あと2日長くいられるのかな。
考えちゃうなー。
(ここの2階の洞窟部屋に宿泊♪)
ピザをつかんでいるのは、わたしの手かな。
居心地のよいホテルでした。
もう少しお話ししたかったですね。
おおおぉ!お久しぶりです!
その手の御方ですね!?
kt_ebsさんが帰られてから、Numanさんに彼女とメアド交換した?って聞かれました。
あ、してない・・・って答えたら残念そうで、
彼女は楽しかったね~って、すごい名残惜しそうにしてましたよー。
またお会いしたいです^^
ヌーマンとは、帰ってからメールのやり取りをしました。
「お金を貯めて、次回はバルーンに乗るように」って書かれてしまいました。。
「おじさん」は、ヌーマンが一生懸命アンカラ特急の寝台車のチケットを手配して、そのお礼に着物姿の日本酒ボトルをお持ちになった方です。
列車についてお話ししようかなとロビーに行ったのですが、みなさん静かにツアーを待ってらっしゃったので話し掛けることができませんでした。
そんなこともあってやっぱり列車に乗ろうと考え、なんとかバスを乗り継いでカイセリ駅まで行き、10室だけの個室寝台のうちの1室のチケットを手に入れました。
2時間半遅れましたが、19時間のイスタンブールまでの列車の旅は食堂車でのビールも含め、のんびりとしてなかなか楽しかったですよ。
バルーンはホント最高でした。
是非とも乗るべし!
「おじさん」は結局ツアー2日間とバルーンで一緒だったので、けっこう話しましたけど、行動力も英語も素晴らしい方でした。
列車は19時間ですか!けっこうかかるんですね。
でも個室で、食堂車もあったりして、バスと違ってだいぶ快適そうだ・・・
そんな列車の旅はまだ未経験です。
次回はモロッコを計画されているんですよね。
これまで列車に乗りませんでしたか。
駅で入手した時刻表がとても役立ち、フェズ~カサブランカ~マラケシュを行ったりきたりしていました。
景色が近いのでバスもいいですが、自由に歩き回れる列車もいいです。
トルコの旅、楽しみに読ませていただきますね!
どうもありがとうございますー。
モロッコも車での移動しかしたことないですね。。
今まで列車での移動は、インドのデリー・アグラ間くらいでしょうか。
全然歩き回らなかったですけどね・・