2021.09.23

不帰嶮の反省

次の山に行く前に、振り返っておかないと。

今回の不帰嶮の山行で、自分なりに気になっていたことはいくつかある。

初日の高低差が1900m程度と多いこと。
そのため、荷物を減らそうと頑張って、一眼レフも入れて12kgとなった。
結果的には大丈夫だったけど、疲労は半端なかったので、限界ラインだろう。

軽量化の過程で、腕時計、ミニテーブル、サングラスを持っていかなかった。
腕時計はやっぱり必要だなと思った。
スマホで時間を確認すると、スマホのバッテリーの減りが早い気がする。

9月ということで、今回も寝袋をハーフレングスにしていいのか迷った。
結果、比較的暖かかったのか、全然寒いと感じることはなかった。
ダウン上下を着ていたので、その分のカサ増しはもちろん効果あるだろう。
もう1回くらいこの後に行って、そこで大丈夫ならフルレングスは不要になるかな。

トレッキングシューズを新しくしてから最初の本格的な登山になるので、
一応試し履きで近所を歩いたとはいえ、若干の不安はあった。
結果、何の問題もなく、足の不調もなく、歩けた。
親指とカカトにはあらかじめガードを貼っておいたから、それも効いただろうけど。

そんなところかな。

チェーンスパイクは、大雪渓が少しの間しか歩かなかったとしても、
持って行ってよかったんだと思う。
念のための装備ってやつだ。

食事の面では、まだ改善の余地がある。
マカロニパスタがベチャベチャになってしまい、食欲ゼロのときにはキツかった。
お腹を壊していたせいというのもあるだろうけど、スープパスタ系もあるといいかも。

フルーツパウチは、あってよかったもの代表。
今回は2日目の朝に食べたけど、やっぱり気分が上がる。

常温保存のウインナーを初めて持っていったが、
今回で言うと、お腹の調子が悪かったので、要らなかったかも。
でも、元気だったら、絶対に嬉しいやつなので難しいところ。
味は普通のウインナーでおいしかった。

行動食は、小さい大福みたいなのも持っていったが、思ってたのと違った。
薄味は行動食に馴染まないのかもしれない。
あと、少々硬くなってしまっていた。
でも小さいサイズで食べやすかったので、アリではある。

ビスコも初めて持っていったが、口の中がベチャベチャになる。
でも、小さいサイズで食べやすかったので、アリではある。

口の中がベタベタしない行動食を考えたほうがいいかもな。


ルートでいうと、やっぱり、荷物を背負っての不帰嶮が大丈夫かどうか、
雨で濡れていたりしたらどうしよう、というところ。
2日目は、食事の分の重さが減って、水もフルで入れてなかったので、
荷物の重さは 10kg〜11kgくらいだったんだろうけど、岩場に関しては大丈夫だった。

岩場よりは、やっぱりザレ場の下りのほうが怖い。

白馬方面でテント泊ができるのは、完全予約制だからこそ。
あの辺は張り数が少ないので、すぐに埋まってしまうから、この機会は貴重。

1日目
6:19 猿倉バス停 発
11:35 白馬岳頂上宿舎 着 (5:16, CT5:30)
12:05 白馬岳頂上宿舎 発
15:16 天狗山荘 着 (3:09, CT2:40)

2日目
5:25 天狗山荘 発
9:47 唐松岳 着 (4:22, CT5:00)
9:49 唐松岳 発
10:04 唐松岳頂上山荘 着 (0:15, CT0:15)
10:32 唐松岳頂上山荘 発
13:05 八方池山荘 (2:33, CT3:00)

YAMAPで見たら、70〜90%の遅めペースということになってたが、
山と高原地図だと、平均すれば、ほぼコースタイム通りかな。

よかった。

ということで、改善したい点をまとめておくと、

・ 腕時計は必要 (スマホ以外のもの)
・ 食事もさっぱり食べやすいものがあるといい (パスタがお腹に重い)
・ 行動食は口がさっぱりするものを検討する

今シーズン、もう1回くらいテント泊したいな。


2021.09.23, 09:27 / ハイキング登山
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