2023.10.28

甘利山・千頭星山

久しぶりの登山、というか、ハイキングで、甘利山と千頭星山。
特急あずさ、乗合タクシー、と交通は全て予約済みだったので、あとは行くだけ。

不安だったのは熊。
熊鈴は持ってくけど信用してないので、
80Hz〜120Hzの低音が効くという発見をしたというニュースを見つけて、
100Hzの音源をダウンロードしてスマホに入れておいた。

韮崎駅で乗合タクシーを待つ間に、朝食第2弾を食べてたら、
タクシーが来て、全員集まってて、もう出発って感じになったので、慌てて口に入れた。

そんなんしてたら私が助手席になってたので、ありがたかった。ラッキー。
ドライバーさんとポツポツおしゃべり。
熊が出るか聞いてみたけど、出てないんじゃないかなーってことだったので、少し安心。

登山口に到着して、駐車場にけっこう停まってたので、ちょっとビックリした。
もっと人気のない山なのかと思っていたけど、そうでもなかった。

甘利山まではすぐなので、靴紐だけ締めて、ストックも出さずにそのまま行く。
木道とか歩きやすい道を通って、すぐに甘利山の山頂。
そこで熊鈴を出してなかったことを思い出して、そこからは鳴らして進む。

この先も緩い道だと思っていたので、ストックも出さずに、再スタート。
でも、すぐに急登となってしまい、思ってたのと違う!!とビックリ。

トータルの高低差を考えたら、鎌倉のハイキングと大差ないはずで、
それならストックなしでいけるだろうと、行ってみる。
膝の運動が目的だし。

でも、途中で、これは下りでは絶対にストックを使おうって決めた。
それくらいの急な坂だった。

雲が出てしまっていて、ちょっと物悲しい景色だった。
タクシーからは見えていた富士山も、見えなくなっていた。
ちょっと気持ちも寂しくなった。

でも、パッと開けた場所に出たら、
ススキとか黄色い葉の木々とか見ると、秋だなーって感じて、よかった。
そりゃ、青空だったらもっとよかったけど。

千頭星山の山頂は特に眺望もなく、木々に囲まれた場所だった。
ここで休憩するか?どうしよう...と思ったけど、近くに休憩できるスペースもなかったので、
ちょっとお腹も空いていたので、持ってきていたパンを食べた。

下りはストックを使って、のんびり歩いた。
けっこう登ってくる方とすれ違いが多くて、大人数のグループもいくつかあって、時間をずらせてよかったーって思った。

時々日差しがあって、そのときは暖かくて、景色もよくて、最高だった。

帰りの乗合タクシーの時間まで、まだ時間が余ってたので、
奥甘利山に寄ったりしたけど、そっちも眺望もなかった。

熊を見かけることもなく、平和に終わり。

下山してしまって、ケーキセットを食べて、時間を潰していたら、
同じタクシーの人もやってきてカレーを食べていた。
私が先に出てて、その人も出てきたので、乗客は揃った。

タクシーのドライバーさんも寝て待っててくれたけど、起きて、準備して、時間より早めに出発してくれた。
今度は後ろの席でもよかったんだけど、また助手席にした。
そっちのほうが前が見れて楽しいし、ドライバーさんは良い人だったし。

帰りは、上ってくる車とのすれ違いが多くて、相手が慣れてないもんだから、大変そうだった。
やっぱりタクシーのほうが何とかしてあげないといけない状況になるっぽい。
看板背負ってるんでーって言って、全ての状況を平和に過ごそうとしてるのがわかって、偉いなぁと思った。

予定時間より早く駅に着いたので、予約していた特急あずさを変更して、早く帰ることができた。

いやー、思ってたよりずっと濃い日だったな。

ドライバーさんとしゃべったのと、思いのほか秋の景色だったのと、千頭星山までの道が急だったのと。
そういう想定外がたくさんあると、充実したって感じるんだろうな。
やっぱり、非日常を求めているんだな。


2023.10.28, 21:28 / ハイキング登山
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