127時間
週末になると一人で広大な岩山に入って過ごすアーロン。
普通の観光客が立ち入らないような狭い渓谷を歩いていたら、
落石に巻き込まれて転落し、右腕がガッチリと挟まれて身動きが取れなくなった。
たしか一度飛行機に乗ってるときに見たことがあって、
そのときは英語だったからか途中で寝てしまってたんだけど、改めて見るとこれはヤバい。
映画だけじゃなくて、見終わってから本人の実際の映像とか見てみて、ホント凄いなと。
そう、これ、実話。
しかも映画でビデオで自分撮りをしているシーンは、実際に撮ってて、見ることができたのだ。
ドキュメンタリー番組もあったらしく、YouTube で探してみるとけっこう見つかる。
>> Aron Ralston (Part 1 of 6) Desperate Days in Blue John Canyon
映画の中で、なんであんまり痛がってないんだろう?とか思ったけど、
本物のアーロンが撮った実際の映像があんな感じで、本人はかなり冷静だったようだ。
映画だけで見ると、ん?と思ってしまうようなところも、本物のアーロンの話を聞いて、しっくりきた。
だからそこも含めての☆の数なんだけど。
それにしても、ああいう無茶して楽しむのって、あぁアメリカだなぁ・・・と若干呆れる。
彼自身は小さい頃から慣れてたのかもしれないけど、
普通の観光客もついていっちゃうんだ・・・とか、見ていてけっこうビックリ。
確かに人生は楽しんだほうがいいし、サプライズもあったほうがいいけど、
私の感覚としては、それと無茶することはちょっと違うんだよな~。
教訓としては、一人で危険な場所に行く時は、行き先を誰かに知らせておくこと。
それに尽きる。