イノベーションのジレンマ
ものすごく細切れで読んだので、
全体像を覚えていない気がするが・・・。
新しい技術があって、それの性能を上げて、機能を増やして、
という方向に順当に進んでいくと、突然売れなくなる時がやってくる。
さーて、それはどうしてでしょう?
という本。
技術を深堀りして、作り込む方向に進むと、
その市場では優位な位置に居られる。
機能をガサッと削って、小さいセットにして売ると、
それまでとは違う人たちが買うようになる。
その中で作り込みを進めていくと、
最初の作り込みとは違った要素を深めていくことになる。
最初は高性能なものを競って作ってたのに、
今度はサイズの小ささを競うようになったりするわけ。
そういう風に、買ってくれる人たちが変わったら、
それに追随していかないと、売れなくなってしまう。
しかも、元々競っていたジャンルでも、いずれ抜かれるわけで。
技術の何をメインに売りたいか、と考えたときに、
今までできなかったスゴイ機能が・・・ってだけじゃなくて、
小さいとか、安いとか、そういう要素も別途必要ということだ。
スゴイ機能、小さい、安い、を同時に追い求めなくていい。
買ってくれる人は違うだろうから、別々でもいい。
B2B向け製品の、機能を落として価格を安くして、B2C向けにして、
そしたら、ユーザビリティとパフォーマンスに注力したので、
結果的にB2B向けの製品を抜いちゃった、みたいな。
そういうイメージなんだが、合ってるのかな。
結局、わかるような、わかんないような、微妙な本。
たしか結論としては、
狙っても市場なんて理解できないから、変化に対応する力をつけろ。