2023.01.09

木曽駒ヶ岳

7時の朝食だから、6時に起きれば十分だったけど、5時くらいから起きてしまう。
サンライズが7時で、朝食も7時ということで、太陽が出たら朝食かなと決めた。

天気予報からすると、9時が晴れで風もまだそんなに強くないけど、
12時は曇り時々晴れになって風もぐっと強くなってしまう。
なるべく早く、晴れてるうちに行って帰ってきたかったので、
朝食を食べてすぐに出発することにした。

荷物を全部準備してから朝食会場に行き、朝焼けが見えてたので写真を撮り、
そろそろ朝食かな、どうしよう、、と思ったところで日の出。
レストランからは千畳敷カールのモルゲンロートみたいなのも見えて大満足。

朝食は洋食だったので、うれしかった。
やっぱり、朝はパンじゃないと、気分が上がらない。

荷物を取りに戻って、装備を整えて出発。
室内でゆっくりアイゼンをつけられるので安心。

どのルートを通るかずっと悩んでいたけど、
まだ体力的に余裕があるし、ちゃんと冬道と呼ばれるところを通ってみようと、
メインになってるトレースじゃないところを通った。

途中までは前を歩いてる人がいたけど、その人は写真目的だったようで、そこからは私だけ。
足がズボズボと入るので、ワカンをつけるか迷ったけど、
深いエリアもすぐ終わりそうだったので、そのまま歩いてみた。

結構疲れたけど、気持ちは満足したのでよし。

だいぶ前に1人歩いてて、途中で4人降りてきた以外は、本当に人がいない。
こんなに晴れてて、気持ちいい天気で、人がいないのって最高。

八丁坂はすごい疲れたけど、気分の良さが勝っていた。

そこを超えて、乗越浄土に出たら、強風。
わかってはいたけど、やっぱりここからなのね。

サングラスをゴーグルに変えて、オーバージャケットのベンチレーションを閉じた。
そして少し歩いたら、また一段と風が強くなったので、
オーバージャケットのジッパーを上まで上げて、肌が出ないようにした。

そのまま歩いたら息苦しくなってしまったので、少し開けたけど。
でも、開けてると、強風が当たって冷たくて痛い。

少しよろけることがあるくらいの風になることもあったけど、大体大丈夫。
撤退を考えるような強さではなかったのでよかった。

中岳の登りがいちばんきつくて、そこを下ったら、もう山頂が見える。
天気のいいうちに山頂に到着してよかった。

山頂では風が強すぎて、手袋を外したら飛んでいってしまいそうで怖くて、
スマホを入れてるポケットはゴーグルをしてると見えないし、
デジカメの動画モードは手袋のままじゃ押せないし、
結局、ちょっと写真を撮るくらいしかできなかった。

気が済んだので、下山。
息が上がらないので楽なんだけど、その分、体が温まらずに寒い。
風もどんどん強くなってるのがわかる。

遅くなりすぎないように、テクテク降りる。
登ってきた方々にこの先の風の状況とか聞かれたので、
肌を出してると凍傷になるかもしれないから肌を隠したほうがいいって伝えた。

乗越浄土まで来たら一安心。

そこからすごい人が増えた。
ヘルメットとかバラクラバとか何もないストック・アイゼンだけの人とかいたけど、
どこまで行ったのかなぁ。。

降りたら次のロープウェイまで時間があったので、預けていた荷物を引き取り、
装備を解除して、荷物整理をしながら片付けた。

ロープウェイにちょうどよく乗れて、さらっと帰れた。
駒ヶ根駅では乗り継ぎが悪くて長時間待つので、スーパーでおにぎりとパンを買って食べた。

でも、帰りの道のり、長いなぁ。
やっぱり木曽駒ヶ岳は、往復の時間が長すぎるのが難点ではあるよな。

プラスアルファの楽しみがあればいいけどね。
今回でいえば、ホテル千畳敷のリニューアルかな。


2023.01.09, 21:37 / ハイキング登山
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