2005.11.21

真夜中のカーボーイ

惨めな男たち。

やりたいことやるために生きてて
でも何もうまくいかなくて
そんなに努力もしないで理想を追って

最後には友情だけが残ってた。

世の中そんなに甘くねーよ!
そう思いつつも憎めない、若さゆえのバカ。

アメリカっぽさ全開でいいんじゃないっすか。


2005.11.21, 00:00 / ☆☆☆☆

2 Responses to “真夜中のカーボーイ”

  1. くぼっち より:

    田舎からN.Yに出てきて、夢の土地かと思ったら何ひとつ上手く行かなくて、自分は男娼に身をやつし、知り合ったたったひとりの友達は体を病んで、高熱の中うわごとのようにマイアミ行きを切望する。ラストシーン、長距離バスに乗ってマイアミに行く二人。そこに行ったところで何の展望もないし、事態が好転する予測もない。だだリッツォの望みを叶えるためだけに旅をする。リッツォの死の雰囲気だけ漂っている。何の救いもないし、教訓を得ることもないが、人生とはこうした抗いようもない大波のようで、無目的で、ときに薄情な仕打ちをするものだと共感する。

  2. mera より:

    リコだけに着目すると、諦めることに慣れてるというか、どうにもならない無力さを感じるね。