2010.01.30
ぜんぶ、フィデルのせい
激動の70年代フランス。
9歳のアンナは幸せに暮らしていた。
なのに、両親の思想が共産主義に変わり、生活が一変する。
共産主義、団結の精神・・・
親に翻弄される子どもたち。
情勢というか思想に翻弄される親たち。
決して明るい話ではない。
よくわからないところでバタバタとしていて、
それが意図したものではなかったりするわけで。
でも、お手伝いさんやおばあちゃんなど、
政治色の強くない人もでてきて、
そういう世界もあることがわかって、ホッとする。
無邪気な弟くんがいてくれてよかったな・・・って思う。
思想どっぷりな生活も、
その中にいる人は夢中になれて幸せなんだろうけど、
そういう人を否定はしないけど、
一歩離れて見てみると、すごい疲れる^^;