2009.03.16
終わりで始まりの4日間
母親の死をきっかけに9年ぶりに帰郷し、
昔の悪友と会ったりしながら、自分を取り戻す。
感情の起伏が少なく、売れない俳優。
その設定がちょっと見えにくかったけど、
何かしっくりこないで、もがいてるのはよくわかる。
母親を傷つけたこと、父親との確執、
そういうことが心に引っ掛かっているから、
自分を出すことができない。
自分ではそれに気付いてないけど、
違和感だけは感じている。
その、もやもやから脱出したい気持ちに共感。
主人公アンドリュー・ラージマンを演じている人が、
この映画の監督であり、脚本を書いている。
決してウケるための映画ではないが、
特典映像で撮影風景を見て、
強く心の中に持っていたものを映像にしたことを知った。
個人的に持っている強い世界、
それが強く伝わってきていたし、ある意味、新鮮。