2022.09.10

黒戸尾根

朝の3:10にバスが駐車場に到着し、降りる。

明るくなってから行動するつもりだったので、時間を潰す場所を探すが、建物はトイレだけ。
雨が降ったのか、地面も濡れている場所が多く、結局トイレの前の段差に腰掛けて、寝る。

そんなに寒くなく、雨も降ってなかったので良かった。
もちろんちゃんとは眠れなかったが、ウトウトはできた。
体力を使うのだから、寝ておくのが大事。

4:45に車の盗難防止アラートみたいなのがうるさく鳴り響き、そこで起きることにした。
買っておいた大福とパンを食べ、水を飲み、装備を整える。
5時くらいからトイレに来る人も増えた。

5時半頃に準備が終わり、出発。
もう明るくなっていて、ヘッドライトはいらない。

最初にトレランっぽい人2人に抜かされてからは、しばらく一人で歩けて、気分いい。
駐車場にいた人たちはまだ出発しないのかな。

最初はよくある林道。
落ち葉が土に混ざり、栄養がありそうなふかふかの土だった。
しばらく歩いたら、地面は白い小石の混じった、水はけの良さそうな土に変わっていた。

2時間くらい経ってから、後ろから人が来た。
テント泊っぽい装備で、一眼レフを持っていた。
重いのに、強いな。

そのすぐあと、突然人が現れた。
歩荷っぽかったので、小屋の方かな。
すれ違うときに、テント泊ですか?と聞かれた。
ハイと答えたら、え?テント泊ですか?と、何故かもう一度聞かれた。

ハイと答えたら、お気をつけてーと去っていった。
予約してます、って答えればよかったのかな。

この辺までは、汗だくだったけど、天気も良くて、気分も良かった。

途中、ようやく、目印になるような石像がある場所に着き、休憩できるスペースがあった。
そこには一眼レフな方と、他にも人がいた。
休んでたら、どんどん人が増えてった。
けっこう登ってる人いたんだな。

その後は、抜かしてもらったりしつつ、気力で登る。
もう疲れていたけど、長く休んだら歩けなくなる気がして、立ったままの休憩をした。

石碑があったりする場所が増えた。
でも、それ以外は、代わり映えのしない林道。
段差が大きくて歩きにくい箇所も増えた。

なるべく止まらないように、ゆっくりでも一定のペースを心がけた。
笹ノ平分岐までが長かった。

刀利天狗というところが次のポイント。
いわゆる鎖場だけど、岩が濡れているのと、足が置きにくい形なので、慎重に進んで疲れた。
岩が濡れていると、ガシガシ掴めなくて、調子狂う。
砂とか苔とか葉っぱが手につくのでね。

そこからは、鎖場や、段差のある木の根、ハシゴが増えた。
ハシゴがまたクセモノで、(人工的な)丸太のハシゴなので、手をかけるのが難しい。
横に鎖やロープもあったりするが、ストックを持ってたので、それまた難儀した。

ストックをしまえばいいのかとも思ったけど、手が届かないところでバランスを取らないといけない場面も多く、なかなか役に立ってたのだ。

結局、そのような場所が、七丈小屋まで続いた。
最後の方は休憩だらけだったけど、無事に着いて嬉しかった。

11時半頃に着いたのだが、テント泊の受付が12時から。
先に張ってていいと書いてあったので、テント場まで歩く。

小屋からまた5分くらい、登山道を歩かないといけないようだった。
その間の道も険しくて、行き来するのが大変そうだった。

もう先に2人、テントを張って、ランチしてた。
他にもテントなしでランチしてる人もいた(が、ただの通行人だったみたい。タバコ吸いやがって、バカタレが)

隣に張って詰めるか、離して張るか悩み、離して張った。
後で、詰めて張るように案内してたので、失敗だった。

テントを張り終わって、12時半頃、受付。
ついでにコーラも買って、一気飲み。
少し気分が回復した。

受付の方が途中で抜かしてった方だったと思うが、何も言われなかった。

テント詰めて張り直したほうがいいか聞いたけど、もう張っちゃったならいいですよ、と言われた。

お昼ごはんに簡単なものを食べて、体を拭いたりしてから、お昼寝。
その間に周りのテントが増えていった。

詰めて張らないでごめんなさいと思いつつ、文句が聞こえるとそれはそれでムカつく。

途中でパラパラ雨が降ったが、すぐにやんだ。
思ってたほどは降らなかった。

起きてから、今度は夕食。
少し霧が晴れて、向こうに山が見えた。
山頂に四角いものがある山、何だっけな。

夕食はカレーメシ。
美味しくて一気に食べた。
初めて持ってきたけど、これはアリだな。

お吸い物でお皿をキレイにしてから、最後はパウチのフルーツ。
やっぱこれもテンション上がるので、持ってくるべきか。

歯磨きまで済ませてから、明るいうちにトイレ。
夕焼けとか見えなかったな。

もう一つのテント場も見に行ってきた。
眺望も特にいいわけでもなく、何より小屋までの道のりがより険しくなるので、下のテント場にして正解。

19時頃、寝る。
近くのカップルのテント、喋り声がうるさい。

明日は晴れてくれれば何でもいい。
今回の目的は、甲斐駒ヶ岳の山頂の景色だ。

その後は、疲れ次第でショートカットしたい。
でも、あんまり早く下山しても、ジオライナーの時間まで待たないと行けないから疲れるんだよな。。






2022.09.10, 19:05 / ハイキング登山
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