カルモナ
昨日、「今日は」部屋を交換って言ってた気がしたので片付けた。
でも聞いたら、そのままでいいということなので、8時頃にカルモナに向けて出発。
カルモナはセビリアから30kmくらい離れた町。
昔は要塞があったところで、今も城塞だった場所がホテルとして残っている。
土曜は本数が少ないらしいということでネットで調べたところ、
カルモナ行きのバスが9時にあるので、それを目指す。
バス停までは歩ける距離だがちょっと遠いので、路面電車に乗ってみる。
停留所に着いたら 3分後に発車の電車がすでに待っていたので、
急いで券売機でチケットを買う。1.40ユーロ。
特に改札はなく、ドイツみたいに性善説パターンかな。
カルモナ行きのバスが M-124 ということは調べてあったので、バス停はすぐわかった。
旅行者っぽい人が一人待っていたので、おそらく合ってるだろうと確信する。
まだ20分くらいあったので、近くの鉄道駅で菓子パンを買ってきて、食べながら待つ。
時間ちょうどに大型バスが来て、乗り込んでチケットを買う。
2.75ユーロ。
高速に乗って、田舎の方に走ってるみたいだった。
ガイドブック的には50分と書いてあったが、道が空いてたのか、35分で到着。
青い空、白い壁の家々、教会の塔が見えて、気分爽快。
ほとんどのお店が11時オープンのようで、町は閑散としていた。
このエリアの一番奥にあるコルドバ門まで歩いてみる。
家が密集しているので、歩いてるときは両脇の建物しか見えない。
天気がいいので、白い壁がまぶしい。
途中で、サン・フェルナンド広場という中央広場に出た。
まだまだ時間はあるので、まずは朝ごはん。
コーヒーとパン。
まだあまり観光客もいない。
地元の人がちらほら朝食に出てきてるくらい。
白い壁の古い街並みで、ここらへん全体が観光地だけど、生活感がある。
細い道なのに、けっこう車も走ってる。
街並み的には馬車のほうが似合いそうなもんだけどね。
コルドバ門に到着。
とても見晴らしがよくて、丘の上から周囲を見渡すことできる。
周りは何もない荒野というか草原というかが、延々と続いていた。
昔城塞だったものを宮殿に改装したものが、今はホテルになっている。
そういうものをパラドールというらしいので、行ってみた。
ホテルなので、宿泊者限定のエリアがほとんどだけど、いちおう中に入ってみた。
ホテルから少し離れたところに展望エリアがあったのだけど、
中よりは外から見たほうが雰囲気があっていい気がする。
11時を過ぎたので、博物館にも行ってみたが、閉まってた。
博物館で1時間くらい使うかなーと思っていたので、時間が余る。
道の確認がてらバス乗り場まで戻ってきてしまったけど、次のバスは 13:15。
まだ2時間あるので、もう一度丘の方へ行ってみた。
(地面にマークが点々とあって、辿ると観光ルートになってるようだった)
今度は、丘になっている場所の入口であるセビーリャ門の上に、人が見えた。
どうやって上るのか聞こうと思って、インフォメーションに入った。
そしたら、そこから入場できるようになっていた。
2ユーロ。
見晴らしがよく、四方をキレイに見渡すことができた。
天気も最高に良かったし、来て良かった!
ここを見逃していたら来た意味が・・・というくらい、自分の中ではここがメイン。
バス乗り場まで戻って少し待ったら 13:15のバスが来たけど、このバスは普通のバスと違うらしい。
何がどう違うのか、乗ろうとしてたお姉さんが説明してくれたけど、スペイン語で全くわからず。
とりあえず、このバスはダメらしいということだけわかった。
15分待って、次のバスでセビリアに戻った。