2016.03.13

わたしに会うまでの1600キロ

家族のことや自分の生き方について、いろいろあったシェリル。
メキシコからカナダまでの1600kmを歩き通すというパシフィック・クレスト・トレイルに挑戦することに。
彼女が歩き始めてからゴールするまでを追う。

実話だとは思わなかった。

でも、実話と知って納得した部分はある。
山アリ谷アリのドラマというよりは、人生を振り返るシーンが多い。

シェリルの過去に何があったかは、その回想シーンをつなげて知るしかない。

いなくなった父、大好きだけどちょっと頼りない母との話もありつつ、
人間関係がうまくいかずにセックスとドラッグに溺れた過去もある。
どちらかというと、そこを正すために旅に出たというべきか。

最初はなんでこんなに大荷物??ってところで現実感がなかったけど、
それが途中でちゃんと正されてくれてよかった。
無計画に知識もなく旅に出た感じだったのね。

もし自分がこのトレイルに臨むと決めたとしたら、もっと準備をちゃんとするもんなぁ。
食料がないとか水がないとか、無理だろうなー。

ゴールに達したから何かを得られるのではなく、ゴールに向かうまでの道で得るものがほとんど。
淡々としたゴールシーンが、あぁリアルなんだなって思った。

わたしに会うまでの1600キロ
監督:ジャン=マルク・ヴァレ
出演者:リーズ・ウィザースプーン、 ローラ・ダーン、 トーマス・サドスキー、 ケヴィン・ランキン
収録時間:116分
レンタル開始日:2016-02-03



2016.03.13, 20:14 / ☆☆☆☆
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