美術館巡り
駅のすぐ近くのホテルを予約していたので、少し歩いてすぐに発見。
すんなりチェックインできてよかった。
また部屋がタバコ臭かったので、リセッシュを噴射。(ファブリーズじゃなかった)
荷物を置いて身軽になって、まずはプラド美術館。
天気もいいし、公園が近いし、家族連れがいっぱい歩いてるし、スリや強盗の雰囲気はない。
もちろん警戒はするけど、雰囲気的にはバルセロナと同じ感じだな。
プラド美術館は主にヨーロッパの15~19世紀の絵画が展示してある。
30部屋くらいあるフロアが2つ。
キリスト教関連の絵が半分くらい。
キリストが磔になる前、磔になってるところ、磔から降ろされてぐったりしてるところ、
マリア様がキリストを抱いているところ、などなど。
あとは肖像画や静物画、ルーベンスの作品、ゴヤの作品、などなど。
美術の授業で見たことはあるかもしれないけど、全然どの作品が誰のとか全然覚えてなかった。
ゴヤの作品が好きという人が誰かいた気がするけど、絵本の挿絵みたいなタッチなのね。
そういうことも、今日ゆっくり見て、改めて知った気がする。
宗教画と優雅な感じの絵はあまり好みではないのだが、エル・グレコはいいなと思った。
光と影が鋭くて、カッコいい。
ジャクソン・ポロックに続き、エル・グレコも好きな画家に加えてもいいな。
ちなみに、好きな建築家はガウディね。
ゆっくり見たけど、欲しい!と思うくらい気に入った作品はなかった。
特設展も見て、2時間半くらいでおしまい。
外に出たら、チケット売り場とは別の場所に、ものすごい行列ができていた。
どうやら18時から無料開放の日だったらしい。
そっちのほうがよかったか・・・と思ったが、19時閉館なので1時間じゃ足りないか。
続いて、ティッセン・ボルネミッサ美術館。
こっちはティッセン・ボルネミッサという人が、個人で収集した絵画たち。
時代や作家がプラド美術館とかぶる部分もあるけど、こっちのほうがだいぶ幅広い。
ヨーロッパだけじゃなくてアメリカの絵もあるし、
抽象画、シュールレアリズム、近代のポップアートまである。
こっちの美術館のほうが、見ていて楽しい。
プラド美術館は教科書のある章を深く追った感じだけど、
こっちは教科書を通してみたような多様さで、さらに個人の趣味が反映されてるからかも。
うちに帰ったら、美術史の本を読み返してみよう。
見終わったら18時半くらいで、外は薄暗くなっていた。
お土産屋さんを数軒見て、夕食はまたファストフードで済ませてしまった。
レストランで肉とポテトを食べても栄養価は変わらないんじゃないかという気もするし・・・
明日は実質最後の日なので、ちゃんと食べよう。
マドリードもなかなか雰囲気は良くてよかった。
天気に影響されてる部分が大きい気がするけど、明日も晴れっぽい。
カトリック+貿易で世界制覇を行なった国なので、キリスト教関係の絵が
多いのでしょうか。
日本語解説の機械があるとわかりやすいですね。
プラド美術館はスペイン最大級の美術館かと思いますが、「東洋美術コーナー」は
ないのですね。
そうですね。やっぱりカトリックの国という感じがします。
今日行ったところはどちらも、日本語の音声ガイドはなかったようです。
プラド美術館は、英語の解説が書いてあったので時々読んでいましたが、知らない単語が多すぎです^^;
ティッセン・ボルネミッサ美術館は、日本語のパンフレットがあったので、概説はわかりました。
プラド美術館には、スペインの他にも、イタリア、フランス、オランダ、ドイツなどの絵がありましたが、日本を含めて東洋美術は全くなかったですね。
お土産屋さんに日本っぽい物が2,3点あったので、特設展で日本のものを展示することくらいはあるのかもしれません。