セビリア終わり
14時半ごろにセビリアに戻ってきた。
今日は天気もよいので、ふらふらしているだけでも、それなりに達成感がある。
街路樹がオレンジなので、たくさんオレンジの木を見ていたら、ジュースを飲みたくなった。
お昼時なので、ランチにオレンジジュースのあるところ・・・と思って探す。
路面電車の終点であるヌエバ広場の近くのカフェで、オレンジジュースを頼んでみたら、
それは朝食用だから今の時間はもうやってないと断られる。
えー。
別のカフェに行って、オレンジジュースとパン。
これで気分はすっきりとして、気になっていた変なモニュメントの正体を確かめに行く。
ものすごく大きな近代芸術で、クネクネな網目が道路をまたがっているのだ。
とりあえず、地球の歩き方[’13-’14]には載っていない。
まず階段を上って2階に行ったら、そこは子ども用の遊園地がある公園だった。
小さい遊具とスケートリンクがあって、デパートの屋上のような感じ。
次に、暗い1階に入ってみたら、肉、魚、野菜のマーケット。
開いてる店が少なかったのは、時間的なものか、時期的なものか、わからない。
最後、地下1階に降りてみたら、入場料をとる入口が2つある。
片方はPast Viewという歴史の勉強になるスペースみたいで、2ユーロくらい。
もう片方は何やら行列ができているが、説明を読んでも何だかわからない。
ドリンク付きで 3ユーロだったので、入ってみた。
ちなみに地元の人は無料で入れる場所。
行ってみてやっとわかったが、クネクネな網目は展望スペースになっていて、そこへの入場だった。
Metropol という名前らしい。
Metro って名前に入ってるから新しい地下鉄の駅でもできたのかと思ったが、全然関係なかった。
思ったよりも高さがあるようで、かなりの範囲を見渡すことができた。
カテドラルの塔のほうがもちろん雰囲気があっていいけど、あっちは8ユーロ。
3ユーロのうち半分はドリンク代だとしても、この値段なら悪くない。
家族連れやカップルがたくさんいて、ちょっと日常から離れるには良いと思う。
謎の物体の正体がわかったので、もうセビリアに思い残すことはない。
最後まだ明るいうちに、カテドラルを外から見てきた。
やっぱり大きくて、荘厳な感じがよい。
あとはひたすらショッピング街を歩きまくった。
この大混雑は、年末大セールに繰り出している人たちなんだなってことがわかった。
途中、消防車が出動して道を立ち入り禁止にして、何かをしていた。
火事ではなさそうで、木の上に何かがあるようだった。
ヒマだったので、猫でも登っちゃったのかな?と思って、野次馬。
ハシゴを伸ばして、2人の消防員が木の上に入っていった。
何かと思ったら、折れた大きな木の枝がドスンと落ちてきた。
なるほど、落ちると危ないから、あえて落としたわけね。
そろそろ夕食を探さなきゃと思ったけど、時間的には早いし、
やっぱりレストランはめんどくさいのでファストフードで簡単に済ませる。
明日はマドリードへ移動。
旅の目的は全て前半に終わってしまったので、後半は気が抜けてる。
マドリードも都会だよなー。
でも大きな公園もあるみたいだし、天気が良ければいいな。
おそらくマドリードが今回の旅の中で一番危険じゃないかと思ってる。
スリと強盗に気をつけなければ。