2020.08.17
木曽駒ヶ岳&宝剣岳
8/15 & 16 に、木曽駒ヶ岳と宝剣岳に行ってきた。 行動時間が短くて、日帰りでも行けるような行程だけど、 まず登山口である千畳敷にたどり着くまでが長く、 5時に家を出発して、スタートできるのは13時なのである。 というわけで、8時間も移動して、1時間ちょっと歩いて終わり、 2時間くらい歩いて、8時間くらい移動して帰ってくる。 夜行バスの素晴らしさを改めて確認・・・。 行く途中で、モバイルSuicaのチャージが足りないことに気付いたが、 登録してあるクレジットカードを番号漏洩で止めてしまったので、払えず。 乗り換えの八王子駅で、現金でチャージして一安心。 特急あずさに1時間半ほど乗り、岡谷駅で降りて、飯田線に乗り換え。 飯田線はICカードを使えないということで、車内で車掌さんと精算する。 ここで現金でも払えたので、焦って現金チャージする必要なかった。 長らく乗って、駒ヶ根駅で降りたら、今度はバス。 混んでる時間でもないようで、臨時バスも出てなかった。 しらび平からロープウェイで千畳敷へ向かう。 バスを降りたら整理券を配っていて、番号グループごとに乗る。 そのまえにチケットを購入。荷物の別料金はこの時期なしだそうだ。 ようやく、千畳敷に到着。 けっこうグッタリ疲れていた。 登山口はどこ?と探したら、神社のところで左右に分岐していた。 横のベンチで荷物を整えてからスタート。 すぐ着くなーと思って、ハイドレーションはセットしなかった。 歩き始めて、YAMAPを活動開始にしたのに、動かない。 インターネット接続がないとかいいやがる。 でも、そんなの待ってらんないので、再起動しつつ、歩き始める。 再起動が終わって、インターネット接続はできたけど、 地図がダウンロードされていなかったようで、開始できず。 もういいや、と思って、そのまま歩き始める。 景色はよく、そして人も多かった。 ちょうど日帰りの人たちが降りてくる時間のようだった。 軽装な人たちとたくさんすれ違った。 こっちは汗だくなので、ちょっと恥ずかしく、そそくさ歩いた。 止まってる間に美しい景色を堪能していたのに、急に雲が出てきた。 そしてすぐ、真っ白になってしまった。 疲れたけど、時間的に短いので、すぐに稜線の乗越浄土に到着。 すぐに宝剣山荘だったので、そこで休憩しようかとも思ったけど、 それほど疲れてもなく、すぐに出発。 宝剣岳との分岐を経て、木曽駒ヶ岳の方面へ。 まずは中岳に登らないと、その先が見えない。 テクテク歩いてたら、ちょっとちょっと!雷鳥がいる!って、 おばさまに呼び止められて、一緒に雷鳥をみた。 完全に見落としていたので、呼び止めてもらってよかった。 ガスってるということは、雷鳥が出やすいんだよな。 完全に忘れてたや。 名残惜しかったけど、雷鳥に別れを告げ、中岳。 そして、そこを下ると、頂上山荘のテント場が見えてきた。 けっこうテントがたくさんあって、場所あるか?って不安になった。 マスクをして小屋に入り、受付。 説明を淡々と聞いて、場所を探す。 小屋から出たら、テーブルのところで飲んでた酔っ払いに話しかけられた。 なんか治安が悪いな。 もうとっくに良い場所は取られていて、なんとか平らなスペースを確保。 端っこの奥にしたので、迷子になりにくくてよかった。 さっさとテントを張って、まだガスが晴れてないけど、木曽駒ヶ岳の山頂へ。 いちおう明日晴れるかもしれないけど、晴れないかもしれないしね。 15分ほどガレ場を歩いて、山頂。 ちょっと疲れてきたくらいで到着するので、ありがたい。 やっぱり真っ白で、何も見えなかった。 またテントに戻って来て、パスタを水につけて、体を拭いたり。 16時半ごろから夕食の準備。 昼食をパン1つしか食べてなかったので、それなりにお腹は空いていた。 でも、お腹が張ってたので、空腹なのにお腹がパンパンで食欲いまいちだった。 パスタは1時間くらい水につけたはずだけど、柔らかくなってなかった。 しっかり茹でて、お湯をコップに移してスープにして、パスタにはミートソース。 ミートソースが食欲を誘ってくれて、美味しく食べられた。 ちょっと量が多かったかなってのと、 デザートを持ってこなかったことが悔やまれた。 片付けして、歯磨きして、ほんのり夕焼けを見て、 トイレに行ったらまだ小屋の前で酔っ払いがいてタバコ臭くてゲンナリして、 ちょっと暗くなってきた頃に、就寝。 風が強くて、なかなか眠れなかった。 テントが揺れてる気がした。 張り縄が外れてるんじゃないかと思って確認したりしたけど、 ちゃんと張られていた。 次に起きたのが1時半ごろだったので、けっこうちゃんと眠れたようだ。 もう一度寝て、起きたら3時過ぎだったので、トイレがてら星空を眺めた。 キレイだったので写真を撮りたかったけど、写らなかった。 もう少しだけ寝て、4時に起きて、朝食。 お湯を沸かして、コーンフレーク。 テントが良い位置だったので、サンライズもそのままテントから見た。 山が赤く染まるのは見られなかったけど、テント場が赤く染まり、キレイ。 テントの中を片付けてから、テントの露を払って、 もう一度、木曽駒ヶ岳の頂上に行ってきた。 キレイに晴れていて、気持ちよかった。 戻って来て、テントを撤収。 だいたい乾いててくれた。 風が強くて、最初に荷物を外に出したら、テントが飛びそうだった。 荷物を中に戻してから撤収して、最後に荷物を引き抜いた。 予定より早く、6時40分ごろに出発。 今度は中岳の巻き道を通ってみた。 冬には通れないということだったので、通っておきたかった。 岸壁の道という感じで、景色も良くて、よかった。 宝剣山荘まで戻ってから、装備を変更。 ヘルメットを装着して、ストックをしまった。 今度はハイドレーションも準備してある。 宝剣岳、思ったよりも岩場だった。 冬に行く人がいるというから、もっと歩きやすいのかと思った。 こりゃ、雪が降ったら絶対に踏み抜くわ、と、わかってよかった。 途中、女性4人組に抜かしてもらった。 宝剣山荘で荷物を置いてきてたから、ピストンだろう。 岩をよじ登り、たどり着いたところがおそらく頂上。 頂上で、その女性たちがいて、話しかけられ、写真を撮ってくれた。 コロナ禍だからカメラを渡すことに戸惑ったけど、感染しないことを願う。 あとは下り。 登ってきた道よりもさらに、岩だった。 前を歩いていたグループが同じバスだった人たちだった。 ヘルメットもしてなくて、荷物も外付けしてるし、危なっかしかった。 距離をあけて、関わらないように、ゆっくり進んだ。 けっこうガッツリとした岩だったので、楽しかった。 稜線とぶつかり、そこでおしまい。 そこからは、なだらかな道だったので、休憩して、ヘルメットを外した。 休憩してた兄さんたちに、どこに行くか聞かれた。 もう降りちゃうって話したけど、彼らは、 空木岳のほうって今の時期だとどこに泊まるか知りたかったようだった。 たしかに、天気がいいから、降りるのもったいないね。 あとはテクテク歩き、標高が下がるごとに、気温が高くなった。 千畳敷駅に着く少し前に、ロープをまたいで、写真を撮ってる人がいた。 立ち入り禁止ですよーって、なるべくやんわり注意した。 ご家族だったようで、お母さんらしき人が、 あらヤダ、ホントだ、あんた何やってんの!って注意してくれた。 なんか、こういうことがあると、注意してよかったのかなーって、 頭の中がグルグルしてしまってよくない。 駅に到着し、装備をいろいろとしまって、おしまい。 下りのロープウェイは空いていて、10人も乗ってなかった。 2日目は、ホント良い天気だったな。 よかった。 下に降りて、バスを10分ほど待って、 臨時バスだったので駐車場が終点だったので、乗り継いで、 駒ヶ根駅で駅員さんから切符を買って、ここでも現金だったから、 Suicaチャージは頑張ったけど、結局いらなかった。 岡谷駅で20分ほど待って、特急あずさに乗って、 八王子でまた20分ほど待って、横浜線で、あとはもういつも通り。 行き帰りの、電車・バス・ロープウェイが長いけど、 でもやっぱり、それに耐えて行ってよかった。 ホント景色がよかったし、楽しかった。 今シーズン最初のテント泊、 テントのポールのショックコードが伸び切ってしまってることに気づけた。 そいつを交換してから、次回のテン泊にしよう。 反省はまた明日。。