今回の旅はリピーターが多かった.「地球探険隊 大人の修学旅行」は年に数回開催されている.そして過去にトータル何回開催されているのかわからない.その経験者が多かったのだ.土地やメンバーは違えど,日本人が現地発着ツアーに乗り込むスタイルは同じである. このスタイルの旅が初めてなのが2人だけ…ということは,10人は経験者だったということになる.
そのため,誰の知り合い,という繋がりを辿っていくと,けっこうな人数が繋がった.実際に相関図を書いてみている人もいたが,意外に知り合いの知り合いが多くて,妙な親近感を覚えた. 実際に会ったことはなくても,友達の友達は友達,という感覚.
思えば,前回メキシコに行ってから,どんどん新しい人と出会うようになり,初対面の人と遊んだり飲んだりする機会が増えた.今回のペルーもその延長のように感じたせいか,特に緊張することもなく,気張ることもなく,自分は自分らしくいればいい,と最初から思っていた. この"友達の友達は友達"という感覚,知らない人と一緒に遊ぶことに対する慣れ…,人見知りな自分からの大きな成長を勝手に感じ,だいぶ早いうちから,今回の旅は心地よいと思っていた.
単純に,全員と100%心地良い関係だった とは思っていない.他人の話を聞かない人や,言われたことをすぐ行動に移さない人も多い.根本的に自分と違う人は,当然のことながらたくさんいる. ただ,人間性の違いがあって,それを個性として容認できる関係だった.そういう意味で,もちろんメンバーに恵まれていたと思う.
わたしは他人と違うことを良しとする傾向が強いので,そういった違いにはよっぽどじゃないかぎり,目くじら立てない.言い方を変えると「どうでもいい」類のことが多いので,いろんな人がいてオモシロイと感じていられるのだろう.その点,団体行動にも向いた性格かもしれない. これがO型ゆえの性格なのか,動物占いでゾウだからか,わからない.でも私の性格の中で便利なところだと思う.
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