2014.02.17
世界でもっとも強力な9のアルゴリズム
著: ジョン マコーミック
翻訳: 長尾 高弘
iPhone の発明って時代を変えたよなーとか思ってたけど、
もっと根本的な部分で、今のIT技術で広く使われる基盤になっている技術の話。
それをわかりやすい例えや簡単な例で教えてくれる。
使われてるのかどうかわからない技術じゃなくて、実際に使われてる技術だし、非常に重要。
知ってて損は無い。
こういう分野ってまだ研究は行われてるのかなーって思ったけど、
検索やインデックス、暗号化なんかを頭に浮かべてみると、あぁあるか・・・と思う。
詳しく知るためというよりは、ちゃんと知るための本であり、入門書であることには違いない。
全然知らない人にわかりやすく説明するってこういうことだよなーと感心。
東大でRAをやってたことがあり、TORONを作ったS村健大先生からの電話をとったことがありますが、ゴーマンで凄かったです。
講演をたのむと「とりあえずTORONの凄さで30−40分」という枕が冒頭にはいるのだとか。
最近なにしてるのでしょうね。「TORONは凄いが、あの人はもういい」と豪語した某先生の言葉が思い出されます。
すごい懐かしいですね。詳しくは知らないのですが、その名前だけは一時期すごい聞いた覚えがあります。
もう全然名前を聞かないですね。
エンジニア業界でも、やはりそうですか。
東大が10年くらい前から「ユキビタス社会の構築」のプロジェクトを盛んに宣伝していて、トップは坂村さんでしたが、ユキビタス社会というもの自体、スマホなどができてしまい瞬時に時代遅れになってしまいましたね。
ユビキタスは高校1年のときに初めて聞いたので、少なくとも17,8年前からですか。
当時3年生からユビキタスの話を聞いて、それがキッカケで理工学部を選ぶことにした気がします。
TRONは全然聞かなかったですが、ユビキタスは長らく続きましたね。大学の研究室にもユビキタスのグループもありましたし。
今ではもう一般的になりましたね。