2008.06.17

狩人と犬、最後の旅

ロッキー山脈の大自然の中で生きる狩人と、犬たち。

狩人として生きることは、自然の中で生きることであり、
それは死と隣り合わせでもあり、
人間が動物の一種であるにすぎないことを実感する。

熊、ムース、狐、ビーバー、うさぎ、鮭、
いろんな生き物がそれぞれ生きていて、
狩人はあくまでも自分が生きていくために狩る。

犬たちがそりを引いているところ、
犬の感情とか、恐怖とか、見えてくるようで愛おしくなる。
ただいつも、犬ぞりの犬って疲れてない?って心配してしまうのだが。。

大自然が人間の手により破壊されつつあるとき、
それは狩人も居場所がなくなるということであり、
人間に追いやられる人間の姿でもある。

白人が先住民に毛皮を売る時代になったか・・・って
そんな台詞があったけど、
人間の変化は激しく、自然と共存する道は険しくなる一方なのだろう。

最後の旅、最後の狩人。
 


2008.06.17, 10:18 / ☆☆☆☆
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