2006年4月28日〜5月8日までの11日間(ツアーは9日間),地球探険隊 大人の修学旅行シリーズ 「2006 Inca Discovery」〜3泊4日・45キロ・インカトレッキングでマチュピチュに出会う〜 (G.A.P ADVENTURES主催)に行ってきた. 地球探険隊 大人の修学旅行シリーズに参加するのは2004年末〜2005年始のメキシコに続き2回目である.
メンバーは,男性陣が,隊長,そしてメキシコ・沖縄を共に旅した男性2名を含む5名,女性陣が8名の計13名.プラスで現地でガイドさん(ソニア[G.A.P],カルロス,ホバート)と,インカトレッキング中はポーターさん19名も仲間.
今回いつもと違うと思ったのは,自分が最年少じゃないこと.1つ歳下の女性がいたのだ.それで何が違うというわけではないが,メキシコでもグランドキャニオンでも最年少だったから,自分が旅をするようになってから時が経過していることを感じた. 私としては,旅に年齢は関係ない.年上が大人の行動をするわけでもないし,年下がコドモなわけではない.個人的には大人っぽい人と一緒にいると断然落ち着くし,大人っぽい人が大好きなのだけど,やっぱりそこに年齢は関係ないような気がする.
ペルーに対して,行く前は,治安が悪い,日本人がたくさん,というイメージがあった. しかし今は,格別に治安が悪いというイメージもなく,GWにも関わらず,さほど日本人グループが多いわけでもなかったように思う.綺麗な街だった.ちょっと哀しいくらいに,観光の街だった.
今回はほとんど日記なるものを書かなかった.しかも出発前の予定と異なるスケジュールが多かった.600枚程度の写真を見ながら,印象深かったことを思い出しつつ記すことにする.
高山病とインカトレッキング,出発前はそればかりを気にしていた.準備をしていったし,結果的には大丈夫だった.風邪をひいたり,他にもいろいろ別の面で大丈夫じゃなかったけど….
海外旅行のなかで「いつかきっと…」と思っていたペルー.思いは叶った.4月8日にこんなことを書いた.
このスタイルの旅が2回目ということもあってか,最初から最後まで気持ちがムリすることはなく,リラックスしていた.頑張らなかった. その分,他のメンバーのことを深く知ろうという努力は少なくなってしまったかもしれない.自然に接している中の,自然な会話はもちろんしたが,仕事とか家族の話はほとんどしなかった.その点は8月に行った現地発着ツアーのときと同じ感じがする.今いる場所を楽しむのみ!!というスタイル.自分の中では,その場その場を楽しむことが旅として自然なのだ.置いてきた仕事や置いてきた人間関係は,そのまま置いておく. でも今回のように元々の知り合いが多い場合,人間関係はそのまま持っていくわけで,そのバランスはちょっと気にしたが….
一人旅を経験したあとだからか,グループ旅行,しかも日本人だけ,ということを新鮮に感じた.しかしもし,もう一度ペルーに行くならば,もっと少人数(1,2人)で静かにじっくり回りたい.もっともっと空気に浸っていたかった.もっとゆっくりしたかった.
振り返れば返るほど,思うのはやはり,ゆっくりしたかったということ.時間が欲しかった.ボーっとする時間,たたずむ時間が欲しかったということ.トレッキング中はいいとして,シティツアーやクスコ観光などはもっともっと時間が欲しかった. こうして考えると,1人旅というスタイルは自分のペースで進めるので,自分の今の気持ちには合っているような気もする.やっぱり後からジワジワ来るなぁ,一人旅に対する感覚は.
せっかくだから,今回のこの旅でできた人間関係を大事にしたい.すると,次にまた同じスタイルの旅をするには,間を空けたほうがいいかもしれない.確か前回メキシコに行ったあともそんなふうに思って,それで1年以上の間を空けたような気もする.
こんなふうにして,また次の旅を考える.
次は夏かな…と思うが,実は夏休み(お盆休み)なんてものは会社にない.有給休暇を取らない限りはカレンダー通りなのだ.しかも8月は出張の予定が入っている.悩ましい. 夏のことは,そろそろ本気で予定を立てないと,思い通りにいかないことが増えてくるだろう.8月か9月か,具体的にはまだ考えていないが,屋久島に惹かれている.沖縄にも惹かれている.海外でダイビングのライセンスを取るってのもいいなぁ.
自分の行動が時に突発的なことは自覚しているので,何とも言えない.でも,気持ちが向くのは相変わらず,自然や遺跡.さて,どうしようかな.
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