朝の散歩をするような場所もないので,少し写真を撮って,片付けて,8:00に出発.途中で何度もビューポイントで写真タイム. なんか眠くて,バンでよく寝た.いちばん前の真ん中だったので申し訳ないと思いつつも,やっぱり会話はない.そしたら途中で席替えされた.どうも私が旦那の隣に座ると,すぐに交替したいって言い出す奥さんがいるのだ.これで3回目? 別に何もしないってば….
リアルカウボーイ(?)のところで昼食.昔っぽい雰囲気がよろしい.そして子供がかわいい.
モニュメントバレーに到着.お城みたいに岩がそびえ立っているのがカッコいい.今までのところみたいに,雑然としたところにあるんじゃなくて,草原にそびえている.威風堂々.
そこでジープツアー.ナバホ族が昔住んでいたところや,壁画をジープで案内してもらう.ナバホ族はメキシコの原住民と近いのかな.体型や顔立ちが似ている.
彼らが,太さ15cmほどの丸太を立てて足場にし,ほぼ垂直な岩をよじ登る.誰もついていかない.最初にメリッサが行く.えぇ行くのぉ!?? みたいに皆が引いてる.でも上では冗談の顏ではなく,行こうよという顏のナバホのガイドさん. よし! このくらい登れる! と思い,私もよじ登ろうとするが,登れない.あがいていたら,手を踏み台にさせてくれて,登らせてくれた.それから結局 半分くらいの人が登って,上からの景色を楽しんだ.
もう一回,ちょっと急なところ.そこは全員登った.今度はこの上,その頭上にある橋のようになっている岩だ.そこもメリッサが最初に行き,私も行きたいって付いて行った.そこへ行く道の段差は首の高さくらい? ちょっと助けてもらって頑張ってよじ登る.やっぱりさっきの急なところに登った人々は登る.また上からの景色を楽しみ,窪地に溜っている水で遊んだり.
それからナバホ族が住んでいたという場所の壁画やレンガの家などを見る.こんな広いところでは,穴がいちばん涼しいんだろうな.
高い岩に囲まれたところで笛と太鼓の演奏をしてくれた.音がうまい具合に響くというか,その響きを利用して音楽にしているというか,反響音が裏打ちになっていて,心地よいリズム.心に響く,響きだった. それだけに,最後にあげたチップが少なかったかな,というのが心配.やっぱりチップの感覚がわからんす.
強烈な風を受けて走るジープのツアー.終わる頃に雨が降り出した.タイミング良し.そして止んでから虹が見え,写真を撮るためにストップしてくれというリクエストがあって停車.おかげでいい写真が撮れた.
そしてキャンプ場に着く.すぐにテントを張って20分後に料理スタート.今日は当番だが,ルシアーノたちが得意のパスタを作ってくれるらしい.イタリア本場の味だ. このキャンプ場はシャワーが21:30までなので,みんなシャワーに行ってしまい,料理の準備には誰も時間通りに来ない.しばらくして来て,たまねぎのみじん切りをしたところでシャワーから帰って来た人と交替で,シャワーに行かせてもらった.
戻って来たら出来ていた.ものすごくおいしかったのだが,途中経過を見られなかったのが残念.奥さんの出身地のパスタらしい.英語が話せないという彼女も,ナンバーワン,ベスト,って言って教えてくれた.ごちそうさまでした.
近くに日本人のキャンパーがいたので,話しに行く.今はカリフォルニアに住んでいるらしい.そして2年前くらいに急にアウトドアに目覚め,休暇には国立公園を廻ったりしているらしい.かっこいいなー.
明日は Sunriseを見たい.早く寝ようと思っていたけど,もうすぐ24時.
Sunriseを見ようと5時に起きる.しかし,Sunrise がよく見えるという山の上へ行くトレイルの場所がわからず,とりあえず太陽の出そうな方向に向かって道路を歩く.でもビューポイントっぽいところはない. とりあえず高台から見ようと思って探していたら,同じく Sunrise を見に来たマリアと遭遇.彼女はトレッキングやSunriseが大好き.サバサバしてて好きだ.そんな彼女と2人で Sunrise が見えそうなところを探し,道路脇の高台になっているところに登り,Sunrise を見つめる.
モニュメントバレーの朝焼けは,城の目覚めのようでカッコよかった.
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