第三回ライブドアテクニカルセミナー
今年は意識して外の技術的な場に出ようとしている。
会社にいるとそういうのはないし、
まだ断絶したくないからだ。
休日の無料セミナーがターゲット。
今回は、ライブドア主催のセミナーで、
たぶんテーマはクラウド。
中身については後でまとめるので、
まずは、それ以外の感想を。
講演中にTwitterの画面が横で流れているのが新鮮だった。
あんまり知らない人のために少々説明すると、
Twitterの書き込みメッセージの中に、
#hogeみたいな余計な文字をわざと入れておき、
それを元に関連するコメントを検索するのだ。
発表している側からすれば、気になってしょうがないだろうけど、
見ている側からすると、なかなかおもしろいものである。
要点をつぶやき続ける人もいれば、
言い間違いを突く人や、不足している情報を足す人もいる。
使ったことないけど、おそらくニコニコ動画のようなノリだろう。
私は思ったことを即座に言葉にすることや、
文字ベースで考えることが苦手なので、
書く側には回れないけど、見ている分にはおもしろい。
ちらちら見て、役に立つ情報だけ拾えばいいのだ。
内容とは関係ないけど、
ああいう場って、誰がいるんだろう?って気になってた。
見た目には若い人が多い。
学生さんもけっこういるんだろうとは思う。
でも、研究者という雰囲気はあんまりない。
プログラマな感じは漂っているんだけど、
仕事なのか趣味なのかわからん。
世の中そんなにクラウド系のエンジニアがいるのか・・・?
まぁ、私だってよくわからん人の一人なんだけどさ。。
先月行った勉強会に続き、この人がいた。
こういう人になりたいなって思う。
ただの研究者でも、ただのプログラマでもなくて、
ちゃんと世の中を見てそう感じが良い。
でも今日の内容だったら、
もうちょっと研究っぽい内容のほうが自分好みだとわかり、
いろいろ考えてしまうのである。
考えてばかりじゃなくて、実行しなきゃ意味ないが。
以下、間違ってたらゴメン。
「クラウド時代のWebストレージ戦略」
ライブドアサービスの特徴として、画像をアップロードさせるようなサービスが多い。
そこで、Webサービスのメディアストレージ(STF)を構築したので、その紹介。
REST的なAPIの分散ストレージで、シンプルなKey-Valueベース。
KeyとValueのマッピングをMySQLで保持している?
アクセスがあると、MySQL+memcached にデータのマッピングを登録し、
操作自体はキューに突っ込んでおいて非同期処理で行う。
でも、MySQLからは脱却したいとのこと。
「ライブドア流クラウド的サービス」
自社色を出したクラウドサービスを作りたいとのこと。
Webフロントをクラウドにして、バックエンドを専用サーバーにする。
Parallelsの製品、Parallels Server 4 Base Metal を使って、サービスを構築、提供している。
コントロールパネルはPHPで作ってあり、
そこからバランサー、インスタンス増減などの操作をユーザー自身が行うことができる。
「livedoor Reader の新機能とは?」
フィードをリアルタイムに取得するAPIの話。
クローラ側
1. Broker : 対象となるIDをつっこむ
2. Fetcher: HTTPでデータを取得。Coroで並列処理。
3. Parser: XML::LibXML+XML::Liberal+独自Parser(巨大データの扱い部分)
4. Updater: 書き込み処理を解析結果に応じたステータスごとに行う。
クライアント側
Firefox, Safari, Chrome は普通の処理でOKだが、
IEだけ特別処理として、window.name+IFRAME間通信でトリッキーなことをしてるらしい。
「ニフティクラウドの紹介と今後の展望」
IaaSで、提供OSはCentOSのみ。
OSタイプを増やすこと、ファイアウォールを提供すること、ロードバランサを提供すること、メモリを増やすこと、監視サービス、IDSなどは全て今後の課題(つまり今はない)
—
うーむ、やっぱり会社に提供するほどのネタはないな。。