暇人
ツアーが終わったのが12時過ぎ。
もう暇なんだけど、とりあえず宿に戻ってきたことだし、着替える。
水着とかもう使わないから、洗濯。
そんなこんなしてる間に、疲れたのか、ウトウト。
14時ごろになって、そういやランチ食べてないやと気づく。
昨日と同じで、また昼も夜も食べるものを探さないといけない。
ランチをやってる食堂なんて、近場にはない。
昨日バスで一緒だったおっちゃんがやってたように、空港まで食べに行く?というのも選択肢。
他に、近くにカフェがあるらしいので、それも選択肢。
あとは・・・小さな商店で何か買うくらいか。
バスで空港まで行くとしたら、15時半のバス。
その前に、カフェの様子を見に行く。
宿から近かったので、迷わずに行けた。
でも、OPENって書いてあるのに、こんにちはーって言っても、誰もいない。
まぁ有り得ることなので、諦める。
小さな商店らしきものが地図上にいくつかあったので、そっちも行ってみるが、見当たらない。
普通の家がやってるようなものなのかもしれない。
そろそろ時間だしってことで、昨日行った商店に行ってみたら、おにぎりが売ってる!
おにぎりとメンチカツが一緒に握られてる、変なやつだったけど、それにした。
それを食べながら、やっぱりバスを待つ。
だって、これをランチとみなしたとしても、その後が暇だもん。
時間通りにバスが来て、乗る。
誰もいない。
空港の近くで降ろしてもらう。
で、空港に入ったところ、人がいない。
テレビを見てる人が2人いただけだった。
飛行機が来ない時間帯だから、店も閉めてるらしい。
お目当てのレストランも、5時まで閉店。
えー。
もう食べることは諦めた。
戻るバスが来るまでの30分くらいをどう潰そうか悩む。
北牧場が1kmちょいだったので、行ってみようと歩いてみる。
しかし、暑すぎるし、牧場の端っこに馬が来てくれるわけでもないので、引き返す。
おとなしく空港内で待ち、バスに拾ってもらった。
さて、夕食をどうする?ってのは、解決していない。
もう一度カフェに行ってみることにした。
そしたら、おじさん(というか同世代くらいのお兄さん)がいた!
オシャレなカフェっぽい、ちょっと下北沢とかの感じがする人だった。
オススメの、ロールケーキのセット。
黒糖チャイも冷たいのができるというので、そういうセットで。
甘いものと冷たい飲み物に、ホッとした。
ゆーっくり食べて、おしまい。
これで夕食ってことにしてもよかったけど、あとで少しお腹が空く気がしたので、
いつもの商店で、唐揚げとお菓子と、あとは明日の朝食。
明日は海底遺跡をグラスボートで見るツアーの予定だったが、
完全に欠航ということに決まったらしい。
今日、シュノーケルで見ることができたのは、ホント、ラッキーだったんだな。
海底遺跡
海底遺跡シュノーケルツアーの日。
船酔いを見越して、酔い止め薬もちゃんと飲んだ!
朝9時に迎えに来てくれるということだったので、準備して10分前から宿の前で待機。
時間通りに、細身の兄ちゃんが迎えに来てくれた。
他のホテルで若いカップルを乗せて、どうやら今日のツアーは3人のようだった。
その二人の方はシュノーケルがほぼ初めてということで、まずは練習タイム。
それから今日のポイントの説明。
海底遺跡に行けるか聞いたら、波次第という。
最初のポイントで、シュノーケル。
深めで、水もクリアで25mくらいは見えて、よかった。
そして船に戻って、次は海底遺跡!
波は高いけど少しなら行けるだろうって。
しばらく進み、船も揺れて、カップルの女性が船酔いなのかグッタリ。
そこで到着して、ポイントの説明。
流れが速いので、ボードにつかまっとけという感じ。
確かに流されてしまうので、片手はボードにつかまり、もう片方の手でカメラ。
スタッフさんは必死にボード2つを捕まえつつ、立ち泳ぎしてた。
青くて、深い。
あとで50mくらいは見えたんじゃないか?って言ってた。
少し進むと、エントランス、メインステージ。
段々になっていて、自然のものとも人工のものとも決め難い形状。
見ることができてよかった!
流されるまま、見えるものだけ見る。
流されきったところで船が待っててくれて、乗り込む。
同じところをもう一度見ることもできるけどどうする?って話になったが、
メンバーの女性はもうグッタリしてたし、私も同じところだったらイイヤって諦める。
ちゃんと、海底遺跡の端っこは見れたもんねー。
今の時期はなかなか見に行けるタイミングはなくて、今日もダイビングは無理だったらしい。
今で10%以下、今じゃなくても50%以下の確率らしい。
ラッキー。
そこで終わって、グッタリしてた女性には今更酔い止め薬をあげた。
もっと早くあげておけばよかったと後悔。
そこから一気に港に戻る。
途中で、段々になった岸壁があったりして、わかった!
あの海底遺跡は、自然のものと人工のものの両方なんだ!きっと!
自然にできてた段々に、少し人の手を加えたに違いない。
と、予想。
途中で立神岩なんかも見えて、いい感じ。
奇岩とか岩好きだからね。
だんだんと酔いそうになり、寝る。
ふと起きたら、少し先に黒い雲。
これはゲリラ豪雨が来るなって感じ。
港に着く直前に、大粒の雨が降ってきた。
セーフ。
車に乗り込み、オフィスへ移動。
少しだけ撮ってくれてた写真をSDカードにコピーしてくれ、暖かいコーヒーをくれた。
その間に、カップルの方々とおしゃべり。
なかなか良い人たちだった。
雨が止み、また宿まで送ってくれた。
その間もわざと少し外れた道を通って、馬とか牛とか薬草とか、与那国らしいものを見せてくれた。
楽しかった。