2013.12.16
「うつ」を治す
著: 大野裕
症状の説明、治療方法の説明、薬の説明など。
感情的なことはあんまりなくて、論理的で勉強っぽいけど、それがいい。
うつ病だけじゃなくて、うつ状態も含んで書かれている。
症状的に感情に現れるから、気持ちの問題だと思われがちだけど、そうじゃない。
脳内の情報伝達がうまくいかなくなる病気であり、それを治す薬もある。
だから、すぐに効果が出ないからといってやめたりせず、しっかり治療すべき、と。
ということなんだけど、やっぱり鬱かそうじゃないかというのは、
何かを測定して判断できるものではないということで、難しいものだ。
パニック障害とうつ病はどっちかになると両方なる可能性も高いみたい。
どっちも要注意なことだけは確かだ。
そういえば、予防法については書かれてなかった気がするな。
まぁ治す話の本だから、今の世の中、知っておいたほうがいいだろう。