2018.06.09
翻訳講座終了
ナショナルジオグラフィックの翻訳講座・初級コースを受けていた。
全12回で、2週間に1回のペースで課題を提出するもの。
少し前に全て終わって、今日、修了証が届いた。
なんの効力もない紙だけど。
成績は、三段階の真ん中だった。
はっきり言って、受けたことを後悔した。
最初の1回で後悔していたから、もうちょっと中身を知ってから申し込むべきだったと反省。
数千円のコースだったら、あの内容でいいだろう。
でも、数万円であの内容は、ない。
教材とかはなく、ただナショジオの雑誌から抜き出した課題文がPDFで置いてあって、
それを訳してWordに入力して送ると、
用意されていた正解文と照らし合わせたような、いわゆる赤ペン添削が行われて、紙で郵送されてくる。
これだったら、自習したって同じじゃん。
もっと翻訳のコツとかポイントとか教えてくれる教材とかあるのかと思った。
意訳なんかしようものなら、丁寧に訳せといった直訳しろという意味合いの補足が書かれてくる。
だから、2,3回目からはそういう努力をやめて、なるべく直訳するようにした。
そしたら、成績が Bマイナスから Bへと、半分上がった。
難しい単語がたくさん出てくるってことはよくわかった。
ナショジオの英語雑誌をただ読んでも、内容はつかめないだろう。
でもそれとこれとは別問題。
というわけで、ガッカリし、私の中でナショナルジオグラフィックのイメージが少し落ちた。
単に私が翻訳家に向かない性格だっただけなんだろう、けど。