hide crystal project presents RADIOSITY
hide crystal project presents RADIOSITYに行ってきた。
ライブに1人で行くのはどうか・・・と若干の迷いはあったものの、ま、いっか、で、参戦。
会場をよくよく見たら、ライブハウスなのか映画館なのかよくわからない場所だった。
到着してみたら、ちょっと年齢層高めの、というか、私世代な方々がたくさん。
ど真ん中だもんなぁ。
でも、若い人もチラホラいるし、年配もチラホラいる。
「ライブハウス同様に、スタンディングで楽しんだり、歓声を上げたり、サイリュームを振るなどの鑑賞OK!」
と書かれていたり、そういったアナウンスが流れたりして、どれだけリアルなんだ!?とワクワクさせる。
始まってしばらくは音楽がだんだんと大きくなり、CGが画面で踊っているだけ。
サイリュームを振って待ってる人もいる。
まだかまだかと待って、ようやく登場!
ROCKET DIVE!!
なんだけど、若干ガッカリ。
ホログラムの向こう側に画面が見えてしまって、hideが幽霊のように見えてしまう。
なんだか盛り上がるというより、しんみりしてしまった。
前の席の人とか、泣いてたし。
立ち上がって盛り上がるという感じではなく、hideを偲ぶ会といったほうが近いかもしれない。
歓声とか、いっさいなかった。
でも2曲目のピンクスパイダーは、後ろが暗かったからか、なかなかリアルに見えて嬉しかった。
それからしばらく知らない曲が続き、リアルに見えたり見えなかったり。
あるとき決定的に気づいてしまった。
ホログラムは左右一直線上にしか動いていない!!
だからリアルに見えないんだ!!!
ホログラムを投影するラインというものがあって、その上でしか動かせないんだろうけど、
例えば後ろに水を飲みに行ったり、前の客席に迫ってきたりというのが、観客との距離なんだろうなと思う。
それがないから、テレビの中という感覚から抜けられないでいたのが大きい気がする。
あとは、足のライン、ステージの線が、スクリーンの高さなので、ステージより一段上。
そのあたりもリアルに見えない要因だったんだろうな。
何はともあれ、メガネをかけないで立体的に見えてたことは確かだし、それは素晴らしい。
大音量でhideの音楽を聴けて、久しぶりにhideの姿を見ることができて、楽しかった。
良い経験だった。