集合時間になり,みんなで車に乗り込み,シティツアー開始.美術館を2つ回る.
1つめは閉館間際.改宗の話を聞きながら,キリスト画に描かれたインカの思いを見る.背景をよく知らないせいか,英語を難しく感じた. 2つめはクスコの歴史について.昔の街の様子や,土器,矢じりなど,ナスカ展で少し見ていたから,わりとわかる.でも,どちらももっとゆっくり見たかった.もう少し,浸りたかった.
セクシーウーマンじゃなくてサクサワイマン.でも,こっちの地名は難しく,そう覚えたほうが本当の名前も覚えられる.Winaywaynaはいつまでたってもワニャワニャとしか覚えられなかったけど….
クスコの街がピューマの形をしていて,その頭に位置する.コンドル,ピューマ,スネーク.その中で現世を表わすピューマである.
ここまででシティツアーはおしまい.カルロスの役目も終わりである. 事前にメンバーが,クスコでは伸縮できる登山ストックが売っていないので,カルロスが欲しがっているという情報を得ていた.そこで,自分のをあげてもいいよってメンバーがいて,みんなのサイン入りでプレゼントすることにしたのだ.使い方わかったかなぁ.
夜は最後のパーティ.それまで少し時間があったので,街で買い物をする.そこで,初めて,指輪なんてものを買ってしまった!!
指輪なんて,買ったこともなければ,もらったこともない.あげたこともない.いや唯一もらったのは小学生のときの七夕祭りで,おばあちゃんに買ってもらったオモチャの指輪.それだけだ.
デザインは,コンドル・ピューマ・スネーク.男モノだけど,隣で男性が選んでいるのを眺めていたら,わたしが欲しくなってしまったのだ.
自分で自分に買った…ということの寂しさや切なさに目をつぶれば,今回でかなり印象深い買い物である.
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